水疱瘡の初期症状として表れる発疹は、一見するとあせもに似ています。そのため、すぐには水疱瘡だと気がつかないこともあるのです。
水疱瘡とあせもの違いを見極めるには、どういう点に注目すればよいのでしょうか。それぞれの症状に対する適切な対応をするためにも、水疱瘡の初期症状をしっかり見分けたいですよね。
そこで今回は、水疱瘡とあせもの違いや、痒みへの対応法をご紹介したいと思います。
水疱瘡とあせもって似てるの?体験談をご紹介
夕方のお風呂で息子のお腹にポチポチと
汗疹のような…って事で
休日診療時間内だったので受診
「水疱瘡」確定しました(。´Д⊂)今のところ微熱で軽症なのが
救いですが…— ゆかかと(-_-)自宅警備員見習い中 (@kakkatoyu) August 2, 2015
昨日、あせもかと思った湿疹が増え、あわてて病院へ。ちびすけ、水疱瘡だったよ。最近凄く暑くて、汗だくで帰ってきてたから、あせもかと思ってたから、ひとにうつってるかも(汗)
— ひこざえもん👨🏼🤝👨🏻🌛🐝 (@Hikozaemon0218) June 27, 2014
https://twitter.com/harusaraaa/status/445366905608499201
見た目だけでは区別できないこともあります。そして、あせもだと思い込んだまま日常生活を過ごし、水疱瘡の感染が拡大してしまうことも・・・。ですが、きちんと検査をすれば分かります。怪しい時は病院に行くようにしましょう。
水疱瘡とあせもの大きな違いは?
子供の体に、気がついたらポツポツと発疹が出ているとわかったとしても、水疱瘡なのかあせもなのか、その判別をするのはするのは難しいですよね。特に、初期症状の場合は、子供によってはいつもと変わりない様子であることも少なくありません。ですから、あせもと勘違いすることもあるでしょう。
- あせも:汗のかき過ぎや汗に含まれる塩分等、あるいは汚れによって、汗腺が詰まってしまい、炎症を起こした結果の赤い発疹です。
- 水疱瘡:確かに初期症状ではあせもによく似た赤い発疹なのですが、時間が経過すると、その発疹に水疱が生じます。この水疱の出現があれば、水疱瘡である確率が上がります。
水疱瘡の場~夜に赤い発疹が出てきた場合、すぐには水疱が出現しなくて判断に迷いますよね。そんな時は、翌朝の病院が開いてからでも良いのです。
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水疱瘡とあせもに伴う痒みへの対応
- 掻かない
- 掻きむしるとひどくなるので掻かないように親が注意する
子供の場合は、痒みへの我慢をしきれなくて、つい手で掻いてしまう可能性もあるため注意しましょう。
- 子供の爪をちゃんと切って清潔にしておく。
- 病院で痒み止めの塗り薬も処方してもらう。
- 水で濡らした冷たいタオルを優しくそっとあてる。
- 熱がなければ、シャワーでさっと汗を流す。
子供が痒みを訴えているのを我慢させるのは辛いことですよね。しかし、掻いてしまうと、痕が残る可能性だけではなく、掻き痕から細菌感染による別の炎症を引き起こす恐れもありますので、上記のような対応をしながら、乗り切りましょう。
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最後に
水疱瘡の初期症状は、あせもによく似ていますが、時間が経過すると、水疱瘡の場合は、水疱を伴うようになるのを覚えておきたいですね。
また、水疱が見られるようになれば、早く病院へ行きましょう。医師の診察によって、適切な処置を受けることが大切です。水疱瘡はあせもと同様に痒みを伴います。そこで、ご紹介した対応法を頭に入れて、掻いてしまうのを防ぎながら、水疱瘡の時期を乗り切りましょう。
by あゆみんマム