やっぱり?
でも、ムリやり起こすのもかわいそうで…。
私の子供も、とてもよく寝る子でした。
起こすのが可哀想な気持ちはよくわかります。
しかし、お昼寝を沢山した夜は、やはりなかなか寝付けずにぐずっていました。
夜遅く寝ると朝はもちろん遅くなり、10時に起きるなんてことも。
うまく寝付けずぐずる娘を見て、なんだか逆に可哀想に思えてきたのです。
そして、
「寝たいだけ寝させていることが、はたして娘のためにいいのだろうか?」
と疑問を持つように。
そこで、
- いつから起こすべきか
- 起こす時間
- 起こし方
- 昼寝の場合
- 生活リズムを作るタイムスケジュール
など、2人の子供の子育てをしている、私の経験もまじえながらお話していきたいと思います。
きっと同じように悩んでいるママも多いのではないでしょうか?
必ず役に立つと思うので、ぜひ目を通してみてくださいね。
赤ちゃんを朝起こすならいつごろから?
赤ちゃんを朝起こすのは、生後3か月頃からスタートするのがよいでしょう!
新生児のうちは体や脳が急激に成長している段階なので、好きなだけ寝かせてあげてください。
寝ている間、成長に必要なホルモンが大量に分泌されているのです。
新生児は、平均16~18時間寝ているといわれています。
沢山寝ていても、昼夜の区別がついていないので夜中に起きて号泣することも多々あるでしょう。
お母さんはツライ時期ですね。
ですが、生後3か月もすれば徐々に昼夜の区別が出来てきます。
ただ、睡眠には個人差があり、日中の活動の仕方によっても変化します。
生後3か月だと、ムリやり起こしたり寝かせたりするのは少し酷かもしれません。
強制せず、あくまでも促す程度にしておきましょう。
6か月を過ぎれば、必要な睡眠時間も短くなってきます。
6か月頃は、夕方に寝なくても大丈夫な時期です。
赤ちゃんに昼と夜の区別がつき始めるメリット
昼と夜の区別がつくことのメリットはたくさんあります。
- 夜間の授乳回数が減る
- お母さんの体の負担が軽減される
- お母さんの心にも余裕がうまれてくる
- 赤ちゃん自身もゆっくり寝られる
このようにもっていくには親の働きかけが重要。
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何時に起こした方がいい?
起こす時間は、遅くても8時までにしましょう!
起こすポイントなのですが、ムリりやり起こすのではなく、赤ちゃんの自然な睡眠リズムを尊重しつつ、徐々に朝起きるように促していくこと!
起こし方
私のオススメな起こし方は、カーテンをあけること!
それでも起きない場合は、オムツを交換することですね!
我が家の場合、娘は太陽の光が効果的でしたが、息子はカーテンをあけてもまだぐっすりでした。
どうしようか悩んだ結果、オムツを交換するとやっと目を開けました。
赤ちゃんに応じた、起きやすい起き方があるんだなと感じました。
助産師さんに聞いた話では、朝にお散歩をするとリズムができやすいそうです。
娘のときはリズムがなかなか整えるのが難しかったのですが、息子は幼稚園の送迎で強制的に朝に散歩をしているからなのか、旅行に行ってリズムが崩れてもすぐに整います。
あと、1人目の子育て中には気が付かなかったことなのですが、昼寝から就寝までの時間に、どれくらい疲れさせるかが重要だと感じています。
夜に授乳なしで自分からすんなり寝付くようになると、徐々に朝までぐっすり寝られるようになりますよ~!
それくらいの時期に私の子供たちは、明るくなると自分から起きてくる生活に変わりました。
私の体験談ですが、卒乳や日中に疲れさせることもポイントかもしれないですね!
すんなり寝てもらうための方法は?
- 公園や児童館で、とにかく体を動かす
- 睡眠の回数を減らす
- 3時以降、眠くなってもなんとしても起こしておく
この3つが効果絶大でした!
タイムスケジュール
おおざっぱにまとめました!
- 0歳6ヶ月以降
息子が0歳の頃は、娘も幼稚園に行っていませんでした。
そのため、以下のような生活をしていました。
お昼寝の回数は多いですが、たいていおんぶされているので、あんまり眠れていなかったと思います。
それと、ほぼ毎日のようにスーパーや水族館、公園に連れて行っていました。
とくに何もさせていなかったんですが、疲れていたんだと思います。
兄弟がいると大変ですが、外出する頻度が増えて、それが子供にもよかったのかもしれないですね。
疲れているせいか、娘のときよりも夜間の授乳回数も少なかったです。
夜泣きもほとんどなかったと思いますよ。
朝も何もせずに起きてきましたし、とっても楽でした。
- 平日
普段、娘が幼稚園に行っている日のタイムスケジュールもまとめてみました。
ほとんど家の中にいる生活ですが、室内で好きなことをさせるだけでも疲れるみたいで、よく寝てくれます。
そして、朝もしっかり自分から起きてくれます。
赤ちゃんの起こし方についてはこちらをどうぞ!→赤ちゃんの起こし方は?授乳のときは起こすべき?
体内時計を整えるために大切なことは?
体内時計を整え、昼と夜の区別をつけさせるために大切な項目を挙げてみました。
- 起床6時~7時
- 着替え、朝ごはん
- 午前中にお散歩
- 決まった時間にお風呂に入れる
- 20時には就寝
起床6時~7時
導入の時は8時までに起こすといった緩いスケジュールでもいいと思いますが、慣れてくると6時~7時には起こしてあげましょう。
実は、朝日を浴びさせるのは子供の生活のリズムを整える上でとっても大切なことなんです!
部屋の構造上、朝日を浴びさせられない部屋で寝ている方は部屋を明るくするだけでも違いますよ!
そうすることで、赤ちゃんもそのうち同じような時間に起きるようになってきます。
着替え・朝ごはん
朝の着替えと朝ごはんは、とても大切です。
1日中パジャマのままでいたりすると、なんとなく切り替えができませんよね。
着替えるとなんだかすっきりしませんか?
子供にも、朝着替えるとすっきりするということを実感させましょう。
また、朝ごはんもしっかり食べさせるといいですね。
まだ小さい赤ちゃんはなかなか食べてくれないこともあるかと思います。
少しでもいいので、果物など赤ちゃんの好きなものをあげてみてください。
- 血の巡りが良くなり、体が温まる。
- 栄養を吸収して、頭がしっかり働きだす。
といったメリットがあります。
また、バラバラでなく家族全員で朝ごはんを食べるのが理想です。
私の場合は、子供たちと私で朝ごはんを食べます。
3人のごはんを用意して、みんなで「いただきまーす!」と手を合わせて一斉に食べ始めます。
食べるのが遅い娘も、スピードアップして食べてくれるようになりました。
午前中のお散歩
午前中のお散歩は、とてもオススメです。
天気や都合などの理由で、どうしても外に遊びに連れて行ってあげられない日もあると思います。
そんな日は、出来るだけ明るい部屋でカーテン全開にして遊んであげましょう!
決まった時間のお風呂に入れる
これは3ヶ月に限らず、沐浴をしている月齢から同じ時間に入浴すると赤ちゃんの生活のリズムが出来ていいと言われています。
はじめは心配なことも多いですが、お父さんの帰りを待つのではなく、お母さんが1人でお風呂に入れてあげると時間も決めやすくていいと思いますよ。
私の場合は、生まれてから今まで、ほとんど1人で子供たちのお風呂を入れています。
子供が小さいときにどうやってお風呂に入ればいいのかなのですが、以下にまとめてみましたよ。
- 1歳未満はベビーベッドなどに放置して、高速で洗うor寝ている間にあらかじめ入っておく
- 1歳からは、体を洗うところに立たせて洗う
子供が泣いても仕方がないと思います。
兄弟がいると、まだハイハイをするまでは下の子が寝ている間に娘とお風呂に入っていました。
お昼間に入る日がほとんどで。
ハイハイをし始めてからは上の子にお世話をお願いして、私が光のような速さで洗い、息子を迎えに行ってお風呂に入っていました。
息子と私が体を拭き終わって服を着替えてから、息子をおんぶして娘の体を洗ったり。
でも、たいてい息子が入浴後は寝てくれていたので、そのまま寝かせて娘と一緒にゆっくり入浴していましたよ。
息子がよく眠ってくれていたのは、この商品を使い始めてからでしたよ。
ジョンソンエンドジョンソンの すやすやタイムローションです。
ぜひ、使ってみてくださいね。
20時には就寝
寝る前は暗くしましょう!
今が夜だということを自然と認識して、睡眠を促します。
寝る前にテレビを見るのも目が冴えるのでNG。
走り回るなど興奮するような遊びもやめた方がいいでしょう。
部屋を薄暗くし、絵本を読んだり子守唄を歌ったりして穏やかに過ごすといいですね。
息子の子守唄は、大きな古時計とブンバボーンでしたよ〜!
1歳を越えてからは、私が寝たふりをし、YouTubeでアニメのオルゴールの曲をならしています。
昼寝も起こしたほうがいい?
お昼寝して、放っておいたら全然起きない時ってありますよね。
夜にぐっすり寝てもらう為には、時間を決めて寝かせましょう。
普段はこれくらいの時間で起こしてあげましょう。
しかし、お出かけして時間がずれた場合は、臨機応変に。
そんな時でも、17時以降も寝続ける場合は出来るだけ起こしてあげてくださいね。
ただ・・・
- いつもよりたくさん遊んだり見知らぬ場所に行ったりして疲れていそうな時
- 体調が悪い時
- どうしても起きない時
こんな時は、ムリに起こさなくてもいいと思います。
赤ちゃんに睡眠が必要な状態です。
夕方に10分寝かせてしまうと、夜は1時間遅くに寝るようになるといわれているそうです。
では、次に赤ちゃんを起こすタイミングについて書いていきますね。
起こすタイミングは?
起こすタイミングでオススメなのは、動き出した時!
このときに起こしてあげると、赤ちゃんの睡眠リズムを崩すことなく起こしてあげられますよ!
赤ちゃんの朝寝はいつまで?
1歳までに朝寝はなくなると考えましょう。
ただ、息子はお昼寝せず、朝に寝ることがよくありますので、1日1回のお昼寝という感覚で考えておきましょう!
7か月頃までは大体1時間ほど朝寝をします。
9か月頃からは少しずつ体力もついてくるので、朝寝は30分程度にしましょう。
そうして、1歳頃には朝寝がなくなるよう準備をしていきます。
1歳を過ぎても朝寝を1時間以上するようであれば、生活のタイムスケジュールや日中の過ごし方を検討してみましょう。
赤ちゃんの生活リズムを作るタイムスケジュールの例
色んな育児本を読んでいると、ものすごく息がつまるタイムスケジュールを組んでいらっしゃる専門家もいらっしゃいます。
私がそんなに堅苦しいのは嫌なので、そこまで堅苦しくないタイムスケジュールを組んでいました。
「よく寝るお子さんにオススメ!」
- 朝7時~8時頃までに起床
- 朝起きたらすぐ授乳、おむつがえ
- 8時~ NHKの子供向け番組を見る
- 9時頃 おむつがえ、授乳、朝のねんね(30分くらい)
- 10時 授乳、おむつがえ、散歩
- 11時 授乳、おむつがえ、おうちで遊ぶ
- 13時 お昼寝(1時間くらい)
- 14時 授乳、おむつがえ
- 15時 お昼寝(1時間くらい)
- 16時 授乳、おむつがえ、NHKの子供向け番組を見る
- 17時半 入浴
- 18時 授乳
- 19時頃就寝
娘の場合は、助産師さんからも「よく寝る子」と言われていたので、正直、普通の睡眠時間のお子さんにはあまりオススメしないタイムスケジュールです。
「普通の睡眠時間のお子さんにオススメ!」
- 7時 起床
- 起きたらすぐ、おむつがえと授乳(授乳が足りないときはミルクも足す)
- 8時 遊ぶ 英語のDVD見せる
- 9時 朝のねんね(お昼寝と朝のねんねは合計4時間くらいにしておく)
- 11時 ミルク・おむつがえ
- 11時半 散歩 そのまま子育てセンターへ
- 13時 ミルク、おむつがえ
- 13時半~15時 お昼寝(お昼寝と朝のねんねは合計4時間くらいにしておく)
- 16時 お風呂
- 16時半 授乳・足りなければミルク
- 17時 遊び
- 18時半 おむつがえ・授乳
- 19時 遊び
- 20時 暗い部屋へ・おむつがえ・ミルク・授乳
- 21時就寝
- 0時 授乳
- 3時 授乳
この方はお子さんの睡眠時間を調整するのに1ヶ月ほどかかったみたいです。
長期戦ですが、頑張りましょう!
あまり寝ないという元気なお子さんはこの項目のところを参考にしてリズムを整えてあげてください。
寝かしつけにイライラ!そんな時はこちら→なかなか寝ない子どもの寝かしつけにイライラ!何か対策は?-お昼寝編-
まとめ
私の体験談もたくさんお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
朝から生活のリズムを整えてあげるのって大変なんだなぁと感じてしまいますが、気楽に少しずつ始めてみてくださいね。
今回のまとめをしますね。
- 新生児のうちは好きなだけ寝かせてあげてよい
- 赤ちゃんは3か月頃から、徐々に朝はカーテンを開けるなどして起きるよう促しましょう!
- 本格的に調整するのは6か月以降でもいい
- 朝の散歩・着替え・朝ごはんを通して朝を体感させる
- 昼寝は合計1時間半までにするのが理想!
- 朝寝は1歳頃までにはなくせるように促していく
- 赤ちゃんがたくさん寝るタイプのお子さんの場合はムリに昼寝の時間を減らさなくてもいいでしょう!
- お昼寝から起こすなら、動き出した時がチャンス!