小学生になったら、国語のプリント・算数のプリント・自由研究や読書感想など、様々な宿題が出ると思います。
そんな中、誰もが苦労するのことが多い絵日記。
うちの子も、去年の夏はこの絵日記に苦労し、夏休みの思い出として2枚提出で良かったものの、
「書くことがない」
「書きたいことがない」
などと大騒ぎしました。
そこで今回は、そんな絵日記に苦労してらっしゃる方にオススメしたい
- 書き方のポイント!
- ネタ
- 書くことがない場合
- 絵日記の効果
以上について説明し、すらすら書ける技を伝授したいと思います。
夏休みの絵日記の書き方のポイント
私が絵も日記も苦手なため、子供にどう教えたらいいのか分かりません。
絵日記の描き方を教えて下さい。
絵と文どちらから書く?
- 絵から書くのがおすすめ
まずは、何について書くか考えることから始めましょう。
子供の場合、文字よりも思い出が映像のように目に浮かぶかと思います。
1番楽しかった描きたいシーンをのびのびと描くと、その後はその絵を見ながらその日の思い出が浮かび上がってくると思うので、それを文にしたらよいのです。
絵を書く時のポイント
- 1日の印象に残ったシーンを描く
あれも楽しかったし、これも楽しかった・・・いくつも描こうとすると、ごちゃごちゃになり、絵もまとまりません。
1日のうちで1番印象に残っているワンシーンを、自分のうれしい表情をメインにしたり、風景・情景・動作をメインにして描くとよいでしょう。
文章をすらすら書くためのポイント
- 描いた絵はどんなシーンか?
- 一番楽しかったのは何か?
- どんな気持ちだったか?
描いた絵を基にし、その時の自分の気持ちを思い出して、
5W1H「いつ・どこで・だれと・何をして・どうなって・どう思ったか」
を順序良く書いていくと、まとまりのある文となり、すらすら書けると思います。
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絵日記を書く際の声かけのポイントは?
そのコツを伝授しましょう!
- 「夏休みで一番楽しかったことって何かな?」
- 「楽しかったことを絵に書いてみよう」
- 描いた絵を見ながら「これはいつ、どこでしたことかな?」
- 「誰と一緒にしたの?」
- 「何が一番楽しかった?その時どんな気持ちだった?」
と順を追って文章にしながら少しずつ質問をしていくことで、文章がどんどん完成していきます。
うちの子は少しずつ文章が出来上がってくるとのってきて、こちらが何も言わなくても文章に肉付けしてお話が膨らんできます。
すると、いつの間にか日記が完成してるんです。
ぜひ試してみてください。
絵日記にしやすいネタを紹介!
書きやすいものがあれば教えて下さい。
- 夏祭り
- プール
- 花火
- 友達と遊んだこと
- 旅行
夏休みの思い出として、上記のようなことが1つはあると思います。
夏祭りの出店で買い物をした、盆踊りをした。
また、プールで何メートル泳いだ。
花火大会に行かなくても家での花火や友達とのセミ捕り・鬼ごっこなど、楽しかったことは日記に最適です。
ネタは作ることもできますよ。
ネタがない時は作る!
- お手伝い
- 家族で肝試し
- クッキング
- 家族でゲーム
いつもはしないちょっと高度なお手伝い、お父さんの洗車のお手伝いや窓ふき、それだけでも思い出となり、大変だったことなど思い出ができます。
また、普段は歩かない夜道を家族で散歩するだけでも、それはもう子供にとって肝試しと一緒。
昼間とは違う風景にドキドキしたりできます。
それ以外には、低学年の場合、火を使わない簡単なサラダ作りでも作る過程や出来上がりなどの感想を書けば「はじめてのクッキング」という立派なタイトルになりますよ。
家族でのトランプやゲームでも、
- 誰が勝った
- 自分は何番だった・・・
と盛り上がったということが楽しいネタになりますね。
日常のちょっとしたことでも楽しい思い出となりますね。
次の章で見ていきましょう!
本当に書くことがない!という時は?
- 虫捕り
- 1人で買い物
- バスや電車に乗る
夏はセミが近所の公園や道端の木など、都会でもセミを見かけることが多いもの。
網を持っていなくても、帽子でも捕れちゃいますが、捕れなくたっていいんです。
捕ろうとしたこと、近くでセミを見たことが思い出となります。
バッタやテントウムシもオススメです。
また、友達と一緒に遊んだ帰りにコンビニで安いお菓子を買ってみた、というのでもいいんです。
そんなちょっとした買い物の経験も日記のネタになります。
うちの子は、去年はじめて1人でバスに乗せました。
まだ1年生で心配だったので、バス停まで付き合い、運転手さんにもお願いし、バスを降りたところにはおじいちゃんやおばあちゃんがスタンバイ。
それだけでも子供にとっては大冒険となり、思い出になるんです。
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絵日記を書くことによる子供への効果は?
- 絵の上達
- 知能向上
- 文章力の向上
絵日記を書くことは絵の上達だけでなく、出来事を思い出し、感情を思い出します。
さらに感想を思い浮かべることでまたやりたい、次はこうしたいなど未来を想像することは脳の刺激となり、頭の回転が速くなり、知能向上効果もあります。
また、基本的な5W1Hを考え、それらが身に付くことで文章力や、普段の会話力の向上にもつながるんです。
しかし、絵日記は子供だけでなく、大人にも最適で、忘れがちな日頃の様子を記録したり、高齢者の場合は認知症予防にも。
子供が宿題絵日記を書くにあたり、どう書いたらいいのか聞かれたものの、どう説明したらいいのか分からなかったんですが、大変参考になりました。
最後に
絵日記の描き方について、ポイントをまとめます。
- 絵から描く
- 1番印象に残ったシーンを描く
- 5W1Hで順序良く書く
- 夏休みの思い出、楽しかった出来事、初めての経験をネタに
- 絵日記は、絵の上達だけでなく、知能向上、文章力の向上につながる
うちは去年、私の実家へと里帰りをして両親と旅行に行ったり・友達の家に泊まった・夏祭りに行ったり・プールに行ったりと色々経験しました。
でも、絵日記はその夏休みの思い出の中で2つだけを描く宿題だったので、どれもこれも印象的で、どれを書けばいいのか分からないと悩んでいました。
そんな場合は、まず絵に描きやすいシーンを選んで思い出を絞るのも1つの手でしょう。
byちゃあ