ランドセルって、一年生の間は新入生と見分けるためにも、学校から配られる交通安全協会の黄色いカバーを付けることが多いと思います。

 

うちの子もモチロンつけていたんですが、男の子なので激しく、一年間この黄色いカバーがもつのか?

というほど、何度も破け、その度にテープで補修してきました。

登下校時の様子を見ていると、ランドセルを背負ってることなんてお構いなしで、道路で転げまわったり、ガードレールにもボンボンぶつかったり。

そういうの・・・うちの子だけじゃないはず。

 

でも、この黄色いカバーは一年生の時だけ・・・

「このまま黄色いカバーを外してランドセルをむき出しにしたら、六年生までランドセルがもたない!」

そう思い、カバーを付けさせることにしました。

 

でも、このランドセルカバーって買おうと思うとけっこう高く、安くても1,000円以上。

見た目にもかっこいい、可愛いものをと思うと3,000円くらいします。

また、女の子には可愛いのがたくさんあっても、男の子のものってどれもイマイチなんですよね。

 

そこで今回は、交通安全協会の黄色いカバーを型紙にした男の子用ランドセルカバーの簡単な作り方を紹介したいと思います。

シンプルだけどアレンジ自在ですし、裁縫が全然得意ではない私でも作れたので、同じような不器用さんにもオススメです。


ランドセルカバーの作り方!用意する材料は?

以下の材料を用意しましょう。

破れていても構わないので、一年生の頃に使っていた交通安全協会の黄色いカバーが型紙となります。

  • ビニールコーティングの布
  • バイアステープ
  • ハサミ
  • ミシン
  • チャコペン(鉛筆、マジック)
  • 洗濯ばさみ
  • 交通安全協会の黄色いカバー

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私は今回1m390円で販売されていた合皮の布を使用しましたが、ビニールコーティングの布の他、100円ショップにあるビニールテーブルクロスでも作れます

【男の子用】ランドセルカバーの作り方

ランドセルカバーが欲しいんですが、女の子向けの可愛いものはよく見るんですが、息子が気に入るようなデザインのものがなかなか見つかりません。

裁縫が苦手な人でも作れる作り方を教えてください。

簡単で、かっこよくアレンジできるランドセルカバーの作り方を紹介します。

STEP①交通安全協会の黄色いカバーを型紙に、型を取る

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布を裏返し、交通安全協会の黄色いカバーを型紙にして、型を取りましょう。

この際、ビニールコーティングの布なので、チャコペンや鉛筆で書けない場合はマジックでも構いません(バイアスするので線は見えなくなります)。

STEP②型に沿って切り取る

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①で下書きした型に沿って切り取りましょう。

穴になる部分は、半分に折り、切込みを入れて切ると、うまく切り抜けるでしょう。

ちょっと下の内側になる部分、カーブさせてアレンジしてみました。

といっても、他のパーツを切った切れ端を利用しただけですが。

STEP③合わせて洗濯ばさみで留める

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ビニールコーティングの布の場合、まち針を使うと穴が開いて目立ってしまうので、洗濯ばさみで代用します。

パーツを合わせて、洗濯ばさみで留めましょう。

STEP④バイアスする位置を決める

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バイアスの位置を決めます。

ランドセルの上部分から縫い始めるといいでしょう。

バイアステープを開き、バイアステープの端を布の端に合わせ、洗濯ばさみで固定します。

STEP⑤バイアステープを縫う

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縫い始めの端を1cm開け、バイアステープを縫っていきます。

この時、一番右側の折り目に添って縫いましょう。

カーブする部分は、カーブに添って少しシワを寄せながら縫うのがオススメです。

STEP⑥縫い始めと縫い終わりを合わせて返し縫い

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下になる縫い始めの部分を折り、縫い終わりの部分と重ね、返し縫しましょう。

STEP⑦一周縫うとこんな感じ

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一周縫うと、このような感じになります。

STEP⑧下の角を切る

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布の下の角を少し切り、丸みを出します。

STEP⑨バイアスを裏に折る

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バイアステープを裏に折り、洗濯ばさみで固定していきます。

この時、しっかりバイアステープを引っ張り、布を包むようにしましょう。

STEP⑩バイアステープの端を縫う

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バイアステープの端を縫っていきます。

一周縫ったら完成でこのままでもいいのですが、激しい男の子の場合、一番上の穴から破れてちぎれることも考えられるので、一番上の穴もバイアスしておきましょう。

STEP⑪上の穴にもバイアスする

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上の穴にもバイアスをして、強度を増しておきましょう。

この時、先程のバイアスと同じように、バイアスの端を布の端に合わせて固定します。

穴が狭くカーブの多い穴のバイアスは難しいんですが、ここは実際付けると隠れる部分なので、見た目よりも強度を気にして、細かくシワを寄せながら縫っていくといいでしょう。

STEP⑫穴のバイアスを縫う

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内側の端の折り目に添って一周ぐるりと縫ったところです。

STEP⑬裏側に折り返す

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裏側に折り返し、形を整えて洗濯ばさみで固定しましょう。

STEP⑭バイアステープの端を縫う

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裏から、バイアステープの端を縫っていきます。

STEP⑮完成

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これで完成です。

裏返すとこんな感じ。

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裏返すとこんな感じになっています。

内側は、バイアスしなくても構いません。

(逆にしていない方がスッキリ、ゴワつきもありません。)

STEP⑯ランドセルに装着

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装着すると、このような感じになります。

緑が好きな息子に見せると、大喜びしてくれました。

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アレンジ方法の紹介

このままでもシンプルでいいんですが、せっかくなのでかっこよくしたいですよね。

アレンジ方法をご紹介します。

アレンジ①ウォールシールを貼る

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ビニールコーティングの布の場合、シールを貼ることが出来ます。

最近100円ショップでも色々な種類が売ってあるウォールシールだと、貼って剥がせるため、気分によって貼り換えることも可能です。

アレンジ②マスキングテープを貼る

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ウォールシール同様、貼って剥がせて貼り換え自由マスキングテープを使ってアレンジすると、好きにデザインを変えられます。

リボンなどを縫ってしまえばそれまでですが、これは飽きたら貼り換えできるのがオススメなポイントです。

 

 

 

余り布でアレンジ小物

布が余ってしまった場合、捨てるのってもったいなく感じちゃいますよね。

そういった場合、ビニールコーティングの布は切れ端がほつれることがないので、アレンジがききやすいんです。

余り布でできる、アレンジ小物を紹介します。

アレンジ小物①キーホルダー

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ランドセルカバーの繰り抜いた余り布を、折り曲げて100円ショップで買った布を挟む部品と丸カン、キーホルダーパーツを付けるだけで簡単!

キーホルダーの完成です。

子供に持たせるカギに付けたり、ランドセルにポイントとして付けてもいいでしょう。

アレンジ小物②歯磨きコップ巾着

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歯磨きコップ入れって、男の子って本当適当なんで、ちょっとコップに水が残ってる段階でも直してしまうため、普通の布巾着だとすぐにビッショビショになってしまいます。

また、それをランドセルに入れて持ち帰ると、プリントまで濡れてしまってることもあるんですよね。

そういう時に、このビニールコーティングの布だと、水が染みずにいいんです。

切りっぱなしで端処理をしなくていいので、上の紐が通る部分だけ先に縫って、下の3つの端を縫って裏返すだけで簡単に作れます。

ありがとうございました。

アレンジが効くっていいですね。

子供の好きなシールも貼れそうですし、これなら喜んで付けてくれそうです。

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回ランドセルカバーだけだと合計500円で作れました。

余り布で小物にもアレンジでき、まだ布が余ってるので、端をバイアステープで包んだランチョンマットを作ってもいいなと思っています。

また、子供に好きなシールを貼らせると、そのシールを傷つけたくなくて、もっとランドセル自体を大事にしてくれないかな?

とかすかな期待もしています。

不器用な私でも作れた簡単な作り方なので、ぜひ作ってみてください。

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