先日子どもが嘔吐下痢をしていた時、いつものようにスポーツドリンクで水分補給をしていました。
でも3日目になっても嘔吐がおさまらず、ぐったりして返事もできないくらいになってしまったので受診しました。
嘔吐下痢の時、スポーツドリンクは糖分が多すぎるため吐いてしまう。
また、塩分も足りないので脱水になりやすいとのことでした。
OS-1がいいことはよくわかっています。
でも、まずくて飲めなくて脱水になったら意味がない!
と思いスポーツドリンクを飲ませていた結果が点滴・・・
そこで、小児科の先生の話をもとに、家にあるもので簡単にできて、飲みやすく効果的な水分補給についてまとめてみました。
自家製経口補水液
OS-1が飲みにくいと感じる人は多いと思います。
体に必要な水分。できればおいしく摂りたいですよね。
まずおススメなのは、自家製経口補水液。
<材料>
湯ざまし 500ml
砂糖 大さじ1~2
塩 小さじ1/4
レモン果汁 大さじ1
これをすべてペットボトルに入れて、よく
振り混ぜるだけ!!
レモンをグレープフルーツ、りんご、冬ならゆずなどに代えて飽きないようにするのもいいと思います。
ここで砂糖入りのジュースを入れてしまうと糖分が増えてしまうので注意しましょう。
*黄色っぽく見えるのはレモン果汁と三温糖を使っているためです。
また、保存料も入っていないため、必要な分ずつ作って飲みきるようにしましょう。
真夏の熱中症の予防にもおススメです。
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その他の水分・塩分摂取方法
上記の経口補水液も苦手。という場合は市販のスポーツドリンク(ポカリが1番)を湯ざましで半分くらいに薄めて、そこに500mlに対して1つまみくらいの塩を加えて飲ませます。
もとがスポーツドリンクなので、さらに飲みやすいです。
お味噌汁やスープの具を抜いたものも水分と塩分を同時に摂取できます。
調子が良くなれば具もいいのですが、最初はスープの部分だけにして、徐々に具も摂るようにしていきます。
具のないお味噌汁1人分なんて、作るのは面倒ですよね。
そんな時には味噌だま。
・顆粒和風だし 適宜
これをお椀で混ぜてお湯を注ぎ、みそをといたら出来上がり。
これをラップに包んで作り、冷蔵庫で保存し1日の中で少しずつ使うこともできますし、1回分に刻みネギや乾燥わかめを混ぜてお弁当と一緒に持っていけば、お湯があれば温かいお味噌汁がすぐに飲める優れモノです。
味噌の量は大人のお椀1杯分の量なので、お子さんの場合は少し減らしてください。
最後に
飲みやすくて手軽。それにテレビのCMを見ていると、とても効率よく水分補給ができる気がしてしまうスポーツドリンク。
でも実は、とても危険だということを、子どもを通して知ることができました。
スポーツドリンクに頼らない水分・塩分補給を心がけたいなと思いました。
はれ より