1歳の誕生日は、子供にとって初めての誕生日です。
誕生日は毎年きますが、1歳の誕生日は少し特別ですね。
1歳の誕生日にだけ「一升餅」を用意する、というのも特別の1つです。
一升餅の「一升」(約1.8キロの重さの単位)と「一生」を掛け、
『我が子が、一生食べ物に困りませんように』
『一生、健やかに暮らせますように』
と言う願いを込められています。
しかし、お祝いはしたものの、1.8キロ(水分なんかも含んでいますので、実際は2キロ近くあります。)の大量のお餅、どう使えばいいの?って思いませんか?
冬場ならともかく、夏場は1、2日であっという間にカビが生えてしまいます。
せっかくのお祝いの品をカビで台無しにしてしまうのは、もったない話です。
その一升餅の、オススメな使い方を紹介します。
一升餅をあられにするのはどうでしょう
長期保存可能、食べたい時に食べられる方法、それは「あられ」にするのです。
作り方は、少し時間と手間がかかりますが、作り方自体は、非常に簡単です。
作り方
1.一升餅を約1㎝角に切る。
丸いお餅を切るので、どうしても隅は四角になりませんが、気にしないで、そのまま切りましょう。
2.切ったお餅を新聞紙などの上に広げ、からからになるまで乾かす。
夏場、天気のいい日で4,5日、冬場でも1週間程度で乾きます。
初日は天日干しすると表面が早く乾き、カビを防げます。
2日目以降は部屋干しでもOKです。
時々、かき混ぜてるなどして、満面なく乾かして下さい。
3.カラカラになったら、一旦出来上がりです。
ひびが入っていて、カチカチになりましたか?
水分があるとカビが生えてしまうので、完全に乾かして下さい。
この状態になったら、瓶詰にしておけば長期保存可能です。
賞味期限を気にしないのであれば、何年でももちます。
4.ここからは、保存しておいたカラカラのお餅を使ってあられを作ります。
カラカラのお餅を油で揚げます。
始めは160度で、じっくり揚げます。(3分程度)
※揚げると3倍ぐらいの大きさになります
5.泡の出が少なくなってきたら、200度(強火)で、ほんのりキツネ色になるまで揚げます。
6.ほんのりキツネ色になったら、油から取り出して、味付けします。
我が家は、シンプルに塩のみを振りかけますが、海苔塩や砂糖醤油などもオススメです。
味付けができたら出来上がりです。
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最後に
一升餅だけでなく、お正月に余ったお餅(鏡餅)などでももちろんOKです。
お餅と言うと、特に小さい子には、懸念してしまいますよね。
せっかくのお祝いのお餅なのに、のどに詰まらせて…だなんて考えたくないです。
でも、あられであれば、そんな心配ありません。
我が家でも、人気の手作りおやつの1つです。
5歳、3歳、1歳の子供達が、争奪戦を繰り広げながら食べます。
油にも気を使うことができますし、塩分も調節できます。
市販されているものでは、絶対食べる事ができない出来立て(揚げたて)のあられは、すごくおいしいです。
是非、皆さんもお餅が余った時は、作ってみてください。
by 清海