いつから食べることができるの?
家の子たち(4歳・6歳・9歳)はお餅が大好きです!
お餅があるとすぐに食べるー!と大騒ぎするほどです(笑)
いつ頃からお餅をあげるようになったかな~?と考えると我が家では3歳前後だった記憶があります。
とくに、お正月はお雑煮やきなこもちなどにして食べるという方が多いでしょう。
子供が大好きなお餅、いつ頃からあげるのがベストなのでしょうか。
今回はお餅について
- いつからお餅が食べられるのか
- お餅を食べても大丈夫な目安
- お餅を食べさせる時の注意点
- まだお餅を食べられない赤ちゃんのためのレシピ
についてまとめてみましたよ♪
赤ちゃんはお餅をいつから食べられる?
きちんと自分でしっかり噛めるようになって、飲み込む力のついたころ大体3歳前後がお餅デビューの時期と言えます。
噛んだり飲み込んだりする練習をしている段階の、離乳食を食べている赤ちゃんには食べさせない方がいいでしょう。
3歳になっていても丸飲みの癖がある子、しっかり噛めない子には、お餅を控えたほうがよいかもしれませんね。
ちゃんと自分の力で咀嚼できないとのどに詰まったり、張り付いてしまう原因になってしまいます。
うちの子が通っていた保育園では2歳児さんにでも小さく細かくしたお餅を与えていました。
ちゃんと先生が付き添ってカミカミできているかを確認していたようです。
そのくらいでも食べられるのかもしれませんが、お餅を小さく切った上で、きちんと見守っていなければなりませんね。
お餅の事故って小さいお子さんでは常にある事なんですよ。
お餅を与えるときには十分注意をしてあげて下さいね。
3歳前後と言ってもやはり個人差が大きいですので、次の章でお餅を食べても大丈夫な目安を詳しく説明していきますね。
[adsense]
お餅を食べても大丈夫な目安は?
3歳前後と言っても個人差があります。
乳歯が生えそろって上手に噛めるようになるのが目安になります。
個人差はあるものの、乳歯20本全てが生えそろうのは3歳頃です。
乳歯が生えそろって、「ちゃんとカミカミ・ゴックンしてね」と声掛けをして理解できるようなら与えてもいいかもしれません。
1歳であげても大丈夫だったよ!という方もいらっしゃいます。
しかし、個人差があるのでその辺りは自己責任でとしか言いようがありません。
お餅は細かくしても粘り気があります。
1歳のお祝い!一升餅についてはこちら!
子供にお餅を食べさせる時の注意点は?
子供にお餅を安全に食べさせるポイントは以下です。
- 小さく切って食べやすい大きさにする1)
- 急いで飲み込まずゆっくり噛んでから飲み込む1)
- 水分と一緒に食べる
- 餅アレルギーに注意!
- 歯の生え変わりの時期にも注意!
では、それぞれについて説明していきますね。
小さく切って食べやすい大きさに切る
年齢に関係なく餅は詰めやすい食材ですが、とくに小さなお子さんやお年寄りが食べる場合は、噛む力や年齢に合わせて小さく切って食べなければなりません。
1歳で食べさせた経験があるという方の中には、米粒大にして食べさせた方もいらっしゃいます。
それくらい気をつけて食べさせてあげなければならない食材です。
母子手帳によると、トイレットペーパーの芯(直径39mm)を通らないものは危険だと書かれています。
しかし、お餅の場合は、粘りがあり、喉に張り付きやすくなっています。
私の場合、子供が3歳以上でも、2cmより大きいサイズにならないように切って食べさせていました。
3歳以上になっても、油断せずに小さく切って食べさせてあげてくださいね。
急いで飲み込まずゆっくり噛んでから飲み込む
小さなお子さんだと、急いで食べるということはあまりないかもしれませんが、お餅に限らず、急に怒られたりしてびっくりした時に飲み込んでしまって窒息するという事故も起こっています。
お子さんが口にお餅をいれたまま、立ち上がって遊んでいたりするのを危ない!と思って大声で叱ってしまうこともあるかもしれませんが、そんな時には静かに声をかけてあげましょう。
水分と一緒に食べる
お餅はのどに詰まりやすい食材です。
常に喉を湿らせてすべりやすくしておくと、つまりにくくなります。
餅アレルギーに注意!
お餅がアレルギー食材であるのはご存知でしょうか?
あまり知られていませんが、お餅にもアレルギーがあるのです。
米アレルギーは、比較的よく知られていますね。
お米の中の澱粉成分には、アミロースとアミロペクチンの2種類があります。
そのうち、アミロペクチンがアレルゲンなのです。
私たちが普段食べているうるち米の成分には、アミロースとアミロペクチンが含まれています。1)
このアミロペクチンに反応して、米アレルギーになる方がいらっしゃいます。
そして、もち米の成分はなんと、この澱粉成分がアミロペクチンのみで構成されているのです。
このことから、普段は米アレルギーが出ない方でも、大量のアミロペクチンを摂ることでアレルギーを起こしてしまう場合があります。
また、はじめてお餅を食べる場合には、口のまわりが赤くなったり、かゆみ・じんましんが出ていないかなど気にかけてあげてくださいね。
歯の生え変わり時期にも注意!
大きくなっていても、歯が生え変わる時期で歯がない子も注意が必要です。
よく噛むように声掛けをしましょう。
いつからシリーズ食べ物編!こちらの記事もどうぞ♪
お餅を食べられない赤ちゃんのためのレシピ!
少しでもお餅の雰囲気を味わわせてあげたい!
そんな時は五平餅や、いも餅はどうでしょうか?
では、それぞれのレシピ動画を紹介しますね。
五平餅のレシピ
お米で作るのでお餅特有の粘りがありませんが、お餅の雰囲気を味わうにはぴったりです。
チーズいも餅のレシピ
じゃがいもで作るもっちりおやつです。
じゃがいもの生地なので、お餅ほどの粘りはありません。
1歳前後の赤ちゃんでも安心して食べられますよ。
もちろん、チーズ抜きで醤油味にしたりアレンジも自在です。
また、韓国食材のトッポギもうるち米の米粉からできているので、トッポギを使ってきなこもち風などにするのもオススメですよ。
ぜひ試して見てくださいね。
いつからシリーズ!生活編はこちら
参考
1)東京消防庁HP
2)高機能性を有した次世代の主食の開発 P.6
まとめ
今回の内容をまとめます。
- お餅は大体3歳前後から
- しっかりカミカミ・ゴックンができるようになるのが目安
- 乳歯が生えそろった時期頃から食べさせるとよい
- 水分と一緒に食べる
- お餅を食べるときには常にそばにいるように
- 餅アレルギーに注意
- 歯の生え変わりの時期の大きくなった子にも注意を
- まだお餅を食べられないお子さんには五平餅やいも餅がオススメ!
初めての食材を初めて与えるときってどうしていいのか分からないものですよね。
私も手探りでやってきました。
今もそうですが(笑)
お餅をはじめて食べさせる時には、十分な注意をしてあげてくださいね。