あそこの幼稚園でRSウイルスが流行っているそうよ。
今、うちの子がRSウイルスに感染しちゃって。
なんて耳にすると思いますが、RSウイルスとは、どんな症状で、どんな方法で感染予防できるのかご存知ですか?
自分の子どもは、風邪もひかないし大丈夫よ!
なんて、たかをくくっていて感染してしまったときに、あたふたしないようにRSウイルスとはなんなのか、どんな症状で、どのように看護すればいいのかなどご説明していきますね。


そもそもRSウイルスってなぁに?

生後一歳までに、半数以上
二歳までにほぼ100%の子どもが一度は感染すると、言われています。
また、乳児が感染すると重症化しやすく、二歳児以上や、大人が感染すると風邪のような軽症で、RSウイルスと気づかず乳児にうつってしまうことも・・・

RSウイルス感染症の症状

  • 乾いた咳
  • 発熱(乳児は38℃台、39℃以上の高熱になることはほとんどありません。)
  • 鼻水

重症化したときの、症状

  • 呼吸が浅い
  • ゼーゼーしている
  • 痰がつまっている
  • 呼吸数が増える(1分に60回

多くは軽症ですみますが、重症化すると、重い肺炎になったりします。
また、乳児期早期(生後数週間~数か月)のころに初感染すると、細気管支炎や、肺炎などになってしまったりします。
なので、低出生体重児先天性心疾患慢性肺疾患免疫不全などのお子さんは要注意してください。

潜伏期間と、感染経路

潜伏期間は、2~8日です。

主な感染経路は、飛沫感染(くしゃみや、唾)接触感染などです。

予防接種はあるの?

RSウイルスは、予防ワクチンがありません。
ですが、重症化を防ぐシナジスという注射薬はあります。
RSウイルスが、流行している期間に、月に一回注射し、予防します。
ただ、こちらのシナジスの注射薬を投与するには、一定の条件を満たしていないと投与できません。

条件

前記で説明したように、重症化しやすい低出生体重児、先天性心疾患、慢性肺疾患、免疫不全のお子さんが対象です。
ですので、投与対象のお子さんはぜひ近くの医療機関などに問い合わせてみて下さい。

予防の仕方

マスク

くしゃみや、唾対策はもちろん。
人が多いところに、行かなくてはならないときにも色々な、ウイルスから守ってくれるので
必ずお家に置いてあると便利です!

手洗い、うがい

外から帰ってくるたび大人も子どもも家族みんなでしっかり欠かさずしてください。

 

ドアノブや、子どものおもちゃなど

日常生活で良く触るものを、こまめにアルコール消毒する
飛沫感染、接触感染が主な感染経路ですので、しっかり予防すれば十分感染は防げますよ。

最後に

予防ワクチンがないからと言って、焦らないでくださいね!
重症化すると大変ですが、軽症なら、他の風邪と対して変わりませんから。
それにきちんと家族みんな意識して予防すれば、十分に感染を防げるのがRSウイルスのいいところかもしれません。
流行時期には特に用心し、食事のたびしっかり手を消毒したり、人混みは避けたり、幼稚園、保育園に通っているお子さんにはマスクを着けさせるなど少し気を付けるだけで十分に予防できますよ。

むうこより

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