
毎日のおやつ、そしてお誕生日のケーキなど、子供に市販のお菓子を与える機会は多いものです。
そのなの。
だから、市販のお菓子を買う場合は、原材料のチェックをするように気をつけているのよ。
洋酒入りのお菓子・・・
子供に食べさせてもいいのかしら?
「洋酒」=アルコールですので、例え少量でも子供には与えない方がいいと思っています。
しかし、実際はどうなのでしょうか?
ママ友に質問され、実際はどうなのか気になりましたので、洋酒入りのお菓子について
- 子供に食べさせてもいいのか
- ゼリーはどうなのか
- どのようなお菓子に洋酒が入っているのか
- 洋酒が使われている食品に表示義務はあるのか
について調べました。
同じ疑問を持つ方のお役に立つと幸いです。
- 洋酒とは、ラム酒・ブランデー・リキュール・ワイン・ウイスキーなど、西洋から伝わったお酒のこと。お菓子の香りづけによく使われます。
- 子どもは大人より少ないアルコール量で急性アルコール中毒を起こすおそれがあるので、洋酒入りのお菓子は避けるのが安心です。
- 袋や箱に入ったお菓子は、原材料名の欄で「洋酒」「ラム酒」「ブランデー」「リキュール」「酒精」などを確かめましょう。
- アルコールが何%入っているかまでは表示の決まりがなく、店で作ってその場で売るケーキなどは表示が無いこともあるので、お店の人に聞くのが確実です。
洋酒とは?お菓子に使われる主な洋酒
洋酒とは、西洋から伝わったお酒、または西洋風の造り方でつくったお酒のことです。日本酒や焼酎などの「和酒」に対して使われる言葉で、もちろんアルコールが入っています。
お菓子には、香りや風味をよくするために、次のような洋酒がよく使われます。
- ラム酒:さとうきびからつくるお酒。ラムレーズン、サバラン、モンブランなど
- ブランデー:ぶどうなどの果実酒を蒸留したお酒。ブランデーケーキ、パウンドケーキなど
- リキュール:お酒に果物やハーブの香り・甘みを加えたもの。オレンジのリキュール(キュラソーなど)、さくらんぼのお酒(キルシュ)など。ゼリーやチョコレート、ケーキのシロップに
- ワイン:ぶどうからつくるお酒。ワインゼリーやコンポートなど
- ウイスキー:大麦などからつくる蒸留酒。ウイスキーボンボンなど
原材料名で見かけたら「お酒が使われている」と覚えておくと、子どもに買うときに見分けやすくなります。
洋酒入りのお菓子は子供に食べさせてもいいの?

避けた方がいいでしょう。
その理由として、
- 風味を良くするためにお酒を使用した後に、アルコールを飛ばす過程を省いている場合もある。
- 洋菓子に限らず、お酒を使用したお菓子や加工品は、その作られる過程においてアルコールが残っている場合もある。
などがあがります。
ですから、洋酒入りのお菓子を子供が口にすると、
- 体調を悪くする
- 中毒を起こす(まだ未発達の子供のアルコール分解能力は弱い)
などの恐れがありますので、避けた方がよいでしょう。
消費者庁も「子どもは大人より少ないアルコール量で急性アルコール中毒を起こす危険性があります」と注意をよびかけています。(出典: 消費者庁『子ども安全メール Vol.614 アルコール飲料などの誤飲に注意!』)
うっかり食べてしまい、いつもと様子が違う・眠り込んでしまう・吐くなど気になるときは、早めに小児科に相談しましょう。夜間や休日に迷ったときは、子ども医療電話相談(#8000)も使えます。
私自身、アルコールに大変弱いため、アルコールの入っているチョコレートの箱が開いただけで眠気が起こるほどです。
この様に大人でも反応しますので、子供にはそれ以上に気をつける必要があります。
ゼリーはどうなの?
ゼリーだとアルコールが飛ばしてあれば大丈夫かしら?
市販のゼリーは、アルコール濃度が結構高い場合もありますので、与える前にしっかり原材料をチェックしてくださいね。

ちなみに、名古屋市の調査(2001年)では、贈答用のゼリーに含まれるアルコール量は、高いもので2.2%ありました。ゼリー1個(125g)で、ビール(5%)約70ml分にあたる量です。
また、市販のゼリーには記載がなくてもアルコールが入っているものもあるので、原材料が不明な場合は与えない方がよいでしょう。
手作りでも、小さな子の分はお酒なしで作るのがいいのね。
市販のゼリーはしっかり原材料をチェックするようにするわ。
大人の方が、
- ウィスキーボンボンや洋酒入りのお菓子
- 奈良漬や粕漬け
- ノンアルコールビールやカクテル
など、たとえアルコール量は少なくても多くを摂取すれば酔ってしまう事もあります。
- アルコールを全く含まない飲料
- 1%未満のアルコールを含む飲料
また、酔っているかに関係なく、アルコールを含む食べ物や飲み物を摂取し運転すれば、飲酒運転になる可能性もありますので注意が必要です。
洋酒が使われている食品に表示義務はあるの?
それが・・・
お菓子は、アルコールが何%入っているかまでは表示しなくてよい決まりなの。2)
ただし、袋や箱に入って売られているお菓子は、使った原材料を重量の多い順に「原材料名」の欄に書く決まりがあります。2)
ですから、「洋酒」「ラム酒」「ブランデー」「リキュール」「洋酒漬けレーズン」などや、日持ちをよくするためのアルコール(「酒精」と書かれます)が入っていれば、原材料名の欄で見つけられます。
一方、ケーキ屋さんなどで作って、その場で売っているお菓子は、原材料名などの表示を省略できる場合があります。3)表示が見当たらないときは、お店の人に聞きましょう。
ちなみに、飲み物については、アルコールが1%以上含まれているものは「酒類」として扱われ、アルコール分の表示があります。
アルコール量の表示について決まりはないですが、商品やお店によっては、自主的に消費者に予め教えてくれる表示がされてある場合もありますよ。
「アルコールを使用しております。」
「お子様やお酒に弱い方はご注意下さい。」
などの表示を、目にされた事もあるのではないでしょうか?
お菓子に使われている洋酒の量は僅かかもしれませんが、それが子供の身体に害をもたらす事があるのも事実です。
子供を持つ親として、まずは原材料のチェックを怠らないようすることが大切ですね。
そのために、普段から食品に対する知識を高めておくよう心掛けましょう。
洋酒が使われている主なお菓子を紹介!

- シュトーレン
- ゼリー
- 焼き菓子
- 生チョコ・チョコレート
- チョコパイ
- プリン
- ティラミス
- バームクーヘン
- ラムレーズンのアイスクリーム
以上のように、市販のお菓子は、保存性を高めるためや風味付けのために洋酒が使われる事が多くあります。
子供に市販のお菓子を与える場合は、洋酒が使われている可能性を考慮して、
- 店頭で確認
- 原材料をしっかりチェック
することを忘れないようにしましょう!
メルティーキッスの冬季限定の洋酒入りのチョコ長男に食べさせたって、旦那から慌てて電話来た( ̄Д ̄;) なんでちゃんと見てあげないのよ!しかも子供達のお菓子と大人用のお菓子カゴ分けてんのに!!!もーーー。アルコール2.5%のやつ(´-ω-`)
— yumi@平穏な生活万歳!! (@yumi_19790515) 30 January 2015
主人にも知識を持ってもらわないと!
さっきのモンブランモナカ、成分表示きちんと見てなくて、ひと口目でいきなり洋酒の味がした!よく見たらラム酒入り。思いっきり運転中に食べてごめんなさい。もうしません。 pic.twitter.com/wWlG2mwHE9
— leaf (@Ken_on_Holmes) 2017年12月28日
これはお酒入りですって表示なかったけど裏見たら洋酒入り。
食べて大丈夫かな。 pic.twitter.com/2mIYESXmx4— くらか (@kurakaboshi) 2017年10月14日
この他にも、海外のものや贈答用のお菓子には、洋酒が入っているものは多いですから注意してくださいね。
洋酒入りのお菓子のよくある疑問(Q&A)
Q. みりんや日本酒が入ったお菓子は「洋酒」とは違うの?
A. みりんや日本酒は洋酒ではありませんが、どちらもアルコールを含む調味料・お酒です。原材料名に「みりん」「酒」と書かれていることがあるので、気になるときはお店やメーカーに確かめましょう。
Q. 何歳からなら食べてもいいの?
A. 「何歳から食べてよい」という公的な目安は見当たりません。お酒そのものは20歳未満は飲めない決まりで、子どもは少ない量でも影響を受けやすいので、子どもの間は洋酒入りのお菓子は避けておくのが安心です。
Q. 子どもがうっかり食べてしまったら?
A. 食べた量とお菓子の原材料を確かめ、子どもの様子を見ましょう。顔色や様子がいつもと違うなど気になるときは、小児科に相談を。夜間・休日は子ども医療電話相談(#8000)で受診の目安を聞けます。
参考:1)消費者庁「子ども安全メール Vol.614 アルコール飲料などの誤飲に注意!」/2)埼玉県 食品表示の資料(原材料名は重量順にすべて表示)/3)江戸川区「食品表示に関するQ&A」
まとめ
- 洋酒入りのお菓子を子供に与える事は避けた方がよい。
- ゼリーは、アルコール濃度が結構高い場合もあるので、与える前にしっかり原材料をチェック。
- 市販のお菓子は、保存性を高めるためや風味付けのために洋酒が使われる事が多くある。
- 洋酒入りのお菓子は、アルコールの量(%)の表示義務はないが、袋や箱入りなら原材料名で洋酒の有無がわかる。
美味しそうなお菓子で溢れる街中、子供ばかりか大人でもその誘惑に負けてしまう事は多いのではないでしょうか。
とくに甘いものを目にすると気もゆるみ、見た目だけで求めてしまう事もありますね。(笑)
しかし、お子さんも一緒に食べる場合には・・・
くれぐれも原材料のチェックや店頭で洋酒(アルコール)使用の有無を確認するようにしてくださいね。
そうすることで、安心して子供にお菓子を与えることが出来ますので。