おねしょと夜尿症を混同いしている方もいるかもしれませんが、この2つは厳密には違います。「おねしょ」とは幼児期に排尿のメカニズムが未熟であることから起こるものですが、「夜尿症」とは5~6歳を過ぎても月に何回もおねしょをしてしまう場合を言います。
実は小学生の夜尿症は意外に多く、ほとんどの子が自然に治るようですが、やはり頻繁にお布団をおしっこまみれにされると洗濯も多くなり、ママにはストレスになってしまいますよね。
また大人でも夜尿症に悩んでいる方は意外と多いんです。
そこで夜尿症の治療法について調べてみると、夜尿症を予防するツボがあったんです!そんな夜尿症に効くツボをご紹介します!今回の詳しい内容はコチラ!
- 夜尿症に効くツボのご紹介!
- 夜尿症に効果的なツボマッサージの方法!
- 夜尿症を予防する食事!
以上です!それでは始めます!
夜尿症治療に効果的なおすすめのツボをご紹介!
中極(ちゅうきょく)
中極はおへその下4本分下がったところにあるツボで、夜尿症や尿漏れ、前立腺肥大などに効果があるツボです。子供の夜尿症だけではなく、大人の尿の悩みにも効果的です。
太谿(たいけい)
太渓とは内くるぶしにあるツボで、アキレス腱との間ぐらいにあり、すこし凹む感じがあります。このツボは「腎」に繋がるツボとされ、腎臓に関わる諸症状に効果があります。
腎兪(じんゆ)
腎喩はだいたい星印のあたりにあるツボです。見つけ方はまず腰(最もくびれたライン)に手を当て、親指を伸ばすした先背骨から指2本分ほど離れた場所です。このツボは夜尿症だけではなく、ぎっくり腰などの腰の症状にも効果があります。
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夜尿症にはツボが効く!マッサージの方法!
子供にツボマッサージをする場合は大人にするよりも刺激を弱めて行いましょう。揉むというよりは優しくさするようなつもりで行います。
中極をマッサージするポイント
このツボをマッサージするときは仰向けに寝かせてから軽く押すようにマッサージします。また少し温めるのも効果的です。このツボを押すとトイレに行きたくなることがありますのでトイレを済ませてから行うと良いでしょう。
太渓をマッサージするポイント
くぼんだところに人差し指を当て、アキレス腱に引っ掛けるつもりで押します。ゆっくり優しく、左右の太渓を押してみてください。毎日5回ほど刺激してみましょう。
腎喩をマッサージするポイント
こちらは自分で押すのは難しいところなのでパパやママが押してあげましょう。どんなツボを押すときもそうですが子供にマッサージをするときは優しく行いましょう。
夜尿症を予防する食事ってあるの?
夜尿症を予防するには寝る前に水分を摂り過ぎないことも大切ですが、食事に気を付けることでより効果的に予防することが出来ます。
- 利尿作用がある食べ物
- 体を冷やす食べ物
- 塩分の高い食事(喉が渇いて水をたくさん飲んでしまう)
利尿作用がある食品に注意!
利尿作用がある食べ物は当然のことながら尿の量を増やすため、漏らしやすくなってしまいます。特に寝る前は気を付けましょう。ちなみに下に書いた食品が利尿作用があるものです。
- スイカ
- 白菜
- きゅうり
- 柿
- トウモロコシ
- メロン
- 大豆
- お茶
お風呂上りに体を冷やさない
お風呂あがりなどに冷たいジュースや果物などを食べたりしていると体が冷え、お漏らししやすくなってしまいます。お風呂上りには温かい飲み物の方が良いでしょう。
陽性の食品を食べる
夜尿症を予防するには体を温める「陽性」の食事を摂ることが効果的です。陽性の食品とは寒いところで育ち、水分が少な目の食べ物です。陽性の食品をご紹介します。
- かぼちゃ
- 人参
- ごぼう
- イセエビ
- かに
- ひらめ
- タイ
- もずく
- 豚肉
- 自然塩
- たくあん
その他の関連記事はコチラ→子供のなかなか治らないおねしょの原因は?何歳から注意が必要?
まとめ
- 夜尿症を予防するツボがある
- ツボは「中極」「太渓」「腎喩」
- 子供にツボ押しをするときは優しく行う
- 夜尿症を予防するには食事も大切
今回のお話しは夜尿症を予防するツボと食事のお話しでした。夜尿症を予防する方法はたくさんありますが、最も大切なことは「漏らしても怒らない」ことです。
夜尿症は悩ましい問題ですがいずれ治ると気楽に思って今の子供の姿を受け止めてあげることが一番大事です。