子どもの乾燥肌、とっても辛いですよね。夜寝る時間になると、「かゆいかゆい」と訴える我が子の姿。背中や、手首、ひざの裏側・・・。赤くただれる肌をさらに掻きむしる我が子の様子を見るのは親として忍びないところです。
なんとかしてあげたい!変われるものなら変わってあげたい!うちの子も、乳幼児期はアトピーがひどく、乾燥肌対策が必須でした。
では、どんな対策、どんな保湿が有効なのでしょうか?
- こうやって保湿する!
- こうやってお風呂に入る!
- こんな生活にしてみる!
おすすめの乾燥肌対策の方法をピックアップしてみました。ご自分の乾燥肌対策としてはもちろん、子供の乾燥肌対策としてもお役立て下さい。
おすすめの保湿方法は?
天然原料の皮膚科でも処方してもらえる安心の保湿剤といえばコレ
皮膚科でも処方してもらえる、天然原料の保湿剤といえば、ワセリン系のもの。うちの子ども達はプロペトをいつも処方してもらっていました。顔やデリケートな部分に使える天然原料。安心してたっぷり使えます。
天然由来のベビーオイルで保湿
また、天然由来のベビーオイルも強い味方。ココナッツオイル、オリーブオイル、グレープシードオイルといった、食品ですので、もちろん、子どもにも安心。なかでも、ベビーマッサージでよく利用されるホホバオイルはアトピー性皮膚炎でも使える場合もあり、有効といわれています。
また、薬局でよく見かける馬油も、安心材料。つけるとさらっとした感触でおすすめです。これらのオイルは、ベビーマッサージで親子のスキンシップを図りながら、保湿もできる優れものです。
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加湿器で室内の乾燥を防止!
加湿器を活用して、湿度を調整することで、肌の乾燥そのものにも気を付けましょう!加湿器は肌だけでなく、気管の保湿にも効果的です。
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お風呂の入り方が重要!
- 入浴は短時間ですませる
- ボディーソープは使わない
- 保湿入浴剤を使う
- 強くこすらない
長風呂はいけません、短時間でさっと洗い流す程度がおすすめです。また、体をあらうのには、低刺激のボディーソープを使うこと。皮膚科の先生はどんなに高級な石鹸よりも、牛乳石鹸の青箱をおすすめすることが多いです。
うちの子どものアトピーがひどかった時には、ボディーソープ自体利用せず、強くこすりすぎるのも肌にとっては刺激になるので、お湯で洗い流す程度にするのがよいと皮膚科医から指導をうけていました。
生活の中でも注意が必要
- バランスよい食事でビタミンを摂取する
- 掻きむしり対策、爪は短くしておく
- 汗をかいたら、すぐに洗い流す、タオルでふき取る
バランスの良い食事を心がけ、色々な種類のビタミンをなるべく多く摂取することで、肌のダメージも回復しやすくなります。こういった食事に気をつかうとともに、適度な運動で体の抵抗力をつけることでも改善を目指しましょう。
また、保湿とは別の話にはなりますが、爪が長いと、乾燥肌の荒れているところを掻きむしることで、雑菌が入り状態が悪化してしまします。爪を短くして、清潔に保つことも大切です。
肌表面の水分が蒸発することでのさらなる乾燥と、汗の塩分の刺激そのものが悪化を招きます。こまめに汗をふいて、刺激から肌を守りましょう。
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最後に
- ワセリンやベビーオイルなど、天然・安心な保湿剤を活用する
- 肌の状態に合わせて保湿対策をする
- 日頃の生活から、肌への刺激に注意する
- ひどい時には皮膚科で受診する
これまで、あげてきたような方法で、困った乾燥肌対策でかゆい辛いを予防できるといいですね。保湿剤に、天然由来や安心材料にこだわりたいのは、もちろんですが、皮膚の状態がひどい時には、保湿剤だけに頼らず、信頼できる皮膚科で受診してみましょう。
症状が深刻な場合には、子どもへの肉体的・精神的な苦痛から解放するための手段をとることが第一です!