働いているお母さんにとって、お子さんが病気になってお仕事を休まなければならない状況はよくありますよね。それが出席停止に指定された感染症の場合は、1週間近く休まなければならない場合もあります。
感染症の中でも水疱瘡の場合、登園していい基準が個人差によるため、いつから登園できるのかということが気になるという方は多いのではないのでしょうか。うちの娘も年少の時に水疱瘡にかかり、比較的元気だったものの、元気なだけに外で遊びたがったりして、いつになったら感染力がなくなるのかと検索しまくった記憶があります。
今回は水疱瘡になった時に
- いつから登園可能?
- 水疱瘡の感染力
- 症状は?
- 病児保育
以上について、私の体験談を踏まえ、ご説明したいと思います。
いつから登園できるの?
- 全ての発疹がかさぶたになるまで
- 大体1週間程度(個人差がある)
登園許可がおりるのは「全ての発疹がかさぶたになるまで」というなんとも曖昧な期間なのです。働くお母さんにはたまったものではありませんね。すべてかさぶたになるまでには大体1週間程度かかってしまうようです。かきむしったりすると長引く可能性もありますね。アトピーなどで皮膚が弱いお子さんは特に治りにくいと思われます。
うちの娘の場合は、あまりかきむしることはなく、やはり、全ての発疹がかさぶたになるのは7日か8日ほどでした。
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水疱瘡は感染力がすごい
- 水ぶくれの中に菌が入ってる
- 水ぶくれがつぶれるとうつりやすい
- 発疹が出る前からうつる
水ぶくれの中にある水分には水疱瘡の菌が入っているのでかきむしることで、他の場所にどんどんうつっていきます。さらに免疫のない人がその菌に触れることで感染します。
ウイルスが体内に入ってから2週間ほどで、発疹が現れて症状がでます。発疹が出る1日から2日前くらいからすでに感染力がありますので、常に一緒に過ごしている家族で免疫のない人にはうつってしまいます。
症状が出る2日も前から感染力があるのでは防ぎようがありませんね。大人は症状が強く出るようで、主人は娘よりもひどい発疹で、しばらく仕事も休んでいました。主人は娘と一緒にお風呂に入ることもなければ、平日は特にあまり触れ合うようなこともないですし、休日もそんなにベタベタとくっついていることもなかったのにうつってしまうとはすごい感染力だなと思いました。
なので、免疫がないママさんはご自分も気をつけなければ、子どもさんの水疱瘡が落ち着いて出社できるようになった頃に自分もかかるということになる場合もあります。
水疱瘡の症状は?
- 微熱
- 赤い発疹
- 水ぶくれのような発疹
- 全身に発疹が広がる
他の感染症に比べ、熱が低く、症状も軽いため初期には気づかないこともあります。だんだん平らな赤い湿疹が出てきます。
おなかや顔から出てくることが多く、虫刺されなどと間違えることもありますが、数時間後には発疹がふくらんでみずぶくれのようになり、全身に広がります。湿疹は1週間から10日ですべてかさぶたになります。すべてのかさぶたがとれるまでには3週間ほどかかります。
病児保育をご存知ですか?
どうしてもそんな長期間は休めないという方もいると思います。そういう方の場合、病児保育というものがある保育園や小児科があります。
登録制のところもあるようですので、働いているお母さんでなかなか休めないという方は一度お近くの病児保育をしている施設をチェックしておくとよいでしょう。
熱が高かったりして、辛い時はそばにいてあげたいものですが、あとはすべてかさぶたになるのを待つだけ、という時は、子どもは本当に元気で、普通に遊べるので、病児保育を利用するのがおすすめです。その施設によってある程度ルールがあると思いますので、あらかじめどのような病気で預けられるのか・・・などをチェックしておくことをおすすめします。
さいごに・・・
- 水疱瘡にかかった後、保育園などに登園できるようになるのは全ての発疹がかさぶたになってから。
- 全ての発疹がかさぶたになるのは大体1週間から10日程度。
- アトピーなどで肌が弱い場合や、かきむしってしまった場合は長引くことが多い。
- 感染力がとても強いので、免疫がないパパママは気をつけないと、子どもが治ったあとに自分がかかってしまう場合もよくある。
- どうしても仕事を休めない場合、熱が下がったあとは病児保育を検討してみる。
感染力の強い水疱瘡は、かさぶたになるまで、という曖昧な基準なため、出席停止期間が読めません。働いているお母さんたちにとっては本当に大変ですね。
水疱瘡は熱さえ下がれば、とても元気になるので、病児保育などを利用して、仕事に復帰するという手段もあります。そういうサービスも上手に利用して乗り越えましょう。
byさっちん