夏休みの宿題として、絵画コンクールに提出するため、絵の宿題があると思います。

その中で、「夏休みの思い出」と題した絵に取り組む子は多いですよね?

でも・・・海・プール・川、そんな夏ならでは、水辺の思い出を描こうと思っているけど、描き方がわからず悩んでいる子もいるのではないでしょうか?

 

川の絵を描きたいんだけど、空と川の違いがわからなくなってきちゃった。

先日、友達の家に遊びに行くと、友達の妹がそういって途中段階の絵を放置しちゃってたんです。

岩は茶色で塗ったし、川も空も水色で塗ったよ。

でも、なんか訳わからなくなってきちゃった。

今さら全部を描きなおす気力はないけど、どうにかして見れる作品にしたい・・・そう頼まれたので、ちょっとポイントを伝授してきました。

 

今回は、そんなポイントさえおさえたらガラッと上達も可能な川の絵について

  • 川の水
  • 岩場
  • 空
  • 人物

などの塗り方を、実際に子供たちが描いた絵の写真を交えながら解説したいと思います。

とりあえず塗っていた絵でも、まだ間に合います!

このポイントを押さえて、ぜひ絵をレベルアップさせましょう。

この記事でわかること

  • 川の水は一色で塗らず、青みのある色を何色か使って濃淡をつける
  • 白や黄色など明るい色で、波や水しぶきなど川の流れを描き込む
  • 岩は「水に浸かった面・乾いた面・苔の面」で色を変える
  • 空と川は同じ水色にせず、濃さを変えて区別する

川の絵は水の塗り方がポイントに!

川は水色でしょ?

ちゃんと塗ったよ。

たしかに水=水色って認識は、決して間違いではないんだけど、よ〜く見て!

川は一色かなあ?

ここはすごくきれいな青い川ですね。

お天気によっても色は左右されますが、ここまできれいな色した川も貴重でしょう。

 

実際は、透明度の高い川だと、透明がかった緑色の場合も多いんです。

また、深さによっては一色ではない川。

 

こう一色で塗ってしまうのは、とてももったいないんです。
じゃあ、どうしたらいいの?
ポイントは・・・、難しいことはナシにして、この2つ!
  • 色々な青みがかった色を使って、川の水に濃淡をつける
  • 川の流れを見せる

これです。

川の水に濃淡をつける

では、実際見てください。

川の絵

左が一色で塗った川の色、右が濃淡を出した川の色。

川がイキイキとする・・・というか、深みが出たのがわかると思います。

 

欲を出せば、緑がかった深み、透明がかった深みなど、変化をつけてもいいと思うのですが・・・

こちら、例の友達が描いた一色塗りした絵の修正版。

最初に水色でベタ塗りしてしまった後でも、ここまで修正が可能なんです。

川の流れを見せる

つづいて、川の流れに注目してご覧ください。

川の絵

浮き輪で遊ぶと、水に波ができますよね?

水しぶきや、流れもあると思います。

そういった川の動きを表現するため、白・黄色・オレンジ・黄緑など、明るめの色で動きを描き込むのです。

これだけでずいぶん違います。

[adsense]

川にある岩場の塗り方もポイントが!

川がうまく塗れたら、これで完成だね。

ちょっと待って!

川にあるもの、岩場の塗り方もポイントになるのよ。

川にある岩場は、

  • 乾いている面
  • 濡れている面
  • 苔が生えている面

など色々な岩の表情があると思います。

そこを塗り方で表現するのです。

川の描き方

まず、一番上から見ていくと、川の中に浸かった岩は表面に出ている岩よりも黒く見えます。

そして真ん中、乾いている岩は、それよりも少し白みがかった岩の色になるでしょう。

下側のみ水に浸かった一番下は、底にだけ苔が生えていることがわかります。

 

こうした感じで、岩に変化をつけることで一気に川がリアルになってくるのです。

川と空の塗り方はポイントがある

あっ、空が残ってた。

空も水色だから、川と同じ色でいいよね?

ちょっと待って!

同じ色で塗っちゃうと、見た目で変化がわからなくなっちゃうよ。

小学生がやってしまいがちな失敗として、「パレットに水色を出しているから、空も同じ水色で塗っちゃおう。」

これは、失敗のもと。

 

やはりここにも変化を出して、しっかり空と川を区別することが必要です。

川の描き方

ここに太陽はなくてもよかった・・・という問題はありますが、川の色を濃く、空の色を薄くして変化を出しました。

また、逆(川の色を薄く、空の色を濃く)でもいいでしょう。

 

ただ川の場合、あえて空を描くのではなく、背景として林や続く岩場などにするという手もあります。

この、水面に浸かっている下半身を全部塗りつぶさず、少し見せておくのも透明感が出ていいですよ。

 

ここまでできたら、あとは楽しさが伝わるようニカっと笑って・・・、これだけで素敵な川の絵となるでしょう。

 

高学年になると、これにまた光や影をつけることで絵のスキルがアップします。

太陽の位置を決め、光の当たっている部分に白い輝きを。

そして影の部分には、黒みがかった部分を。

水中と水上にできる段差も表現できるようになると、もう一流ですね。

 

よくある疑問(Q&A)

Q. もう水色でベタ塗りしてしまいました。描き直しですか?

A. 描き直さなくても大丈夫です。乾いてから、少し濃い青や緑がかった色を重ねて濃淡をつけ、最後に白や黄色で流れを描き込むだけでも、ずいぶん印象が変わります。

Q. 空と川、どちらを濃くすればいいですか?

A. どちらでもかまいません。大事なのは同じ色にしないことです。川を濃く空を薄くするか、その逆にするか、絵全体の雰囲気で決めましょう。空を描かずに林や岩場を背景にする方法もあります。

最後に

ここでおさらいです。

  • 川の絵は、水に深みを出すため、色の濃淡をつける
  • 川の動きを描き込むと、リアルな流れができる
  • 岩場の色に変化を出すと、リアルに
  • 空と川に変化をつける

 

いかがでしたでしょうか?

親が手伝ってしまうと、どうしても手伝った感が丸わかりになってしまいがち。

でも、ポイントを伝えるだけで、小学生なら十分ガラッと上達して見える変化が出せるでしょう。

ぜひ挑戦して、コンクール入賞を狙ってみてくださいね。