うちは、はじめてのことで、何がなんだか・・・。
あなたのところは、お兄ちゃんがいたから、もう2度目の経験で慣れっこでしょ?
失敗ってどういうこと?
ただ、本が入る大きさのバッグを作ればいいだけでしょ?
詳しく教えて欲しいわ!
小学校で使う図書バックを手作りしようという方、多いと思います。
私も、手芸が得意な方ではないものの、手作りしました。
でも、そんな子供のためを思って手作りした図書バックが失敗だったとしたら・・・、ガーンとショックな上に、腹も立ってくると思います。
そこで今回は、小学校で使う図書バックについて
- 作る上での注意点
- 作り方
- みんなの作品
を紹介したいと思います。
女の子だと、可愛く作ればだいたい喜んでくれますが、実は男の子用って困りもの。
作る前にこれを読んでみてくださいね。
図書バックを作る上での注意点は?
いくつか注意点があるので、説明するわね。
- 持ち手を丈夫に
- 裏地あり もしくは キルティング素材で
- 長く使いたければ、キャラクターはやめる
持ち手を丈夫に
図書バックは、丈夫さを求められます。
学校で借りる本だから、多くても2.3冊程度でしょ・・・と思いがちですが、うちの小学校でも週に5冊。
夏休み前などは、まとめて8冊借りてきます。
となると、持ち手が丈夫でないと、重みですっぽ抜けちゃうんです。
裏地あり もしくは キルティング素材で
これも、丈夫さを求めるがゆえ。
うちは1度目、図書バックが重いからと引きずって持ち帰られ・・・、一気に破れてダメになっちゃいました。
荷物の重い小学生。
少しでも負担を軽くするために薄い素材で、とは思いますが、図書バックに限っては頑丈さを求めた方がいいでしょう。
裏地あり・キルティング素材・底を二重にするだけで違いますよ。
長く使いたければ、キャラクターはやめる
幼稚園児に生地を選ばせると、だいたいキャラクターものを選ぶことが多いですよね?
これ、小1まではそれでもいいんです。
子供も好きなキャラの手作りバックで、テンションも上がりますしね。
ただ、それが・・・3年生・4年生となってくると、「こんなバック持って行きたくない」というように・・・。
それは、女の子用リボンやレースも同様。
幼稚園グッズと違うポイントは、ここかもしれません。
幼稚園は3年間、まだまだ幼いちびっこですが、小学校の6年間では子供の精神面も大きく成長します。
そのため、長く使うことを考えると、シンプルな飽きのこない生地がいいでしょう。
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図書バックの作り方をわかりやすく説明します!
でも、作り方から調べなくちゃ。
私ミシン苦手なのよね。
まず、ミシンの糸調子がうまく合わせられなくて・・・。
でも、そんな私でもキレイに次男の図書バックが作れちゃったので、その作り方をわかりやすく説明しますね。
STEP(1)材料をカット
大きさは、学校からの指定があると思います。
その指定サイズよりも1〜2cmほど大きめに縫い代をとり、生地をカットしておきましょう。
私は、横36cm・縦30cm・持ち手の高さ15cmくらいの図書バックを作りたかったので、横40・縦34cmの裏地と表地、持ち手43cm×2本を用意しました。
STEP(2)持ち手を仮どめ
まず、持ち手を仮どめしておく必要があります。
生地の中心をまずとり、その中心点から左右7〜8cmほどの部分に持ち手をつけましょう。
私は今回、持ち手と持ち手の幅を15cmとりました。
持ち手は、内側に向け、間違っても上むきにつけないよう注意しましょう。
STEP(3)表と表を合わせる
表地と裏地を中合わせになるよう、セッティングしましょう。
この時、縫う部分に定規で印をつけておく、もしくはアイロンで線をつけておくと縫いやすいですよ。
ただ私の場合、ボーダー生地を使ったので、その線にそって縫うだけですんだので、初心者の方にはボーダーやチェック生地は縫いやすくてオススメです。
表地と裏、どちらか一方だけでOK。
STEP(4)端を縫う
(3)で合わせた布の端を縫っていきます。
この時、持ち手部分は返し縫いして頑丈にしておきましょう。
STEP(5)中心に生地を合わせる
両端を縫い終えたら、バックの上が真ん中にくるよう半分にして形を合わせます。
STEP(6)縫っていない部分を縫う
(5)の上下部分を縫っていきましょう。
ただし、この時、裏返しできるよう裏地となる記事の一部分を手が入るくらいの大きさを残して縫う必要があります。
STEP(7)裏返す
(6)で残した穴から手を突っ込み、中の生地を取り出すようにして裏返しましょう。
STEP(8)穴を縫う
裏返して形を整えたら、(7)で残しておいた穴を縫います。
この時、縫い代部分を内側に折り込み、端から数mmの部分を縫うといいでしょう。
STEP(9)上を縫う
裏地を中に入れ込み、形を整えます。
最後に、上を一周ぐるりと縫ったら完成です。
バランスを見て、星のスタッズをつけてみました。
こちらでも丁寧に作り方を説明しています。
↑こちらはキルティング生地で作っていますよ。
みんなはどんな図書バックを作ってる?
みんなどんな図書バックを作っているのかしら?
芯を入れちゃうと、洗っても乾きにくくて困るんですよね。
毎週持ち帰る図書バックは、洗いやすさ乾きやすさも重視!
下だけ切り替えでカゴ柄にしているのも、素敵ですね。
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入学準備② 図書バックの次は、上靴入れと、体操服入れ。 ようやく入学準備が出来てきた… #入学準備#図書バック#上靴入れ#体操服袋#手作り#ブラザーミシン #完成#北欧#っぽい
北欧柄、素敵です。
センスのよさを感じますね〜。
下だけキルティングにして強度を増す。
これもいいですね〜。
ハンドメイド作品を売ってらっしゃる方の作品は、さすがです!
シンプルデザインが飽きがこなくていいものの、子供はブリブリ・キャラクターものを好むんですよね。
ただ、こういったデザインは、高学年になった時にそのよさがわかるでしょう。
左が長男、右が今回作った次男用です。
長男の時は、流行りものではないけど、子供が喜びそうなキャラクターをフェルトで作って縫いつけました。
でもこれ・・・、小学3年生になった頃には「シンプルなやつがいい」と嫌がるようになり、アイロンもかけにくかったんです。
そこで今回はtheシンプルデザインに。
色は子供が選んだので、子供も満足そうでした。
ちなみに、他の入学グッズは、こちらを参考にしてください。
体操服入れは、超簡単に作れる「手ぬぐい」で作るのもオススメです。
手ぬぐいだと端の処理はしてあるので縫いやすい上、洗濯しても乾きやすく軽いので重いランドセルにも詰め込めて便利ですよ。
最後に
いかがでしたでしょうか?
ママの手作りバッグ、子供がうれしくないはずがありません。
ミシンが苦手な私が作ったものでも、今回の作り方だと表面に出るのはSTEP(9)の口まわりだけで、あとはすっきり内側に隠せたので、見た目もとってもキレイに出来上がりました。
ぜひ挑戦してみてくださいね。