先日、主人と私の間でこのやりとりが行われました。
私は今まで、「おしりをふくためのものを口に使うとかありえない!」と感じていましたが、果たしてほんとにそうなんでしょうか?
そんな私がお送りする内容はこちら!↓
- 「おしりふき」で、赤ちゃんの顔や手や口をふいても大丈夫?(賛成意見と反対意見まとめています!)
- 「おしりふき」と「手口ふき」の成分の違いって何?
- 「パラベンフリー」って本当に安全なの?
- 「フェノキシエタノール」には注意!
実際に私はこれを踏まえて、どうしたかも書いていますので参考になると思います!
ぜひ、最後までお付き合い下さいね♪
赤ちゃんのおしりふきで顔や手や口をふいてもいい?
今回はアンケートを取ってみました。
- 調査地域:全国
- 対象者条件:おしりふきを使用したことのある方
- 調査手法:インターネット調査(ランサーズ)
- 調査日:2018年9月
- 有効回答数:30名
Q1.おしりふきで口は拭いていますか?
- ふいている・・・18名
- ふいていない・・・12名
ふいている人の方が多いようです。
Q2.おしりふきでふかない方の意見
- おしりふきだと誤飲したときに危ない成分が含まれてる可能性があるから
- おしりふきはメーカーによっては、赤ちゃんに有害な物質も含まれているので
- 手口ふきだとデリケートな口元にも対応しているから
- おしりをふくものなので、抵抗がある
- うんちの菌が付いていそうな気がする
- おしりと書いている商品を口に使いたくない
- 口をふかないものというイメージが付いているから
- 本来の使用用途とは違うから
Q3.おしりふきでふいている方の意見
- ウエットティッシュがなかったときに
- 成分的に手口ふきと変わらないから
- ノンアルコールのものだから安全そう
- 手口ふきとおしりふきの2つもちは重たい
- コストがかかるから
- 面倒くさいので
- 厚手で丈夫だから
それぞれ意見がありますね。
どちらも親の気持ちになると納得できる内容です。
では、私の妹に聞いた情報を次にまとめてみました。
専門の勉強をした人の意見
大学と大学院で化学の勉強をしており、今も赤ちゃん向けの商品を作る会社の研究職をしていますので、信用してもらっていいと思います。
- 有害だと言われている物質は原液なら有害だが、1%くらいしか有害物質が入っていない商品もある。(例:99%水でできていると謳っている商品)
- 1%くらいの有害物質なら人間の体に有害では無いし、口に入れてしまっても唾液や飲み物、食べ物で十分薄まるレベルだ。
- おしりふきに含まれている物質が有害だと言われているサイトを見ると「SDSからの引用」が多く、実際に使っている商品にはそんなに濃い濃度の物質は入っていない。(※SDSは「試薬や原料そのものの注意事項のこと)
- 赤ちゃんが使うものだから、メーカー側も有害物質のグレードの低い原料を使っていると思われる。(※これは公式情報でないので、そう信じて使うしか無い)
作る側も色々と考えているんですね。
では、アンケートに戻りますね。
Q4.おしりふきと手口ふきどちらも用意している?
- 用意している・・・15名
- 用意していない・・・15名
意見は半々に分かれました。
用意している方の中には、用途によって厚さを変えている方もいらっしゃいました。
用意していない方の中にも、おしりふきは使わないけれど、ガーゼやティッシュでふいている方もいらっしゃいましたよ。
Q5.余ったおしりふきや手口ふきの別の用途は?
- 物をふく用
- よだれが付いたおもちゃをふく
- 外出先のトイレの便座をふく用
- 机をふく
- 床磨き
- ガスコンロをふく
- ペットに使う
- 洋服が汚れた時にふくため
- おもちゃがないときに赤ちゃんのおもちゃがわりにする
- 水で流せるおしりふきは、トイレ掃除に
- 水で流せるおしりふきは、親もトイレで使う
みなさん、色んな使い方をされていますね。
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おしりふきと手口ふきの違いって?成分はどう?
「おしりふき」と「手口ふき」の成分の違い
ここでは私のオススメな「赤ちゃん本舗」の「水99%Super新生児からのおしりふき」と「水99%Super手口まわりウェットティッシュ」を例に挙げて書いていきますね。
- 「新生児からのおしりふき」の成分
水、ヒアルロン酸Na、乳酸Na、PCA-Na、PEG-60水添ヒマシ油、メチルパラベン、エチルパラベン、セチルピリジニウムクロリド
- 「手口まわりウエットティッシュ」の成分
水、ヒアルロン酸Na、乳酸Na、PCA-Na、PEG-60水添ヒマシ油、メチルパラベン、エチルパラベン、セチルピリジニウムクロリド
成分は同じものが使われているんです!
メーカーによっても異なると思いますが、実際にお気に入りの「おしりふき」と「手口ふき」を見比べてくださいね♪
このことから、「おしりふき」を顔や手や口にも使ってもよさそうですよね~!
ただ、私が試しにおしりふきを口の中に入れてみたところ、少し苦い味がしました。
手口ふきでは試したことがありませんが、使うなら唇は避けたほうがいいのかしれないですね。
パラベンフリーって本当に安全なの?
上で挙げたおすすめのおしりふきの成分の中には「メチルパラベン」「エチルパラベン」という「パラベン」が含まれています。
最近おしりふきでも見かける「パラベンフリー」。
「パラベン」は含まれていませんよ!という意味なんですが、これってホントに安全なんでしょうか?
上の説明だけを見ていると「おしりふき」や「手口ふき」は赤ちゃん用なら、何でも安全なんじゃないかと思っている方もいらっしゃると思います。
一見、赤ちゃんの体にもよさそうですが、実際は「パラベンフリー」はよくないんです!
何故かというと、
「パラベンフリー」にすることでもっと体に悪い物質を使うことになっているんです!
こわいですよね。
一見、体に良さそうに見える商品もその代わりに同じようなものが入っているんです!
その「パラベン」の代わりに入っている物質の代表的なものは「フェノキシエタノール」です。
これを使うことにより、「パラベン」と同じ防腐力を出すために倍以上の有害物質を入れないといけなくなっているのです。
「おしりふき」の場合では無いですが、「パラベン」なら0.0数%だけしか入れなくていいものを「フェノキシエタノール」なら1%程度入れないとダメなケースもあるそうです。
「パラベン」はアレルギーのある人以外は、特に気にしなくてもいいようです。
「パラベン」以外にも、「防腐剤フリー」と書かれている商品も注意をしてみてください。
妹情報によると、防腐剤フリーは有名な防腐剤を抜いてるだけで、違う物質で防腐効果を付与してるだけらしいのです。
「菌への効果は十分にある=細胞への効果も無いわけではない」とかいう考え方もあるみたいですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のまとめをしますね!
- 「おしりふき」と「手口ふき」を分けて使うかどうかについて賛否両論ある。
- 「おしりふき」と「手口ふき」の成分は同じものが使われているメーカーが多い。
- 「パラベンフリー」の商品や「フェノキシエタノール」の含まれている商品はオススメでない。
- 生後半年まで「おしりふき」と「手口ふき」は分けて使っていた。(※以後は「おしりふき」のみにしている。)
- 「パラベンフリー」の商品は極力買わない。
- 手や口や顔などに「おしりふき」を外で使うのが抵抗があったので、ケースに入れて使っていた。
なかなか、専門知識の分野になるとどうしたら良いのか分からないところがたくさんあります。
この記事を通して、「おしりふき」の使い方について悩んでいるママやパパの手助けが出来ればいいと思います。