赤ちゃんの誕生に喜びを感じながらバタバタと過ぎる1ヶ月。ようやく赤ちゃんとの生活にも慣れ始めたころにやってくるのが予防接種ですが1ヶ月検診以外では初の外出、という人も多いのではないでしょうか。
多くの人が2ヶ月目を初めとしますが、生後2ヶ月ではまだまだ授乳の感覚も空かないのが普通ですよね?1時間おきというのもザラだと思います。
そこで気になるのが予防接種との兼ね合い。予防接種の説明を読んでいると予防接種前に授乳してはいけないという注意事項があるものがあるのはご存知ですか?私は予防接種の説明を読んで、予防接種の待ち時間の間におなかがすいたりして娘が泣き叫んだりしたらどうしよう・・・と思ったりしてハラハラしながら予防接種に行った経験があります。
では、予防接種前に授乳してはいけないワクチンは何のワクチンなんでしょうか。そして授乳していくべき?待たせるべき?授乳後に接種して大丈夫?などといった不安を解決すべくいろいろと調べてみました!予防接種に行く時のコツも伝授しますよ♪
今回は赤ちゃんの予防接種と授乳の関係についてお話していきたいと思います。
赤ちゃんの予防接種前に授乳してはいけないワクチンがある!?
- 経口接種(口から飲むタイプのもの)
- 皮下注射(注射器で腕から接種するタイプのもの)
- スタンプ方式(針穴がたくさんあるはんこ注射とも呼ばれるもの)
授乳との兼ね合いで気をつけなければいけないのが経口接種タイプワクチンのロタウィルス
ロタウィルスのワクチンには二種類あります。
- ロタリックス
- ロタテック
接種方法はどちらも経口投与になります。大きな違いといえば接種回数になるでしょう。ロタリックスが2回に対しロタテックは3回の接種になります。
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経口ワクチンの予防接種前には授乳してはいけない理由とは?
答えは「吐き戻し」です。
授乳後赤ちゃんにゲップをさせようとして背中をトントン・・・
大変!!ゲップと一緒に吐いちゃった!!!
という経験、子育て中のママなら誰しも味わったことがあると思います^^;
特に生まれて間もない月齢の低い赤ちゃんではまだ満腹中枢も発達していないため、自分の胃の許容量を超えて飲んでしまって吐くということも珍しくありません。通常赤ちゃんの胃は大人に比べるとまだ未発達でトックリのような真っ直ぐな形をしており、ちょっとした刺激でも吐きやすい状態にあるのです。
そのため経口ワクチンの接種直前に授乳してしまうと、折角飲ませたワクチンを一緒に吐き戻しかねないという事態になりうるのです。折角頑張って飲ませても吐いてしまっては反って可哀想ですよね・・・。
関連記事)赤ちゃんが予防接種後にぐするのはなぜ?対処法はある?
経口接種以外のワクチンなら予防接種前に授乳してもよい?
基本的には問題ないでしょう。
予防接種当日はママもドキドキ、赤ちゃんも初めての場所や匂い・注射などで興奮しがちです。初めは落ち着いていても自分より前に注射を受けて泣き出した赤ちゃんからもらい泣きをするなんてこともあります。
そこに加えて空腹のイライラ・不機嫌なんて事態は避けてあげたいものですよね。また、病院によっては待ち時間や診察が長くなってしまうことも考えられます。あまり授乳せずに待たせていると大泣きして予防接種どころではなくなってしまうことも(^o^;)
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さいごに
上記のことから予防接種前に授乳をするタイミングとしては
- 当日受ける予防接種の種類をしっかり把握すること
- 授乳は予防接種の30分前には済ませておくこと
- 予め病院での待ち時間がどれくらいになるのかある程度確認しておくこと
以上がポイントといえるでしょう。
とはいえ初めての予防接種に赤ちゃんは緊張してしまうもの。泣くのが当然です(^_^;)少しでも緊張を和らげてあげるためにお母さんやお父さんが抱っこしてあげたり、お気に入りのオモチャを持って行ってあげたりするのもオススメです。
我が家では「しまじろう」のぬいぐるみが大活躍しました(*^^*)
無事にスムーズに予防接種が終わりますように・・・。