最近毎朝ジャムをパンに塗って食べていると、子供が欲しがるようになって・・・あげてもいいのかな?
注意点さえしっかりおさえれば、赤ちゃんにもジャムをあげていいんだよ!
そうなの!?

でも、注意点って・・・たとえばどんなこと?

その点もふまえて、これから説明していくね。

私も子供が1歳になる前、ジャムなんてあげたら喜んで食べるんだろうな~と思っていました。

でも、甘いジャムをあげるのは抵抗があり、なかなか手を出せずにいたのをよく覚えています。

そこで今回は、赤ちゃんにジャムをあげていいのか

  • いつから
  • 注意点
  • オススメ手作りジャム

などについてお話ししますね。


赤ちゃんにジャムはいつからあげていい?

うちの子ももう10ヶ月なんだけど、そろそろジャムをあげてもいい?

10ヶ月だと離乳食も完了期に近いし、子供も色々なものを欲しがるからあげてみたくなるわよね。

じゃあ、ジャムはいつからあげていいのか説明します。

ジャムは9〜11ヶ月くらいから与えてみるといいでしょう。

つまり、10ヶ月のお子さんの場合、あげてみるのにちょうどいい時期ですね。

硬さ的にはカミカミ期に入る9~11ヶ月くらいから、歯茎で食べ物つぶして食べられるようになります。

ジャムは果物をやわらかく煮てあるので、赤ちゃんも食べやすいと思いますよ。

また、この時期は味覚もだいぶ発達してくるので、新しい味を覚えさせるためにも、ジャムに挑戦するのはいいでしょう。

ただ、しっかり火を通してあるのでアレルギーが出る可能性は低いですが、ゼロではありません。

念のため病院があいている平日の午前中に、ひとさじからはじめましょう。

 

じゃあ、さっそく私が食べているジャムをあげてみようかな?
ちょっと待って!
どんなジャムでもあげていいい訳ではないの。

 

赤ちゃんにジャムをあげる際の注意点は?

え?

市販のジャムはあげちゃダメなの?

そう・・・赤ちゃんにジャムをあげる際に、まず気をつけたいのがジャムの選び方。

そこで、以下のようなものには注意しましょう。

  • 蜂蜜を使ったもの
  • 添加物が含まれているもの
  • 糖分が多く含まれているもの

などは避けるようにしましょう。

ではなぜ避けたほうがよいのか、順番に説明していきますね。

蜂蜜を使ったもの

赤ちゃんにあげてはいけない食品としてよく知られている蜂蜜。

1歳未満の赤ちゃんに蜂蜜を与えると、乳児ボツリヌス症という病気を発症する恐れがあります。

市販のジャムにもたまに、蜂蜜が含まれている場合があるんです。

原材料をよく確認し、蜂蜜が入っているものは避けるようにしましょう。

添加物が含まれているもの

市販の安価なジャムには、食品添加物が含まれている場合が多いんです。

無添加や手作りのジャムは長くても2~3日ほどしか持たないのに比べ、市販のジャムの賞味期限はかなり長く設定されています。

■市販のジャムの賞味期限(開封前)

日本ジャム工業組合によると、以下のような容器ごとに賞味期限が違うんです。

びん詰(高糖度・中糖度) 2ヵ年以内
びん詰(低糖度) 18ヵ月以内
紙カップ入り 1ヵ年以内
ポーションパック 6ヵ月前後
小袋入り 6ヵ月前後
缶詰 3ヵ年以内

そんなに保存期間の差があるのね!

「長持ちするということ=それだけ、防腐剤や添加物がたくさん使われている」ということです。

まだ体の発育が未熟な赤ちゃんが口にする食品ですから、添加物の含まれたものは極力避けたいものです。

糖分が多く含まれているもの

ほとんどのジャムには糖分が多く含まれています。

ジャムにはJAS規格というものがあり、現在は糖度が40%以上のものがジャムと認められています。

参考サイト:農林水産省

いつも私が食べているジャム、一瓶の半分近くが糖分てこと!?

あくまで規格が40%以上なので、糖度がもっと高いものもあります。

でも、赤ちゃんが糖分を摂りすぎるとこんな問題が出るんですよ。

  • 成長したときに生活習慣病の原因になる
  • 発育に影響がでる
  • 味覚の発達に影響がでる
  • 甘いものばかりを好むようになる

などの恐れがあるため、注意が必要です。

あげる量にも注意して

ジャムをあげるときは少量にとどめ、多くても1日1回までにしましょう。

無添加で砂糖不使用であれば、いくらでもあげてよい訳ではありません。

ジャムに限ったことではありませんが、赤ちゃんにはひとつの食材をたくさん与えるのはよくありません。

また、砂糖を控えたジャムでも、果糖は含まれていますからね。

 

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最初のジャムは手作りがオススメ!作り方は?

スーパーに売っているジャムって、ほとんど添加物が入ってるんだけど・・・。
ここまで糖分や添加物に気をつけるというお話をしてきましたが、実際市販されているものの多くは添加物が含まれています。
じゃあどこで手に入れればいいの?
そんなときは、手作りするのが一番!

理想のものが売ってないなら、作ればいいのです!

ジャムを手作りすれば、

  • 添加物の心配がない
  • 果物などの材料の産地がわかっている
  • 砂糖の量を調節できる

など、赤ちゃんにとって理想のジャムが作れます。

でもジャムを作るのって難しいんじゃない?
そう思うでしょ?
でも実はジャムって簡単に作れるんだよ!

 

ここからは、私がオススメのレシピを2つほど紹介します。

バナナジャム

ジャムといえばイチゴですよね。
ですがイチゴは酸味が強く、ある程度砂糖を入れなければ酸っぱいだけのジャムになってしまいます。

そこでオススメなのがバナナ。
バナナのジャムなんて、あまり聞いたことがないですよね。

でもバナナは果物の中でも甘みが強く、栄養価も高いのでオススメです。

材料
  • バナナ  1本
  • 水    小さじ1
  • レモン汁 適量
作り方
  1. バナナをフォークなどで潰す。
  2. バナナにレモン汁を加えて混ぜる。
  3. ②に水を入れさらに混ぜる。
  4. レンジ(500w)で30秒~1分加熱する。

レシピといえるかわかりませんが、バナナジャムは本当に簡単です。
バナナは元々やわらかいため、加熱に時間がかからず失敗がありません

はじめはお鍋で作っていましたが、バナナは水分が少ないせいかうまくできませんでした。
電子レンジで簡単にできるのでオススメです!

リンゴジャム

続いてはリンゴジャムです。

リンゴも加熱することによって甘みが出るので、赤ちゃん用のジャムには適しています。

酸味があるため少し砂糖を使用しますが、甘さ控えめで赤ちゃんにも優しい味です。

すりおろして使えば、時間も短縮できますよ。

 

材料
  • リンゴ  1個
  • 水    60cc
  • 砂糖   小さじ1
  • レモン汁 適量
作り方
  1. リンゴをすりおろす。
  2. すりおろしたリンゴにレモン汁を加え混ぜる。
  3. 鍋に②と水、砂糖を入れる。
  4. リンゴがしんなりするまで煮る。

※水の量は様子を見ながら調整してください。

こちらもまた簡単にできます。
リンゴをすりおろしておけば、すぐに煮えるので時間もかかりません。

リンゴを薄くスライスしてじっくり煮込めば、食感も楽しめるジャムになります。

リンゴジャムのレシピは、ほかの果物でも応用が可能。
月齢があがってきたら、果物を変えたり水の量や砂糖の量を調節すれば、いろいろなジャムができるよ。
へ~、そうなんだ!
私もさっそくジャムを作ってみよう。

 

手作りジャムは一度にたくさん作って冷凍保存も可能です。

その際は必ず保存容器を消毒しておきましょう。

 

 

 

まとめ

今回の内容をまとめます。

  • 赤ちゃんにジャムをあげるなら、9~11ヶ月頃から
  • 蜂蜜や添加物が入った市販品は1歳まであげない
  • できれば砂糖も不使用のものを選ぶ
  • 手作りすれば、添加物などの心配がなくオススメ
  • ジャムは意外に簡単に作れる

 

ジャムというと体によくないイメージを持つママも多いかと思います。

ですが手作りジャムなら素材そのものを食べる感覚なので赤ちゃんにも優しいです。

また、しっかりと火を通すので、食べたことのない果物を試すのにも向いていますよ。

いろいろな果物を使って、オリジナルのジャムを作ってみてください!

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