干物って、港町の漁師さんが作っているイメージがありますが、実は家庭でもできるって知っていましたか?
背開きさえできれば、ほぼできたと同然です。
紹介する干物は、普通の干物と味醂干しです。
どちらも簡単にできます!
魚介類は、余分な水分を抜くと、旨味が増すと言われています。
旨味が増すだけでなく、水分が少なくなる事によって、保存期間が長くなります。
旬な季節に美味しいさんまがたくさん手に入った時は、一手間加えて干物を作ってみましょう!
さんまの干物の作り方
1.背開きしたさんまを塩水(塩分濃度、12~13%)に20分程度漬ける。
2.キッチンペーパーで水分を拭き取る。
3.干物用のネットやざる、板などにのせて、風通しのいい日陰(ベランダなど)へ数時間干す。
画像は、板に乗せて干しましたが、(特に夏場は、)虫が飛んできたりもするので、干物用のネットがオススメです。
4.表面が乾いたら(膜ができるぐらい)完成。
さんまの味醂干しの作り方
1.背開きしたさんまを血抜きの為、水に漬ける。
2.醤油1:水1:味醂:0.5:酒0.5の割合で、漬け汁を作る。
3.漬け汁に背開きしたさんまを、3時間程度漬ける。
4.漬け汁からさんまを取り出し、水でさっと洗う。
5.キッチンペーパーで水分を拭き取る。
6.干物用のネットやざる、板などに入れて、風通しのいい日陰(ベランダなど)へ数時間干す。
特に夏場は、虫が飛んでくるので、干物用のネットがオススメです。
お好みで、白ごまを振って下さい。
7.表面が乾いたら(膜ができるぐらい)完成。
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たくさんできて、食べきれない時は?
旬な時期は、たくさん貰ったり、または安いからついたくさん買い過ぎてしまったり…なんて事ありますよね?
魚がたくさんあるから、たくさん干物ができてしまった、と言うのもよくわかります。
1度に食べきれないほどの干物ができてしまったら、1枚ずつラップに包んで冷凍保存しましょう!
食べる時は、解凍せず、そのまま魚焼きグリルに入れればOKです。
冷凍保存する前提でたくさん作る方もいるみたいです。
関連記事) 簡単!さんまの三枚下ろし!(動画あり)
最後に
我が家でも、先日自家製干物を食卓に出しました。
子供達も旦那も『美味しい!』と言ってパクパク食べてくれました。
手間暇かけて作った物を、美味しく食べて貰えると嬉しいですよね。
また『無添加』と言うのも自家製だからできる事です。
今回は、さんまで干物の作り方を紹介しましたが、アジやサバなどでもできます。
美味しくて安価で手に入る旬な魚で、干物作りに挑戦してみてください。
いつもとは違った味が楽しめるでしょう。
by 清海