たしかに。
離乳食の基本として、白身魚から・・・という鉄則がありますが、朝食などでもよく食卓に上がる鮭はいつから食べさせていいのかって気になりますよね。
我が家も離乳食を作っていた頃、朝食で鮭はよく食べるので、それを子供にあげれたら・・・と何度思ったことか・・・。
そして、もっと手軽な鮭フレーク、これで魚の栄養も取れたら・・・って思いますよね。
そこで今回は、鮭の離乳食について
- いつから食べさせていいのか
- 下ごしらえの方法
- 注意点
- 鮭フレーク
- オススメメニュー
などを説明したいと思います。
離乳食、鮭っていつから食べさせてもいいの?
鮭も分類では実は白身魚の一種なのです。
ただ、他の白身魚に比べて脂分が多いので、鯛・平目・かれいなどに慣れてきてからトライするのがいいでしょう。
離乳食初期(5~7ヶ月):×
離乳食中期(8~9ヶ月):〇
離乳食後期(10~11ヶ月):〇
離乳食完了期(1歳~):〇
スーパーでよく売られている“トラウトサーモン”。
これは実はサケ科の鱒(ます)です。
鮭同様、8ヶ月以降で白身魚に慣れていればあげても大丈夫だそうですよ。
離乳食で鮭フレークはOK?
ですが、以下のようなことがあります。
鮭フレークは、大人がごはんにのせてふりかけ代わりに食べても美味しいように、塩分やでんぷんなどがたくさん入っています。
濃い味に慣れてしまう可能性がありますので、できれば避けたい食品ですね。
しかし、鮭フレークもお魚なので、栄養面ではOKなんです。
青魚ほどではないですが、DHAやEPAなど良質のタンパク質に加え、ビタミンやカルシウムも入っていますので、離乳食後期以降であれば少量ずつならあげてもいいでしょう。
しかし、やはり気になるのは目には見えない調味料・・・心配な場合は、無理してあげる必要はありません。
次に、鮭をどうやって食べさせたらいいのか、下ごしらえの方法を紹介します。
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離乳食の鮭、下ごしらえの方法は?
- まず、沸騰したお湯に、切り分けた鮭を入れて十分に加熱
- その後、離乳食中期はミキサーでかくはんしドロドロの状態にする
- 後期以降であれば赤ちゃんに合わせて、みじん切りでも大丈夫
刺身で売られているサーモンや鮭は、とても新鮮ですし、骨を取り除く作業が省けるため、大人のお刺身をすこしもらって茹でるのもいいと思います。
我が家では後期以降は、刺身をオリーブ油やバターでソテーして食べさせていましたよ。
離乳食で鮭を与えるときの注意点は?
注意点を説明しますね。
厚生労働省の「特定原材料に準ずるもの」の20品目に、鮭は入っています。
魚の筋肉に含まれる“パルブアルブミン”というタンパク質が原因で、下記のような症状を引き起こす可能性がありますので、初めて食べさせるときは充分に気をつけてあげてください。
鮭アレルギーの症状
- アナフィラキシー
- じんましん
- アトピーがひどくなる
- 顔や目が赤くなる
- まぶたが腫れる
- 咳が出る
鮭を使った簡単離乳食メニュー
作り方を説明しますね。
離乳食完了期:白菜と鮭のクリーム煮
多めに作って冷凍保存しておけますので、8食分の作り方を紹介します。
もっと少なくていいという方は、単純計算して作るといいでしょう。
生鮭 120g
しめじ、えのき 合わせて100g
にんじん 50g
水 大さじ2
薄力粉 大さじ2と1/2
牛乳 250cc
ベビーフードの和風だし 大さじ1
作り方
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- 野菜を細かく切る
- 生鮭は皮と骨を取り除き、食べやすいサイズに切る
- 鍋に野菜、水を入れ蒸し煮。半分くらい煮えたら鮭を入れてしっかり煮こむ
- 煮えたら、薄力粉をダマにならないように入れよく混ぜる
- 牛乳を加えて、煮込んだら完成!
-
鮭よりももっとお手軽なしらすについては、こちらをご覧ください。
最後に
ポイントをまとめます。
- 鯛・平目・かれいなどに慣れてきてからトライするのがいい
- トラウトサーモンは、鮭同様、8ヶ月以降で白身魚に慣れていればあげても大丈夫
- 鮭フレークには濃い味付けがされているため、できれば離乳食期には避けたいものの、栄養面では問題ない
- 鮭アレルギーというものもある
我が家の娘(3歳)もお魚の中でも鮭は大好きです。
離乳食のときからお刺身などを簡単に調理してあげていましたので、舌が覚えているのでしょうね。
ぜひ今が旬の美味しい鮭を赤ちゃんに食べさせてあげて、お魚好きの子どもにしてあげてください。
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