3歳になった長男と一緒に歯磨きをしていると、「お母さんみたいにあわあわで歯磨きしたい」と言いだしました。
歯磨き粉っていつから子どもに使えるの?と思い調べてみました。
子供の歯磨き粉、いつから使えるの?
目安はうがいができるようになったら
生後6カ月を過ぎる頃から歯がはえ始めます。最初のうちは離乳食後に濡らしたガーゼなどで汚れをふき取ります。
上下の乳前歯がはえてきたら歯ブラシを使っての歯磨きがスタートします。歯ブラシに慣れてもらうことが大切な時期です。歯ブラシを使って、さっと軽くこすりましょう。
奥歯がはえたら子どもに歯ブラシを渡して歯磨きの練習を始めます。仕上げ磨きを忘れずに。
1歳後半から2歳にかけて少しずつうがいの練習を始めましょう。同時に歯磨き時に飲み込んでいたつばを吐きだすように教えるといいそうです。
うがいが出来るようになって歯磨き粉を嫌がらなければ、子ども用の歯磨き粉を使用してみましょう。歯磨き粉を使うことで歯垢(プラーク)の除去はもちろん、歯に歯垢がつきにくくなったり、歯の着色汚れ(ステイン)を取り除き、さらには口臭の除去・予防ができます。
子供の歯磨き粉、どんな種類がある?
2種類あります
☆透明のジェルタイプ
どちらを使っても大丈夫です。
お子さんの好みに合わせてあげるといいですね。
ここでひとつポイント。
虫歯予防を考えてフッ素が配合されている歯磨き粉を選ぶのがおすすめです。メーカーによっては配合されていないものもあるので、成分を確認して購入しましょう。
子供の歯磨き粉を選ぶポイントは?注意することはある?
☆研磨剤がたくさん入っているものは避けましょう
☆泡立ちの良いものは避けましょう
子供の歯は柔らかい上に、傷つきやすいものです。また、うがいが上手になるまでは歯磨き粉を誤飲する可能性もあります。発泡剤や研磨剤が少ないものを選ぶと安心ですね。
泡立ちが良いものは口の中がすぐにあわあわした状態になってしまうので不向きです。泡立っていると歯を磨けている気分になってしまい、歯磨きタイムが短くなったり、すぐに歯磨き粉を口から出してしまったりと効果が薄れてしまいます。
ここでさらにポイント。
歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉をつけると泡立ちが良くなるので、歯磨き前に歯ブラシを水に濡らすのではなく、水で口を軽くゆすぐといいそうです。
また、歯磨き粉だけではなく、
・1本ずつ丁寧に歯を磨く
・毛先がひらいた歯ブラシはすぐに交換する
といった心配りで歯磨き粉の効果がさらにアップします。
子供に大人用の歯磨き粉を使ってもいいの?
子供用のものを使用しましょう!!
永久歯が生えるまでは子供用の歯磨き粉を使用しましょう。
大人用のものは子供用に比べて発泡剤や研磨剤が多く含まれています。大人になるにつれて嗜好品を摂取する量が多くなるためです。
また、爽快感を得るためにミントが配合されているものが多く、子供には不向きです。
子供用は虫歯予防を主な目的としていますが、大人用はさらに歯ぐきの病気を予防する成分も含まれているのも違う点です。
子供用の歯磨き粉はモチベーションを高めるように好きな味や香りがついているので、歯磨きタイムを楽しむためにも子供用の歯磨き粉を選んで正しく使用しましょう。
ここでポイント。
子供用の歯磨き粉でもつけ過ぎには注意が必要、たっぷりつけると泡立ちすぎます。
子供用の歯ブラシの1/3程度の量で十分効果が得られるので、少量の歯磨き粉をつけた歯ブラシでやさしく歯を磨くことを教えてあげましょう。
最後に
さっそく我が家でも長男に合う歯磨き粉を探して、一緒に歯磨きタイムを楽しみたいと思います。
ただ、虫歯予防には歯磨き粉は有効ですが100パーセント防いでくれるわけではないので、今まで通り食生活に気を配り、定期的にかかりつけの歯医者で検診してもらうつもりです。
歯磨き粉を上手く利用して、お子さんの歯を守っていきましょうね。
あんつぶ