幼稚園や小学校に通うお子さんをお持ちの方であれば、誰でもひとつは持っている水筒

 

毎日持って行くものだから、水筒本体はどうにもなっていないのに、カバーの方が破れてしまったということありません?

あるある!

カバーだけ買いたくても、サイズが合わなかったり、本体ごと買い替えちゃうのももったいなくって。

ですよね〜。

うちの子も、何度かバーをダメにしたことか。

中にはカバーだけを注文できるものもありますが、買い換えるのと変わらないくらいの値段がかかってしまったり。

うちの子なんて、買い替えてもまたすぐダメにしちゃうんじゃないかと、破れたのを繕って持たせてたら、底が抜けて本体にも傷をつけちゃったことあるわ。

 

 

そんな、水筒カバーでお困りの方に向け、今回は水筒カバーを手作りしちゃおうというご提案です!

簡単に作れちゃうので裁縫が苦手という方にも安心で、好きな布で作れるのため、今まで水筒を粗末に扱っていた子も大事に使うようになったなんていうミラクルも。

では、サーモス(FEJタイプ)の水筒を見本に説明していきますね。


水筒カバー作りで用意する物

用意するものは、

  • キルティング生地
  • 綿生地
  • Dカン 1個 (ベルトの幅に合わせて)
  • アジャスター 1個 (ベルトの幅に合わせて)
  • ベルト 90cm(子供の背丈に合わせて)
  • マジックテープ 3cm×2.5cm

です。

 

今回は、ツートンカラーとなる素材・柄ともに異なる2種類の生地を用いた作り方となります。

詳しい生地サイズはこちら。

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  • キルティング生地(胴回り)・・・26cm×20cm(縫い代:上左右1cm・下0.5cm)
  • 綿生地(折り返しの布)・・・26cm×3cm(縫い代:上下0.5cm・左右1cm)
  • キルティング生地(マジックテープ部分)・・・6cm×4cm(縫い代:上下左右0.5cm)
  • 綿生地(マジックテープ部分)・・・6cm×4cm(縫い代:上下左右0.5cm)
  • キルティング生地(肩のベルト)・・・42cm×6cm(縫い代:上下0.5cm、左右1cm)
  • キルティング生地(底、円形)・・・直径4.3cm(縫い代:0.5cm)

 

なんだか難しそうだけど、初心者でも作れるかしら?

上記の通りまず布を切ってしまえば、あとは縫っていくだけなので意外と簡単なんです。

もちろん、切り替えや(折り返し部分)なしでも作れますので、安心くださいね。

 

500mlの水筒でのサイズです紹介していますが、350mlの場合は、キルティング生地(胴回り)を26cm×15cmで用意してください。

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水筒カバーの作り方を解説!

では、作り方を説明していきます。

STEP(1)ベルトを切り分けアジャスターをつける

ベルトを10cmと80㎝に切り分け、80cmの方にアジャスターに通して縫いつける。

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ベルトは、成長に応じて長さを変えられるよう、アジャスターつきが便利です。

STEP(2)肩ベルトを半分にして縫う

肩のベルトの生地をかがり縫いし、縫った部分を折り込み、それを半分にして縫います。

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この縫い方だと、裏返す手間がないので楽チンです。

STEP(3)1にDカンを通す

手順(1)で縫ったベルトのアジャスターのついていない方に、Dカンを通す。

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STEP(4)2に3のベルトを通す

Dカンとアジャスターを通したベルトを、手順2で縫った肩ベルトに通す。

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この肩ベルト。

カバーがあるなしでは、全然肩への負担が違います。

少々手間でも、つけたほうがいいでしょう。

STEP(5)胴回りの生地をかがり縫い

胴回りの生地を左右と下の部分に、かがり縫いする。

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上となる部分に、かがり縫いはしないので注意しましょう。

STEP(6)Dカンにベルトを通す

Dカンに、切り分けた10cmのベルトを通し、半分に折る。

 

STEP(7)ベルトや折り返し布の位置決め

胴回りの表面に、ベルト、折り返しの布を乗せ縫う位置を決める。

ベルトの向きに注意しましょう。

縫う位置が決まったら、まち針でとめる。

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STEP(8)7でとめた部分を縫う

まち針で止めた部分を縫い、折り返す。

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STEP(9)折り返し布の縫い代部分を決める

折り返し布の縫い代部分を折り込み、縫う位置が決まったら、まち針と止める。

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STEP(10)9でとめた部分を縫う

まち針で止めた部分を縫う。

ベルト部分は、ベルトに合わせて四角く縫う。

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ベルト部分は、外れないよう縫うことが大切です。

ここを頑丈にしておかないと、すっぽ抜けちゃいますからね。

 

STEP (11)胴回りを円形に縫う

胴回りを円形に縫っていきます。

胴回りを半分に折り端を縫いますが、この時上から数cm部分は開き口にするので、縫わないようにしましょう。

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STEP(12)開き口を縫う

開き口部分を、一旦まち針でとめて縫う。

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STEP(13)そこを縫う

底の部分を縫う。

胴回りと底を仮縫いしておくと、縫うのが楽です。

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丸底が縫いにくいという場合、円の縁に切り込みを入れておいてもいいですよ。

STEP(14)大きさを確認

ひっくり返し、実際に水筒を入れてみて、大きさを調整して下さい。

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STEP(15)マジックテープ部分の生地を縫う

マジックテープ部分の生地(キルティング、綿)を中表にし、上下、片端を縫う。

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STEP(16)15をひっくり返してマジックテープを縫い付ける

ひっくり返し、綿生地部分にマジックテープのふわふわしている方を縫いつける。

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接着式のマジックテープより、縫いつけタイプの方がオススメです。

STEP(17)16を縫い付ける

マジックテープを縫いつけた布を、胴回りの開き口部分に縫いつける。

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マジックテープは、赤線の部分を少しあけて余白を作ってから縫うといいでしょう。

 

STEP(18)マジックテープのもう片面を本体に縫い付ける

胴回りに、マジックテープのざらざらしている方を縫いつける。

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縫いつけられたら完成です。

 

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今回こちらの動画を参考にしました。

記事と動画、両方見ていただければより効率よく作れると思います。

 

(動画主のみずいろうさぎ様には許可を得て画像を掲載しています。)

今回『サーモス(FEJタイプ)』 の水筒カバーの作り方として説明しましたが、水筒カバーの基本的な作り方は、メーカーやタイプが違っても同じです。

少し手間ではありますが、寸法を取れれば作り方は同じなのでご安心ください。

 

幼稚園グッズを色々手作りしたいという方に、こちらオススメです。

関連生地)【まとめ】幼稚園グッズを手作り!作り方をわかりやすく解説

 

最後に

シンプルな水筒も、水筒カバーがあれば好きな柄を持ち歩くことができます。

お子さんの水筒はもちろん、ご自身やご家族用にもオススメですので、ぜひ作ってみて下さい!

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