ここ10年ほどでしょうか、スリングが流行っていますね。スリングは赤ちゃんがおなかにいた頃と同じ丸くなった姿勢で抱っこされるので赤ちゃんは安心するそうです。そんなスリングを寝かしつけに使うととっても便利なんです。
うちの子達の時も使いましたが、最初は使い方が分からず、慣れるまで、親も子供も苦労し、ぎこちなさを感じていましたが、正しい使い方を学び、慣れると親も子も快適なんです。
そこで今回は、スリングの使い方をご説明し、寝かしつけに、それでも寝てくれない時の対処法は?などということをご紹介したいと思います。
スリングの使い方
スリングの使い方って、意外と難しくて、間違った使い方をしている人も多いのですが、正しく使うことで、安全に快適になります。まずは正しい使用方法をマスターしましょう。
- まず、赤ちゃんの頭と反対側になる方の肩にスリングの調整リングが来るようにかけます。
- 赤ちゃんの頭側の手で両足を持って、丸い姿勢にした状態でスリングの中にすっぽりと入れます。
- そして、スリングの調整リングから伸びている布をひっぱり、できるだけ赤ちゃんと密着するように調節します。
- ママのおへその辺りに赤ちゃんのお尻が来るくらいがちょうどよい高さです。
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寝かしつけにも最適なスリング
スリングに入って揺らしていると、眠たくてぐずっている赤ちゃんならすぐに寝てしまいます。でも普通に抱っこしている状態で、眠ったからと布団に降ろすと目を覚ますことってよくありますよね。
スリングならスリングに入れたままの状態で布団に降ろし、そのままそーっと肩からスリングをはずすのです。すると降ろされたことに気づかないことが多く、そのままスムーズに寝てくれます。
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それでも寝てくれない時は?裏技をご紹介
スリングで寝かしつけしても、降ろすと起きてしまう時にはさらに裏技があります。それは・・・おひなまきです!
おひなまき
おひなまきとは、布で赤ちゃんを丸くした状態で巻いておなかの中にいた時と同じ体制にしてあげることなのです。
おひなまき専用の通気性のよい布もあります。この方法は助産師さんおすすめの方法で、このおひなまきをするのが当たり前の国もあるくらいです。
おひなまきの巻き方
- 大き目のバスタオルを横長に置き、赤ちゃんを真ん中くらいの位置で耳の高さくらいのところにバスタオルのふちがくるように寝かせます。
- 赤ちゃんの両手を胸の前で交差させ、バスタオルの両端を斜めに降ろしてかけます。
- 足をあぐらをかかせるように交差させ、2と同様にバスタオルの両端を斜め上に持って行き、背中の下に入れ込みます。
授乳クッションなどで少し赤ちゃんの頭を高くしてあげるとよいでしょう。包み方はこんな感じですが、結構強めに巻いて、体を丸くしてあげるのがコツなのです。初めて見た人は、窮屈そうと思うくらい強く巻くのです。
このおひなまきは泣いていた赤ちゃんが泣きやみ、さらに眠ってしまうほどの効果があるのです。おひなまき用の布は薄いので、巻いたままスリングにすっぽり入れることもできるので、それで寝かしつけをすれば
あっという間に寝てしまいますよ。
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最後に
- 正しい使い方を覚えよう
- スリングは移動時の抱っこ紐としてだけではなく、寝かしつけにもおすすめ
- それでも寝ない時は、おひなまき
赤ちゃんの寝かしつけは、大変です。少しでも短時間で楽にしたいものですね。スリングやおひなまきを使いこなせば、寝かしつけはラクチンです。
ぜひ試してみてくださいね。
byさっちん