皆さんは、どの時期にお子さんからこう言われましたか?まだのご家庭もいつかは通る道。
我が家にも先日、ついにこの時がやってきました..(汗)娘は小学4年生。最近、新たな習い事を始め、放課後一人で通う日々。冬の帰り道の暗さが気になりだしたところです。
はい、きました!みんなも持ってるよアピール。こう言われると、学校での子供たちの現状も気になってきます。
そこで今回は子供の携帯いつから問題として・・・
- いつから携帯を持たせてよいの?
- みんなはどうしてる?
- 子供が携帯を持った時のメリット・デメリットは?
などなど・・・娘が言い出したこの機会に、気になることを詳しく調べてみました。その情報と共に、我が家の携帯問題の結論をお話ししたいと思います。
子供に携帯をいつから持たせる?
- 以前の小学生の携帯「子供向け携帯」
- 現在は高学年になるほど「ガラケー」や「スマホ」へ移行
という変化も進んでいる状況で、娘の周りにも「自分専用スマホ」を所有する同級生が現れました。小学校高学年で「子供向け携帯」を買わずに、以前自分が使っていた携帯やスマホを子どもに持たせる親御さんも少しずつ増えてきているようです。
そのようにして携帯スタートとなりやすい時期の1つが、うちの娘と同じ小学4年生。学童保育がなくなり、習い事を含め、放課後に1人で出かけることも多くなる学年です。
携帯とスマホの利用状況
高校生96.7% 中学生60.9% 小学生も50.2%
スマホ率
高校生93.6% 中学生45.8% 小学生23.7%
(参考資料:平成27年度青少年のインターネット利用環境実態調査より)
ここ最近のスマホの普及に伴い、学生のスマホ利用率もぐんぐん伸びてきています。
携帯をいつから持たせる?という答えは、このように
- 生活リズムの変化が起こる進級時
- 中学や高校への進学時
が多いようですね。
携帯ショップの店員さんにズバリ聞きました!
その現状を知り、我が家の携帯事情も相談するため、私もいざ携帯ショップへ!
子ども向け携帯
使用目的:防犯ブザー機能やGPS機能など、親が不在の時、子供が1人で行動する際の安全確保を目的として、低学年から購入する方が多い。
ガラケーやスマホ
使用目的:家族との連絡以外に、友達との連絡手段としてメールやLINEを利用。
小学生高学年~中学入学を迎える時期になると、最近は「ガラケー」や「スマホ」を購入、又は親の以前のスマホを譲り受ける子が増え出すとか。その使用目的には、友達との連絡手段が入ってくることが大きな違いです。
私のママ友のお子さんの話だと、中学校での部活の連絡がLINE!携帯を持っていないその子は、LINE連絡の時だけ親からスマホを借りて、その部活の輪に入っていたそうです。
携帯のショップ店員さんは・・・
「以前は、高校入学時期に沢山加入がありましたが、今は中学生、あるいは小学生から携帯やスマホを持つ子が増えてきました」
と、携帯所有の低年齢化とその利用率増加の勢いを肌で感じている様子でした。
- 目的を考えて選ぶ
- 必要性を考えて選ぶ
何のために、どんな携帯が必要なのか?その「目的」と「必要性」をはっきりさせから選ぶことが大事になってくるのですね。「使用目的や必要性」から「使い方」が明確になることで、携帯購入の時期が見えてくるのではないでしょうか。
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子供に携帯を持たせるメリットは?
- 緊急時に連絡をすぐに取ることができる
- GPS機能により子供の位置情報がわかる
- 防犯対策になる
- 子供とつながっているという安心感がある
私はこれまで、うちの子にも携帯があるといいなと思った経験があります。それは、約束したお友達のお母さんから「やっぱり今日は遊べない」との連絡が急に家に入った時。その頃、既に娘は待ち合わせ場所です・・迎えに探しに行くということが何度かありました。
それ以外にも、待ち合わせの場所を間違えて一人で待ち続けたり、時間を間違えてすれ違いで会えなかったり・・小学低学年の頃は約束がしっかりできておらず、そういったトラブルはよくありますよね。学年が上がり、一人での行動範囲が広がるとそれもまた心配で、少し帰りが遅いだけでもソワソワします。
きっと仕事をされている親御さんは鍵っ子のお子さんがいらっしゃれば、その心配から持たせている方も多いことでしょう。すぐに連絡をとることができる携帯を持たせておくと気持ちが違いますね。
関連記事)小学生に携帯電話は必要?
子供に携帯を持たせるデメリットは?
- 毎月の支払いが発生する金銭的ダメージ
- 有害サイトへのアクセス
- ネットいじめの被害者・加害者になる恐れ
- 有料サイトへのアクセス
- 課金などによる高額請求
- ゲームアプリに夢中になる
- 携帯依存
- 睡眠不足
- 家族とのコミュニケーションの減少
- 情報流出のトラブル
- 児童ポルノなどの被害
- 知らない人と繋がることができる
- ワンクリック詐欺や架空請求による経済被害
- ながら操作による事故
一方で、携帯を持たせる決心をするには、デメリットもしっかりと把握し、対策を考えておかなければいけません。SNSでのコミュニケーショントラブル、誹謗中傷、仲間はずれなど、携帯で繋がるどころか、携帯がいじめのツールとなった事例も多くあります。
また、有害サイトへのアクセス、高額請求、携帯依存などなど・・沢山の危険に出会う恐れもあります。購入する時は、きっとお子さんの防犯や家族の安心のため、友達と仲良くするためだったはず。それが安心を得るどころか、トラブルの元になっては元も子もありません。
- 使用時間、使用場所を限定するなどして携帯依存にならないようにする
- フィルタリングサービスを利用する
- 子供の利用状況を定期的にチェックし把握する
ルールを決めることで子供に携帯を持たせる、ルールを守れないなら携帯は与えない、没収するという闇ルールもありかもしれませんね。
我が家の携帯問題結果報告
以上の調査結果を踏まえ、我が家では子供とじっくり話し合ってみました。
- 「○○ちゃんも持ってるから、欲しいんだもん。」
- 「携帯があったら、家でも友達とメールできたり連絡が楽に出来るし。」
- 「携帯があると、お出かけも、友達やお母さんとの待ち合わせもスムーズだし、何かあってもすぐに連絡とれるから安心でしょ。」
という、娘の言い分を聞き・・・
家に私もいることだし娘にはまだ早い!という結論に至りました。今の娘のあやふやな目的では、必要性は薄く、デメリット面の方が多く気になりました。
そもそも、小学生のうちは何かあって困る場所には行かない!という大前提がありますしね。私自身、学生時代に親にねだった経験があるため、娘の気持ちは分かりますが、親になって初めて分かる親の気持ち。
便利になった世の中ですが、子供を様々なトラブルから守るためにも、うちの娘はまだ与える時期ではないと判断しました。
関連記事)子供の熱が下がった後いつから外出OK?元気な場合のおすすめ遊び♪
最後に
- 携帯を持つことによるメリット・デメリットを知り、「必要性」と「使用目的」をまずはよく考えてみる
- お子さんがきちんとルールを守って使用できるかが「カギ」となり、それが約束できる時が購入のタイミング
- お子さんを一番良く知る親御さん自身が、そのタイミングを判断し、責任を持ってお子さんを見守りましょう
「子供にいつから携帯を持たせるか?」その答えは、子供が携帯を持つメリット・デメリットを踏まえ、誰でもない親御さんご自身が、我が子の状況を見て判断することです。それは、お子さんの年齢、性格、生活環境によって変わってきます。
未成年者であるお子さんに、危険な機会を与えるかもしれないということを親がきちんと理解し、お子さんに自覚させ、一緒に話し合うことから始めましょう。必要で購入するなら、トラブル対策のために、親子でしかっりとルールを決めましょう。「子供が欲しいと言ったから」「友達も持っているから」と安易に購入を決めることはお勧めできません。
byRIKO