RSウイルス感染症の経過と症状による治療にはどんなものがあるのでしょうか?
実は、うちの下の子が4カ月の時にこのRSウイルスに感染し、入院したことがあります。たいしたことないよくある風邪といっても乳児がかかると入院となってしまうことも多いんですよね。
2歳くらいまでには、ほとんどの子供がかかるというRSウイルス感染症に罹患した場合の経過と症状、及び、治療について簡単にまとめてみました。
潜伏期間は?
感染してから4~5日くらい
潜伏期間になるので、これといって目立つ症状が出たり体調が崩れてきたりということは、あまり見られません。
関連記事)新生児がRSウイルスにかかると症状が悪化することがあるって知っていましたか?
RSウイルスの症状は?
- 鼻水
- 咳
- 発熱
鼻水や軽い咳の症状が見られるようになります。やがて、発熱する場合もありますが、通常の風邪に似た症状なので、判断がつきにくいかもしれません。
いずれにしても、治療としては対処療法になります。しかし、自己判断で行うよりは病院へ行き、医師による処方を受けた方が、風邪でもRSウイルス感染症でも安心ではないでしょうか。
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症状が出てからの悪化や長引く場合
RSウイルス感染症は、風邪と似たような症状が出ますが、1週間程度で治まってきます。しかし、このような軽症で治まらずに悪化する場合もあり、症状の変化には注意が必要です。
特に、咳や呼吸の際に「ぜーぜー」といった感じの様子が見られたら要注意です。風邪ではなく、RSウイルス感染症によるものである可能性が高く、適切な診察や治療を受けるために、病院へ行きましょう。
乳幼児の中でも、乳児が悪化すると、無呼吸の状態が引き起こされ、命が危なくなる恐れも出てきます。そうでなくとも、呼吸器に関する症状の変化には気をつけたいものですね。
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最後に
- RSウイルスは潜伏期間が4~5日
- 発熱・咳・鼻水といった風邪と似た症状が出る
- 長引く咳や鼻水は要注意
- 特に乳児の場合は重症化することも
RSウイルス感染症は、最近では冬場だけではなく夏場の患者も増えてきているようです。鼻水や咳といった風邪に似た症状から始まりますが、それだけに、重症化すると呼吸関係で心配な状況に陥りやすいのではないでしょうか。
また、鼻水や咳といった症状が続く場合は、その症状の変化に注意を払って、早めに対応しましょう。そうすることで、適切な治療をきちんと受けることができるのです。
by あゆみんマム