赤ちゃんが生まれると、母乳で育てるのが自然な流れだと思われがちです。
しかし、努力をされても母乳で育てることが出来ない場合もあるのです。
ミルクで赤ちゃんを育てる事を問題視する事はありません。
むしろ、そこに罪悪感を感じて、精神面での安定を保てない事の方が問題になってしまいます。
今回は、ミルクで赤ちゃんを育てる場合に知っておきたいミルクの量の目安や、ミルクで育てる事でのメリットについて調べてみました。
赤ちゃんのミルクの量は大丈夫?
赤ちゃんにミルクを与える事で一番心配になる点は、ミルクの量がちゃんと赤ちゃんに足りているかと言う事ではないでしょうか。
赤ちゃんにとってはミルクが唯一の栄養補給源です。その点を考慮して、現在のミルクの量が正しいのかをチェックする事も大切です。
以下に、いくつかのチェックポイントを挙げてみました。
赤ちゃんの体重が順調に増加しているか
生後2ヶ月までの赤ちゃんなら、1日に25-40g体重が増加していくのが目安になります。
一回に飲む量が少いと心配になりますが、赤ちゃんが適正体重内であれば問題は無いようです。
ミルクを与える間隔
3-4時間に一回が平均的な数値です。
もし、飲んで1時間後に泣き始めたりして、ミルクを欲する場合は足りていない可能性があります。
又、一回に少量しか飲まなくても、次まで待てるようでしたら、足りている事が多いようです。
排便の回数
やはり回数が減っている場合は、ミルクの量が十分でない可能性があります。
赤ちゃんの機嫌が悪い場合
泣く事が多かったり、寝付きが悪かったり、赤ちゃんの機嫌が悪い時はミルクの量と関係している場合も多い様です。
赤ちゃんの発育には個人差もあるものです、ここで述べたのはあくまでも目安に過ぎませんので、あまり神経質にならずに、赤ちゃんの機嫌が良く、すくすく育っていれば問題ないと思います。
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ミルクで育てる事のメリット
ミルクで育てるママとして、精神的に辛い事もあると思います。
私もそうでしたので、気持ちが良く分かります。
そこで、その点を前向きに考えられるように、自分の経験を含めて、ミルクで育てる事のメリットを挙げてみました。
- 赤ちゃんがどの位の量を飲んだのかが把握できる。
- 自分だけでなく、パパもミルクをあげる事が出来る。
その事で、パパと赤ちゃんの接する時間も増し、夫婦で協力して子育てが出来る。 - 荷物は多くなりますが、準備さえしておけば、場所を選ばなくてもミルクを与える事が可能です。
- ママ自身が病気になり、薬が必要になっても、赤ちゃんへの影響などの心配をしないで良い。
最後に
母乳、ミルク、どちらで育てるか。
赤ちゃんを育てる上で永遠に問われる事ではないでしょうか。
ほとんどのママが自然の流れで、母乳を志すのはある意味当たり前です。
しかし、ミルクで育てる事を問題視するのは余りにも知識が無さ過ぎる気がします。
本当に大切なのは、何を飲んで育てられたかではなく、どれだけの愛情を受けて育ったか。この点にあると思いますから。
あやより