子供が病気の時に、「お風呂に入れても大丈夫?」と自問される事もあると思います。
熱が無く、お子さん自身が機嫌よくしている場合は、その決断もそれ程大変ではありませんが、お子さんが水疱瘡などの感染症のある病気に罹ると、自己判断に頼る事に不安が過ぎるものです。
今回は、そんな不安を解決するために、水疱瘡のお風呂はいつから入って大丈夫なのか、その目安や注意点をご紹介します。
まずは、水疱瘡の症状を知りましょう!
水疱瘡は伝染力が強く、そのウイルスに感染してしまうと、約2~3週間の潜伏期間を経て発症します。
- 赤い発疹が出始め、その後、その勢いを増し、広がていく。
- 発疹が水疱に変わり、強いかゆみが出て来る。
- 約一週間ほどで水疱はかさぶたに変わり、やがて乾いてかれて行く。
水疱瘡で受診すると、飲み薬と塗り薬を処方されます。
その後は、医師の許可が出るまでは、外出はもちろん、保育園や幼稚園、学校に行く事も控えて下さい。
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水疱瘡のお風呂はいつから入って大丈夫?
もし、自己判断が難しい場合は、医師の指示に従うようにして下さい。
感染力が強く、痒みも強い水疱瘡ですので、お風呂に関しては注意が必要です。お子さんの現在の状態をしかり把握され、悪化させない様にして下さい。
- 湯船に入る時は、長時間の入浴は避ける。
- 入浴剤は、肌への刺激が強い時があるので避けるのが無難。
- 体を洗う場合は石鹸などの泡を立てて、泡で優しく洗ってあげる。
- 体を乾かしてあげる際は、タオルで優しく押さえながら拭いてあげる。
基本的には、上記で述べた事を守られるのが理想的ですが、おしめかぶれの心配、若しくは、夏の暑い時期に水疱瘡に罹ってしまうと、お子さんの体を洗ってあげたくなるものですね。
その場合は、お尻だけでも洗ってあげる、熱が無ければ、シャワーで体を手短に流してあげるのは大丈夫です。
お子さんの情況は、毎日お世話をしているママが一番知っています。臨機応変に対応する事も大切だと思います。
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最後に
水疱瘡で大変な点はその感染力の強さもありますが、やはり痒みを伴う事かもしれせん。
特にお子さんはその事を自分でコントロールするのが難しく、痒ければ、掻いてしまうものです。
しかし、掻いてしまうと醜い跡になってしまう事もありますので、お子さんの爪は常に短く切っておき、清潔に保っておく事も大切です。
あやより