夏休みの宿題って、ドリル等の問題集だけじゃないんですよね。
宿題の中にどの小学校でも大体あるのが、応募作品の出品。
絵や習字、作文など・・・ですが、その中でもポスターってどう描いたらいいの?って悩みますよね。
「何を描けばいいのか分からない。」
「どう描いていいのか分からない。」
などという声も聞こえてきそうですよね。
うちの子も、絵を描くのは好きだけど、ポスターとなるとまた違うと聞き、描き始めるまでに悩みこんでしまい時間を要した経験もあります。
そこで、夏休みのポスターを描く宿題について
- 描く内容
- コツ
- 絵画教室
など・・・なんだか気になるでしょ?
今回は、そんな気になる内容についてお話ししていきたいと思います。
夏休みのポスターを描く宿題!どんなものを描けばいい?
何かしらのテーマをすでに与えられている場合もあれば、自由議題ということもあります。
それだけに、どんなものを描くべきか、悩むこともあるでしょう。
テーマがある場合
テーマが決まっている場合には、まずその内容をよく調べてみることです。
- 交通安全
- ゴミ捨て
- 清潔
- 思いやり(人権問題)
- 地域のこと
そもそもポスターにはどういった役目があるのかを根本的に考え、離れた所からでも訴求したいメッセージが正しく、力強く伝えられるものであるべきだと気がつくことが重要です。
日頃、通学路などを歩いていると必ず一枚はポスターを目にすることができますが、注視しているわけではないのに自然と頭の片隅に記憶しているものです。
つまり、必ずしも上手に描く必要性は無く、それよりも何気なく目にした人々の心が動かすことの方が大切なので構成とテーマを考えて描いていくようにしましょう。
また、過去の入賞者の作品を調べてみるのも好ましく、よいヒントが得られ作品作りに活かせます。
自由課題の場合
自由テーマの場合は、自分が今一番気になっていることをテーマにするのがオススメです。
勉強のこと、友だちのこと、家庭のことといった身近な題材から、世界情勢や自然破壊といった時事問題などもよいでしょう。
あるいは・・・コンサートや盆踊りなど、地域のイベントをポスターの題材に選ぶのもよいかもしれません。
いずれにしても、自分の心に強く訴えかけてくるテーマを探すのがポイントです。
そうすれば、自然に文字や絵柄など、頭の中にポスターの構図が浮かび上がってくることになるはずですよ。
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ポスターの描き方!うまく描くコツは?
- インパクトのある絵
- 心に響く文字
- 目につきやすさ
- 印象に残るようにする
- 性格に情報を伝える
- 一言で伝わる言葉
- 絵と文字のバランス
ポスターで一番重要になるのは、インパクトを与える絵と心に響く文字です。
ポスターは普通の絵画と違い、じっくりと鑑賞する芸術作品というわけではありません。
そのため、パッと見の印象が非常に大切で、絵の描き方は上手下手ではなく、いかに情報を正確に伝えられるかが大事なポイントだといえるんです。
また、文字の書き方ですが、簡潔に訴えたい内容をまとめるのがコツです。
ダラダラと書くのではなく、短く伝わりやすい言葉を考えます。
さらに、最も重要な部分は大きくあらわすようにもし、文章と絵のバランスを考えながら、一番分かってもらいたい部分を強調するように配置しましょう。
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夏休み絵画教室で仕上げるという手もある!
中には、自力でポスターを仕上げるのが難しいということもあるでしょう。
その場合には、夏休み絵画教室で仕上げるという手もありますよ。
教室の種類
- 絵画教室が夏の特別講座として短期教室を開設
- プロのアーティストを招いてカルチャーセンターが短期教室を開設
- 地域のコミュニティーセンターなどで開催される短期教室
- 美大生などの個人レッスン
など、色々な方法があります。
教えてくれる内容
- 題材に対するアドバイス(どんな絵がいいのか)
- 構図に対するアドバイス
- 下書き段階でのアドバイス(ここにこれを加えるとよくなるなど)
- 色使いに対するアドバイス
- 文字に対するアドバイス(こんな言葉がいいなど)
夏休み絵画教室で教えてくれることは、ポスターデザインの草案のほか、実際の作品作りなどです。
ポスターのアイデアやレイアウトを指導してもらえるほか、画材の使い方を学ぶといったこともできます。
その結果、創造性が引き出され、技術を習得し、より完成度の高い作品を仕上げることがでしょう。
料金相場
- 無料〜10,000円
気になる料金相場ですが、夏休み絵画教室を実施しているところによって、大きくばらつきがあります。
1日だけの教室で料金設定をしている場合もあれば、数日から数週間といったまとまった期間で料金設定をしているケースもあるためです。
さらに、個人指導とグループレッスンかでも、料金は変わってきます。
実際に申し込む前に、体験レッスンを実施している場合もあるので試してみるのもよいでしょう。
まずは、気になる絵画教室に直接問い合わせてみることをオススメします。
ちなみに、私も子供の頃この夏休み絵画教室に通っていましたが、図書館が画家を招いて無料で行う2日間限定のものでした。
また、子供が通ったことのあるものは、絵画教室が5回で5,000円で行う夏休みの宿題で出た絵を描く(ポスターに限らない)というもので、定員10名に対し応募が多すぎて、3クラスになったそうです。
最後に
夏休みの宿題である、ポスターの描き方について、ポイントをまとめます。
- テーマがある場合は、その内容を調べ、過去の受賞作品をチェックする
- 自由課題の場合は、自分の心に強く残るものを選ぶ
- ポスターは、パッと見の印象が重要
- いかに情報を正確に伝えられるかが重要
- 短期絵画教室でアドバイスをもらいながら描くのもオススメ
ちなみに、絵画教室に通うと、絵が得意でない子でも的確なアドバイスをもらえるため、賞を取れることも多いんですよ。
それはなぜかというと、教える先生がその応募作品に求められる要素をわかっている、審査員がプロか教育者かでも異なるため、そこをわかった上でテーマを選べるのもポイントとなるのです。
もちろん、それをしっかり考えて絵画教室に通わずとも賞を取れる子はたくさんいますけどね。
ただ、ポスターは絵画と異なり、こうしたポイントを抑えることが重要といえるでしょう。