食欲の秋。

実りの季節ですから、旬の果物を離乳食にも取り入れたいと考える方は多いと思います。

 

離乳食に「梨」をあげたいのだけれど・・・

いつから食べさせても大丈夫なの?

また、そのまま食べさせても大丈夫なのかしら?

気になるわよね。

私も気になっていろいろ調べたので、詳しい情報を伝授するわ。

それは助かる!

ぜひお願いします。

 

梨は、みずみずしく甘酸っぱい味わいが人気の果物。

私も大好きでよく食べるのですが、その際、横で欲しそうにしている我が子にあげてよいものか・・・

最初は悩みました。

クセがなく、離乳食にもぴったりと思う半面、アレルギーが心配だったり。

また、いつから食べさせてよいのかわからなかったため、悩んだんですよね。

 

そこで今回は、離乳食の梨に関しての疑問解決!

  • いつから食べさせていいのか
  • そのままで大丈夫なのか
  • レシピ
  • 冷凍保存できるのか
  • アレルギー

などについてして紹介します。


離乳食の梨はいつから?そのままで食べさせてもいいの?

離乳食で梨はいつから食べさせてもいいのかしら?
食べさせてもよい時期は・・・

離乳食の初期(生後5~6ヶ月ごろ)からです。

 

そうなのね。

でも、そのまま食べさせるとのどにつまらせそうで・・・

また、生で食べさせるより、加熱して食べさせた方がいいのかしら?

気になる点よね。

もっと詳しく説明するわ。

 

梨は繊維質が多いため、はじめは果汁を加熱してから与えましょう。

加熱するのは、まれにアレルギー反応がでることもあるからです。

過熱すると、梨のアレルゲンは熱に弱いので、万が一アレルギーがでても症状を軽減できます。

梨

離乳食の初期・中期では、すりおろしたものを与えてください。

梨の食物繊維は消化しにくいので、少量ずつ食べさせるようにしましょう。

離乳食の後期以降は、小さく切って手づかみできるようにしても大丈夫です。

その際、のどにつまらせないように注意してあげてくださいね。

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それでは次に、離乳食の時期別レシピも紹介します。

離乳食の梨レシピを紹介!

梨を使ったレシピにはどんなものがあるかしら?
それでは、離乳食の時期別にオススメレシピを紹介するわね。

上記で、赤ちゃんに梨を食べさせる際に、「すりおろす」など、時期により与え方が変わることを紹介しましたね。

そこで、離乳食の時期別にどのようなレシピがあるかも紹介します!

離乳食初期

この時期は、すりおろして調理しましょう。

梨のジュース
材料
  • 梨・・・10gほど
  • お湯・・・20ml
作り方
  1. 皮をむき、芯と種を取り除いてすりおろす
  2. 1を茶こしやガーゼなどでこす
  3. 2にお湯を加えてよくまぜれば完成!

 

はじめは薄味にして、赤ちゃんの様子を見ながら濃さを調節してくださいね。

なれてきたら、すりおろした梨も加えて、少し食感を与えてあげるといいでしょう。

赤ちゃん用に全部は多すぎるので、残りは大人用に糖を加えてもよさそうですね。

梨とお豆腐のスイーツ
材料
  • 梨・・・15gほど
  • 絹ごし豆腐・・・15gほど
作り方
  1. 皮をむき、芯と種を取り除いてすりおろす
  2. お豆腐はスプーンなどでなめらかになるまでつぶす
  3. 1と2をよくまぜあわせれば完成!
梨にお豆腐のなめらかさが加わり、赤ちゃんでも食べやすくなりますよ。

 

離乳食中期

少し食感のあるかたさでも大丈夫になる時期です。

梨のコンポート
材料
  • 梨・・・40gほど
  • 水・・・大さじ3~4ほど
作り方
  1. 皮をむき、芯と種を取りのぞく
  2. 1を7~8mm角に切る
  3. 耐熱容器に、梨と水を入れてラップをふんわりかける
  4. 電子レンジ(500W)で4~4分半加熱すれば完成!

 

加熱することで、甘味がますので生のままより赤ちゃんも喜びますよ。

また、梨の半分の量をすりおろして最後に加えれば、ジャムにもなります。

 

 

動画もどうぞ!

 

お砂糖を使わず、レンジで加熱すると甘みがますのは嬉しいです。

離乳食後期

離乳食にも慣れ、しっかりカミカミができるようになったら、梨を食べやすい大きさで与えましょう。

梨のヨーグルトサラダ
材料
  • 梨・・・1/4個ほどの量
  • 水・・・適量
  • プレーンヨーグルト・・・大さじ2
作り方
  1. 皮と芯を取り除き、7~8mm角に切る
  2. 鍋に1と水を入れ、やわらかくなるまで煮て冷ます
  3. 2が冷めたらヨーグルト加えてまぜれば完成!
バナナを少量加えてもいいですよ。

 

離乳食の梨は冷凍できるの?

梨は冷凍できるのかしら?
冷凍することは可能ですよ。

ただ、梨は冷凍すると食感が変わるため、そのままでは冷凍に向いていません。

しかし、すりおろしたものであれば、冷凍保存することができます。

 

ブレンダーやミキサーがあれば、多目の量でピューレ状にし冷凍保存するとベンリですよ。

冷凍保存にする手順も紹介しますね。

 

  1. 梨の皮をむき刻んでレモン汁を加えブレンダーに入れる(梨は水分が多いのですぐにピューレ状に)
  2. 冷凍保存容器や製氷皿、ジップロック(板状にのばす)に入れて冷凍

 

食べる際は、

  • そのままシャーベットとして
  • 解凍して10倍粥やヨーグルトにあえる

などいろいろな離乳食に使えますよ。

冷凍した場合、1ヶ月ほど保存が可能すが、赤ちゃん用ですので2週間を目安として早めに使うことをオススメします。

 

 

次に、気になるアレルギーに関しても紹介しますね。

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離乳食の梨でアレルギーは大丈夫?

梨のアレルギーに関しても説明します。

梨によるアレルギー症状はまれに表れることがあります。

梨

梨に限らず、離乳食を開始すると、どの食品に対してもアレルギーに注意することは重要です。

とくに初期では、どんな食品にアレルギーが出るのかまだ不明ですから、少量を少しずつ慎重に与えるようにしましょう。

 

梨によるアレルギー症状を知りたいわ。
それでは、その症状について説明しますね。

梨アレルギーの一般的な症状として、口の中やのどがかゆくなる、腫れたりするなどがあります。

また、まれに嘔吐や下痢といった重い症状が出るケースも。

 

少量を与えてみて、口の中やおなかの調子を注意深くチェックするようにしてください。

また、以下の点も必ず確認しましょう。

  • 口の周りが赤くなっていないか
  • 舌や口腔内、のどなどが赤く変色していないか
  • 腫れていないか

梨を食べたあとに普段と変わったところがあり、少しでも心配でしたら病院に行くようにしてください。

そのためにも、はじめての食材を食べさせる際は、病院の診察時間である平日昼間を選ぶのがベストです。

 

また、梨は食物繊維が多いので消化しにくい食べ物です。

大量に与えるとおなかを壊してしまいますので、よく食べるからといってたくさん与えるのは避けましょう。

 

まとめ

今回のポイントをまとめます。

 

  • 梨は離乳食の初期から食べることが可能
  • ただし、はじめは加熱した果汁のみにする
  • 梨は冷凍保存に向かなが、ピューレ状に下ごしらえすれば冷凍も可能
  • 梨アレルギーの一般的な症状として、口の中やのどにかゆみが発生する

 

梨は果汁たっぷりで甘味もあって、赤ちゃんには食べやすい食べ物だと思います。

旬のものが一番美味しいですから、旬の食材を離乳食に取り入れるのは大切です。

梨が出回る季節になったら、ぜひ離乳食に梨を取り入れてみてくださいね。

by 武藤はづき

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