近年、電波などの直接影響を感じない低周波の電磁波による身体への影響が問題視されています。日本で取り組みが遅れていますが、欧米ではいちはやく「電磁波防護基準」の法制化され、電磁波測定法が規格化されています。ただ未だに研究途中ではありますが、身体に有害であることは認められています。
ある研究機関が発表したデータで、世界に大反響を呼んだものがあるんですが・・・「2mG以上の磁場で、小児白血病が1.93倍・小児筋肉腫瘍が3.26倍と、低レベルの電磁波でも小児白血病やがんの発生率が増加する恐れ」が指摘されたんです。そう聞くと怖いですよね。
では、冬になると使用する方も多い「電気毛布」はどうなのでしょう?電気毛布も目には見えない電磁波を放出しています。身体に悪いんでしょうか?私、このことを知るまで何も考えず使っていたんですよね。
今回は電気毛布の実態について・・・
- 身体に及ぼす影響
- 正しい使い方
- おすすめ使用方法
以上のことをご説明したいと思います。
電気毛布は体に悪い?
家庭内は電磁波に囲まれていると言っても良い場所です。身近なものでテレビやPC,携帯電話、そして電子レンジ、エアコンなど、一般的に消費電力が大きい製品は多く電磁波を発生させているケースが多い場合があります。その中でも「電気毛布」は最も注意が必要とされています。
家電製品の電磁波を受けやすい原因
- 「電磁波の強さ×接する時間の長さ×接近度」この数値が高いほど「危険な家電製品、生活環境」と言われている
- 長時間の使用で電磁波を浴び続ける事が原因
- 電磁波ストレスをもっとも受けやすいのが寝室
電気毛布は、全ての条件で身体に及ぼす影響が高いとされています。寝ている間にずっと電磁波を受けている状態だからです。
電磁波以外の体に悪い理由
- 一晩中温めているので、体温調節が出来なくなる
- 休んでいるはずなのに、体が暑いので汗をかいたり疲れが取れない。脱水症状にも鳴る可能性がある
- 疲れが取れず免疫力の低下や、汗をかいて寝冷えして逆に風邪を引く
寝ている時は自然と体温は低くなるはずなのに、一晩中温かい電気毛布によって常に温められて、それが逆影響に繋がってしまいます。
特に妊婦の場合は注意が必要
中でも妊婦さんが電気毛布をかぶって寝てしまうと、お腹にいる赤ちゃんは、電磁波をもろに被っている状況になります。
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電気毛布の正しい使い方
- 就寝30分~1時間前にスイッチを入れておく
- 就寝時にスイッチを切る
- 湯たんぽと併用する
特に冷え性の人って足が冷たいとなかなか眠りにつくことができませんよね。それが広範囲に温めてくれる電気毛布の場合、寝る前に下半身部分だけでも温めておくと、スッと眠りにつくことができます。ただし、つけっぱなしで寝るのは、電磁波の影響も気になりますし、寝苦しさにもつながります。タイマーを使うか、就寝前に温めるだけにしておきましょう。
また湯たんぽと併用することで電磁波の影響は受けずに温かい状態の中で寝る事が出来ます。
関連記事)電磁波 赤ちゃんにはどんな影響がある?
電気毛布はこんな人におすすめ
電気代を節約したい!
特に1人暮らしの場合、外出から帰ってきて就寝までの間にエアコンを使用するよりも大幅に電気代を節約する事が出来ます。
デスクワークの時に便利!
長時間座っているデスクワーク。室内にいても足元から冷えてきてしまう方に膝掛けタイプの電気毛布がオススメ!コンパクトなサイズなのでオフィスに置いておいても邪魔にはならないですよね。特に女性に冷えは大敵!足元からしっかりと温めて寒さ対策をしましょう。
電気毛布は悪い事ばかりでは無いのです。上手に使用する事で快適な睡眠も出来き、身体への影響を緩和出来ます。
最後に
- 就寝時にずっと付けたままにはしない
- 使い方に気を付ける
- 就寝前に付けて、寝る時にはスイッチをOFFにする
- さまざまなサイズの電気毛布を上手に使用する
いかがでしたか?電気毛布が身体に及ぼす影響は目に見えない電磁波によるもの。家の中には沢山の電磁波が出る家電製品があり電磁波が飛び交っています。使い方次第にで身体への影響も軽減されるので、寒い冬は上手に使用してみましょう。