最近は赤ちゃん用シャンプーが多く売られており、それを赤ちゃんに使っているママも多いのではないでしょうか?
しかし、赤ちゃんの成長とともに、大人用のシャンプーが使えると便利だと考えているママも増えるようです。
そろそろ大人用のシャンプーが使えると便利だと思いはじめているんですが・・・
赤ちゃんに大人用のシャンプーを使っても大丈夫なのかしら?
赤ちゃんの年齢や体質にもよるけれど、大人と同じシャンプーを使うことは可能だわよ。
そうなのね。
いつぐらいから大丈夫かしら?
親子で使えるシャンプーのオススメも知りたいわ!
赤ちゃんなんだから、赤ちゃん用のシャンプーを使う。
実際、「赤ちゃん用」をうたった商品も多く出回り、なんの疑問もなく購入しちゃってた方も多いですよね。
ですが、赤ちゃんの髪質によってはきしみはじめることも・・・。
それに、大人用といつまでも別々に購入するのも、なんだか面倒な気がしている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、赤ちゃんのシャンプーに関して、
- いつから大人用のシャンプーを使えるのか
- 大人用シャンプーを使う時の注意点
- ママと一緒に使えるオススメのシャンプー
について紹介します。
赤ちゃんのシャンプーって大人用はいつから使えるの?
2歳ぐらいから大人のシャンプーに切りかえたママが多いみたいです。
実際、まわりのママ友たちからも、「2歳くらいから大人と同じものを使っている」との声を聞きます。
ちなみに、私の娘には、2歳半から大人用を使いはじめました。
髪の毛が長くなってきて、赤ちゃん用ではかなりきしむようになったからです。
個人差はありますが、基本的に赤ちゃんの肌はデリケート。
ちょっとしたことで肌荒れをおこしてしまうことも。
肌荒れやアトピー、皮膚炎などが心配なら、使用を控えるようにしてくださいね。
うちの長男の大人用ボディーソープは1歳から、シャンプーは2歳ぐらいでしたね。
シャンプーは目がしみるので、自分できちんと目をつむれるようになってからにしましたよ。
うちの子は10歳ですが肌が弱いのでベビー用を使っています。
シャンプーも幼児用を使っていますよ。
残念ながら、「何歳から大人用のシャンプーを使用しても大丈夫!」
こんな明確な答えはありません。
そのため、自分の赤ちゃんの体質などを見極めることが大切です。
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それでは次に、赤ちゃんが大人用のシャンプーを使う際の注意点を紹介します。
赤ちゃんに大人用のシャンプーを使う際の注意点!
注意したい点として、
- 刺激の強い成分は避ける
- 薄めて使う
- しっかり洗い流す
があります。
それでは、それぞれくわしく説明します。
刺激の強い成分は避ける
シャンプーを選ぶ際に大事なのは、洗浄成分です。
パッケージに出ているキーワードに惑わされず、裏面の成分を確認して購入しましょう。
大人用のシャンプーの多くに、ラウリル硫酸ナトリウムなど、刺激の強い成分が含まれています。
これは商品の裏面に、配合量の多い順に成分が記載されていますので、チェックしてみてください。
「安くて、種類も豊富で、どこでも買える!」・・・
こういったシャンプーには、界面活性剤に石油由来のものが多く使われています。
【硫酸系成分】
- ラウレス硫酸ナトリウム
- ラウリル硫酸ナトリウム
- スルホン酸
硫酸系成分は、車の油落としや台所用洗剤などにも使われるくらい、強力に油分を取り去ってしまいます。
ですから、皮膚への刺激もかなり強いのがわかりますね。
赤ちゃんや子供の頭皮は未熟で、バリア機能が整っていないため、このように刺激が強いものに敏感に反応します。
同様、大人も年齢を重ねると、頭皮バリア機能が低下して、子供と同じように頭皮が敏感になるのです。
(三十路をすぎた私もリアルに実感しています!)
よくいう敏感肌とは、肌のバリア機能が低く、外からの刺激が入り込みやすい肌のこと。
ですから、肌が敏感な赤ちゃんや子供には、この硫酸系シャンプーは避けましょう!
薄めて使いましょう!
低刺激の大人用シャンプーを使っていても、どうしても刺激が気になるなら薄めて使うのもいいですよ。
薄めて使うと経済的で一石二鳥です!(笑)
しっかり洗い流しましょう!
基本的なことですが、シャンプーをしたらしっかりと洗い流しましょう。
シャンプーが残っていると、それが原因で肌荒れやトラブルの原因となってしまいますよ。
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赤ちゃんや子供に使って安心な製品は?
その製品とは、
- アミノ酸系
- ノンシリコン
といった製品です。
これらは「硫酸系シャンプーではない!」ということをうたっています。
シリコン自体は本来無害ですが、硫酸系の使用感の悪さをシリコンに頼っているんですよね。
シャンプーの場合、シリコンはコンディショニング成分として入っていますので、主成分がよければ、シリコンに頼らなくてもよいのです。
市販されているアミノ酸シャンプーは、
- アミノ酸シャンプー
- アミノ酸配合シャンプー
にわけられます。
この2つの大きな違いは、洗浄剤の種類とその配合です。
- アミノ酸シャンプー→アミノ酸系洗浄成分を主成分として使用している
- アミノ酸配合シャンプー→洗浄力の強い合成界面活性剤や石けんなどを主成分とし、アミノ酸系洗浄成分を少量加えたもの
以上のように、「アミノ酸シャンプー」とは、アミノ酸系洗浄成分を主成分としているものですから、「アミノ酸配合シャンプー」と異なることに注意してください。
でも・・・
なんだか見分けるのがむずかしそう。
大丈夫よ。
アミノ酸シャンプーか見分けるには、表示成分をチェックすればいいのよ。
成分は、配合量が多いものを上から順に表示してあります。
表示成分の最初の方に、下記のアミノ酸系洗浄成分が確認できれば、「アミノ酸シャンプー」となりますよ。
- メチルアラニン系(ラウロイルメチルアラニンNaなど)
- ココイル系(ココイルグルタミン酸Na・ココイルメチルアラニンNaなど)
- ベタイン系(コカミドプロピルベタインなど)
水の次の5つぐらいの成分に、「ココイル○○○」や「ラウロイル○○○」という表記があるかチェックしてください。
これらの成分が確認できれば、「アミノ酸シャンプー」といえますよ。
なるほど。
このくらいなら頑張れば覚えられそうです。
アミノ酸系シャンプーは、硫酸系に比べると低刺激ではありますが、その分洗浄力が落ちます。
しかし、洗顔もそうですが、洗いすぎると保護する皮脂まで取り除いてしまうことに。
一般に売られているアミノ酸シャンプーで十分洗浄できますよ。
赤ちゃんにもママにもオススメなシャンプー3点!
あるわよ。
それでは、オススメのシャンプーを3点紹介するわね。
ファンケル アミノシャンプー
無添加のノンシリコンシャンプー。
豊かな泡立ちで髪への負担もなく、やさしく洗いあげてくれます。
ジュレーム シャンプー
ノンシリコンシャンプー。
髪と地肌をいたわりながら、しっとりしなやかな髪にみちびいてくれます。
カウブランド無添加シャンプー
カウブランド 無添加 シャンプー さらさら ポンプ付 500ml
地肌に刺激を感じず、泡も細かくてやわらかく、洗い流す時も指通りなめらか。
着色料・香料、パラペンなどの防腐剤や品質安定剤無添加。
また、アレルギーテスト済みです。
まとめ
- 赤ちゃんが大人用のシャンプーを使えるようになるのは、だいたい2歳ぐらいである。
- 個人差はあるので、赤ちゃんの体質を見極めることが大切。
- 肌荒れやアトピー、皮膚炎などが心配なら使用を控える。
- 大人用を使う時は、低刺激のものを薄めて使うとよい。
- 洗ったらきちんと洗い流すこと。
これを調べるまで、パッケージのうたい文句をうのみにし、成分をよくチェックせずに購入していました。
さっそく今日から、親子で使える「アミノ酸シャンプー」に買いかえようと思います。
大事なのは、洗浄成分。
いいモノを選び、安心して赤ちゃんと一緒にシャンプーを使いましょう!