あいつは机の引き出しにハンカチ・ティッシュ入れっぱなしで、忘れ物チェックの時だけ持っているアピールするくらいで、使うことがないけんね。
でも、今度入学する次男はアトピーだから、保湿剤を入れておくためにも、つけさせる予定よ。
じゃあ、男の子だったら、つける子とつけない子がいるってわけやね。
それにお金をかけるのはもったいない!
簡単に作れないかねえ?
そうそう、買ったらけっこうするし、男の子用ってイマイチな柄しかなかったりするし、作るのがいいよ!
家にあるハギレくらいで作れるけんね。
私、長男の時に千円くらいで移動ポケットを買いました。
でも、長男は「邪魔」とかいってほとんどつけなかった上に、柄も気に入らないとブーブー。
結局、千円損しちゃったようなものなんです。
そこで今回、次男には手作りすることに!
使うかどうかはわからないけど、使うとしても男の子は低学年のうち。
ならば、お金をかけずに移動ポケットを手作りしちゃおうということです♪
クリップ部分を100均で購入しただけで、あとは家にあったハギレだけ。
移動ポケットを100円で2個作っちゃいました。
今回は、移動ポケットのティッシュケースあり・なしバージョン、2通りの作り方を伝授しちゃいます。
どちらも簡単で、わかりやすく工程を画像や図とともに紹介しますので、ぜひマネして作ってみてくださいね。
移動ポケットの作り方!ティッシュケースありバージョン
- 布
- ハサミ
- クリップ
- ミシン
- 定規
- 糸
- アイロン
布は、一色でもできますが、今回蓋部分の色を変えるため二色使っています。
二色使う場合は、両端に付け加える感じで一枚にして横の長さが60cmになるよう、縫い代を考えて布を裁断ください。
蓋の色を変えなくていい場合は、一色のみで大丈夫です。
今回クリップは、セリアで購入したものを使いました。
移動ポケット単体で見ると、柄物が可愛いものの、結局洋服と合わせることを考えたらシンプルな柄がオススメです。
STEP(1)布を裁断する
先ほどの寸法に合わせて布を裁断しましょう。
今回、二色にしたので、縫い合わせた長さが60cmになるよう縫い代を考えそれぞれ1cm長く裁断しました。
(両サイドの二枚の布は、6cm幅。)
STEP(2)小さい布を縫う
まず、4cm幅の布を半分に折り、一度開いたら、内側の線に合わせるよう中折りしていきます。
この時、アイロンをしっかりかけながら折り目をつけると、出来上がりがきれいになりますよ。
そして、きれいに折れたら、端を縫って一本のリボンにしましょう。
2つあるので、2つとも同様に。
STEP(3)二色の布を一枚にする
二色の布を一枚にしましょう。
※一色のみで作る場合は、この工程はいりません。
STEP(4)端の処理をする
一枚になった大きな布の端15cm幅の部分を、5mm程度に縫いましょう。
この時も、一度折りながらアイロンをかけておくと、縫いやすくなりますよ。
STEP(5)2のリボンを縫いつける
大きな布の表面を上に向け、左端から13cm・21cmの部分に(2)で作ったリボンを縫いつけます。
縫う部分は、1本につき4箇所。
両サイドと、端から3.5cmの部分を固定するように縫いましょう。
STEP(6)布を折っていく
両端を、上記の図通りに折っていきましょう。
まず左端から。
柄違いの縫い目部分まで折るようにしましょう。
(一色の場合は、6cmほどのところで。)
右端は、18cmほど折って、それをさらに6cm内側に折り返すように。
ここまでできたら、次にA線とB線を合わせるよう半分に折りましょう。
このようになりましたか?
STEP(7)端を縫う
先ほど折ったものを縫っていきます。
向きを変え、AB合わさった部分を下にし、両端を縫います。
STEP(8)裏返す
隙間から布をちょっとずつ引っ張り、裏返していきましょう。
4の端処理をした部分が、ポケットティッシュの入れ口に。
STEP(9)クリップをつける
裏面のリボンにクリップをつけたら完成です。
私はちょっと雑ですが・・・、実際はもっと角をきちんと出すと、仕上がりがキレイです。
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移動ポケットの作り方!ティッシュ入れなしバージョン
使う道具はほぼ一緒ですが、布は
- ベース生地
- 切り替え生地
- リボン用生地
が必要です。
布のサイズはこの通り。
STEP(1)布を裁断する
サイズ通りに布を裁断しましょう。
2枚の布はそれぞれ、ポケット本体・蓋部分にわかれます。
STEP(2)リボンを縫う
先ほどのティッシュ入れありバージョンのSTEP(2)同様、布を内側に折り込み、縫ってリボンにしましょう。
STEP(3)布を合わせて縫う
布を表合わせにし、両端(15cm幅の部分)を縫います。
この時、片側は返し口を5cmほど開けておくようにしてください。
縫ったら、その部分を開くようにしてアイロンをかけておくと、仕上がりがキレイです。
STEP(4)リボンを縫いつける
3を裏返し、本体にしたい部分側の縫い目に合わせて縫いつけます。
縫う場所は4つ。
端(5mm程度)2箇所と、3.5cm部分の2箇所をしっかり縫いましょう。
STEP(5)蓋底ラインを決める
ここから、ちょっと難しく感じるポイントかもしれません。
ですが、ポイントさえ押さえれば、折り紙の要領で簡単です。
蓋の底ラインをまず作ります。
切り替え部分から11cm測り、折りましょう。
STEP(6)内側を山折りして5に合わせる
返し口が先ほどの5の蓋底ラインに合うようにし、内側を山折りにしましょう。
STEP(7)内側の底を山折りに
袋部分にマチを作るため、先ほど折った(6)内側の底を1cmずつ折り込んで山折りにします。
STEP(8)返し口をアイロンかけして折り込む
返し口を開いてアイロンをかけて折り目をしっかりつけ、先ほど(7)の内側にはさみましょう。
STEP(9)両端を縫う
返し口部分を下にし、両端を縫います。
STEP(10)裏返す
返し口から少しずつ引っ張るようにして、裏返しましょう。
STEP(11)返し口を縫う
返し口を閉じる必要があります。
STEP(12)クリップをつける
形を整えたら、クリップをつけましょう。
これで完成です。
ワンポケットですが、シンプルで使い勝手抜群。
小学校の手作り品は色々。
こちらも参考にしてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
移動ポケットは、女の子だけじゃなく、男の子用に作るのもよし!
女の子用に比べて市販のものはデザイン豊富とはいえません。
なので、ぜひ手作りしてみてくださいね。