第1次反抗期ともいえるイヤイヤ期。
自我が芽生えてきた1歳後半から3歳ぐらいまでのあいだにだいたいの子どもが迎えます。
ついにきたか!とお母さんも構えてしまいますよね。
でもやっぱり毎日何から何までイヤイヤだとお母さんもさすがに堪えます。
わが子には手を焼いてしまいますが、子育てのプロである保育士さんはいったいどのようにイヤイヤの子供に対応しているのでしょう。
【自己主張をしている】
反抗期とはいいますが、子どもは親に反抗しているわけではなくて自己主張をしているんですよね。
そう考えるだけで、その成長過程をすこし喜ばしく感じられますね。
今までなんでも受け身だった赤ちゃんが自分の気持ちを主張できるようになったんですから。
【1歳のイヤイヤ期 プロの対応】
1歳の特徴は・・・
- 自分でやりたいことが増えてくる
- 意識の移り変わりが早い
- こだわりが少ない
- 湧いてくる感情の意味が分からず泣いてしまう
それぞれに理由に合わせて対処していかなければいけません。
まずは「○○したいのに、させてもらえない」イヤイヤはできることはなるべくやらせてあげましょう。
こだわりが少ないので、下手でもなんでも自分でやらせてもらえた!というだけで満足できます。
次に、意識の移り変わりが激しいのでそれを良い方に利用します。
イヤイヤいいだしたら、「お散歩にいこうか!」と誘ってみるとコロリと気分を変えて付き合ってくれるかもしれません。
感情の意味が分からず泣いている場合はとにかく抱っこしてあげます。
抱き癖がつくとも言われることもありますが、まだまだ1歳の赤ちゃんですから、たくさん抱っこしてあげましょう。
そうすることで、子どもの心も安定してきます。
【2歳前半のイヤイヤ期 プロの対応】
2歳前半の特徴は・・・
- 単語で言葉を発することができる
- 話の内容はよく理解しているけれど自分でうまく言葉にできないのでストレスをためてしまう
伝えたいのに伝わないもどかしさからイヤイヤの感情が溢れてしまいます。
そんなときは、大人が「これがしたいの?」「これがいやだったの?」と、本人が頷くまで聞いてあげます。
どうしても正解がわからないときは「わかってあげられなくてごめんね」と抱っこしてあげます。
こだわりもでてくる時期なので何をしてもダメなときは少し離れて見守り、子どもが自分で感情を納めていけるようにしてみても良いです。
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【2歳後半のイヤイヤ期 プロの対応】
2歳後半の特徴・・・
- 自分でできることが増える
- できないけれど意地をはる
- 自分だけのルールがある
自分でできることはなるべくやらせてあげるのですが、この時期になるとできないことに腹を立ててしまいます。
できないことを認めたくないので意地を張ります。
そんなとき、大人は手をかけずに見守ることが大事です。
そこで子どもが自分で考えて、答えをだす力を身につけることが大切です。
どうしたらできるのか、できないときはどうつたえるか、自分でたくさん考えられるチャンスですよね。
時間がないとどうしてもイライラしてしまいますが、まずは待ってみましょう。
【3歳のイヤイヤ期 プロの対応】
3歳の特徴は・・・
- 会話が成立する
- 自分の力量が理解できている
3歳からはお母さんを困らせるようなイヤイヤは減ってきます。
なので、子どものやり方やこだわりを尊重させるようにしてあげます。
1日の生活の中で、どうしてもこだわることが二つぐらいはあると思うのでお母さんはそこだけは、子どものやり方でやらせてあげるようにしてあげます。
時間がないとどうしても焦らせてしまったり、手を出したりしてしまいますが、そこはお母さんが時間を逆算して子どもが満足いくやり方でできる時間を作ってあげましょう。
【最後に】
イヤイヤ期は月齢や子どもによって対処の仕方が変わってきます。
保育士さんの対応から学んで、ぜひ自分のお子さんにも試してみてください。
きっとお母さんもイライラが減ってくると思いますよ。
mkmmより