水疱瘡についてどれぐらいご存知ですか?症状や、感染経路についてしっかり理解しているだけできちんと予防できたり、他の人にうつしちゃうことが減ります。水疱瘡の怖いところは、その強い感染力なんです!
自分の子どもが、水疱瘡になる前にしっかり水疱瘡のことを理解しておくことが大切です。
今回は、水疱瘡の原因、症状、期間、ワクチンについてご説明したいと思います。
水疱瘡の原因とは?
水痘帯状疱疹は、人間にしか感染しない病気で、感染力の強いウイルスが原因でおこる病気です。
また、感染してから体の中でウイルスが増えていき、最終的に皮膚まででていき、発疹、水ぶくれとなります。
皮膚まででてくるのに、約2週間かかるので、感染してもすぐには症状が出ず、感染したこと自体に気づかない時もあるんです。
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水疱瘡ってどんな症状?
水疱瘡は、発熱→発疹・水ぶくれ→かさぶたの段階で症状が出ますので、それぞれについてご説明します。
発熱
感染から1日〜2日間ほど37度ぐらいの熱が出て、だいたい3日間でおさまります。
発熱のほか、食欲低下や、軽い頭痛も見られますが、これらの症状には赤ちゃんや子どもの場合気づかないことのほうが多いようです。
発疹、水ぶくれ
小さく赤いブツブツができ、数週間後には、発疹が膨らんでいき水ぶくれになります。
かさぶた
水ぶくれがかさぶたになって治ります。かさぶたがきちんととれるまで約3週間ほどかかると言われています。
また、水ぶくれの中には、水疱瘡の原因と言われるウイルスがあるのでかきむしって破れてしまわないよう気をつけてください。
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他人に感染してしまうのはどの期間から?
感染した人から、発疹が出て1日〜2日からすべての水ぶくれがきちんとかさぶたになるまで、他の人に感染すると言われています。
また、水ぶくれの中には水疱瘡原因のウイルスがいるので、そこから感染することも多いので要注意です。
水疱瘡のワクチンってあるの?
水疱瘡のワクチンは、生ワクチンでその病気の生きた病原体の毒性を弱めてその病気にかかったのに近い免疫をつけることができるタイプのものです。
自然の水疱瘡に感染しても、発症しないか、発症しても軽傷で治めてくれます。また、予防接種を受けると90%以上の人は、水疱瘡に対する免疫が作られますが、3人に1人は、発症すると言われています。
しかし、多くは症状は軽く済むので重症化は防げます。
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最後に
- 感染力の強い水疱瘡ウイルスが原因
- 人から人にうつる
- 発熱→発疹・水ぶくれ→かさぶた、という症状がある
- 発疹が出て1日~2日から、かさぶたになるまで感染する可能性がある
- 1歳から打てるワクチンがある
水疱瘡の怖いところは、集団感染です。幼稚園や保育園の1人が発症すると水疱瘡は感染力が強いので瞬く間に、感染が広がることもあります。ですので、他の人にうつさないためにも黒くてしっかりしたかさぶたができるまで自宅で安静に過ごして、しっかりと完治してくださいね!
また、痒みが耐えられない子どもも多いと思うので、カーゼや手袋を手につけてあげて、掻きむしってしまうのを防いだり、お風呂はシャワーでさっさっと済ませてあげてくださいね。
看護する側の、ママもこまめに手洗いしたり、アルコール消毒したりと、わたしは小さい頃に水疱瘡になってるからと油断せず、二次感染をしっかり防いでください。水疱瘡の症状自体、熱も高くなく、辛いのは痒みぐらいなので、大変だ大変だと、事を重大視せずしばらく幼稚園も休まなきゃだしいっぱいママと遊ぼうねぐらいの気持ちで、接してあげてください!
むうこより