最近は海外製のおしゃれなおんぶ・だっこ紐やスリングなどがたくさんありますね。
今回はその中でもおんぶについて、いつからおんぶができるのか、上手な使い方、メリットについてお話ししたいと思います。
赤ちゃんのおんぶはいつからできる?
赤ちゃんは最初は首がすわっていません。
抱っこしていても首がぐらぐらしているので、首がすわるまでは気をつけて抱っこしなければなりませんね。
おんぶになると抱っことは違い、首を支えることができないので、おんぶをする場合はしっかりと首がすわってからになります。
おんぶする時の注意点
おんぶは赤ちゃんが背中側にいるので、おんぶしている親御さんには赤ちゃんが見えません。
私は家事をする時には必ずおんぶをしていたのですが、鏡がある場所を通るたびに話しかけながら「ばぁ~~~♪」と娘にも顔を見せていました。
特にキッチンで使うことが多かったので、キッチンに鏡を置いてしょっちゅうかがみをのぞきこんでは、鏡越しに娘の様子を見ながら話しかけたりしていました。
鏡で自分の顔が見えるのも楽しいらしく、娘はいつも大喜びでした。
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おんぶ育児のメリット
それは、赤ちゃんがママやパパがしていることを後ろからずっと見ることができるということです。
それはどういうことかというと、お料理しているところ、歯を磨いているところ、ご近所さんとおしゃべりしているところなどなど。
大人がしているところを大人目線で見るということは赤ちゃんにとっては刺激的なのです。
赤ちゃんは大人のまねをしたがります。
たくさんのことを見たり聞いたりしている赤ちゃんはそれだけたくさんの経験が積まれるのです。
おんぶ紐を選ぶ時の注意&使い方
私が住む市のスリング講習会では助産師さんが講習をしてくれるのですが、その時に、おんぶの仕方も教えてくれたのですが、衝撃的な事実を知ってしまいました。
それは、今売られているおんぶ紐のほとんどが親切にも足を通す穴がついているということなのです。
おんぶした時に足が下にまっすぐ伸びた状態になるという現象が起きます。
素人考えでは全然気づかないのですが、おんぶをした時にこの足がまっすぐになってしまうという現象が赤ちゃんの股関節に影響が出るということでした。
股関節脱臼というものです。
赤ちゃんの股関節は開いているのが普通なのですが、それを足をまっすぐにさせてしまうおんぶひもの足を通す穴は不要なのです。
昔のおんぶひもはそういった便利(?)な穴はなかったのですが、今販売されているものは昔ながらの形のものですら足を通す穴がついています。
私が持っているタイプの昔ながら風のおんぶ紐もそうでした。
でも助産師さんいわく、買い換える必要はなく、そのおんぶひもの足の穴を無視して、その穴に足を通さず使うことで足が広がって、股関節が開いた状態になるので、その足を通す穴は使用しないようにするとよいと言っておられました。
逆に生まれながらにして股関節脱臼になってしまっている先天性股関節脱臼の赤ちゃんの場合は、正しいおんぶで足を開くことで改善できるということですから、ぜひおんぶする際は足を通す穴に足を通さないで使用することをおすすめします。
さいごに・・・
おんぶは、赤ちゃんがママやパパの背中のぬくもりを常に感じることができて安心できます。
また、両手を離して家事ができるので、家事もはかどります。
byさっちん
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