ピアノは子どもにさせたい習い事のひとつ。
ピアノは、脳にも良いし我が子にもぜひ習わせたいと思っているママも多いはずです。
何歳からはじめるのがいいのか?先生や教室はどうやってさがしたらいいのか?
ピアノに興味はあるみたいだけど、実際習い始めてちゃんとつづくか心配。
習っているけど、なかなか練習しない。いつまでも同じ曲で、進度が悪い。やる気がなく、やらされている感じ。
私はピアノ指導歴がありますので、ママの本音、指導側からの意見などもご紹介します。
何才から習うのがいいの?
4才から7才の間が一番聴力が発達しますので、この時期にピアノに触れておくと、聴力がグッと成長します。
早い方がいいといってあまり早すぎてもピアノの鍵盤がうまく押せなかったりして、苦痛な時間となってしまうこともあります。
ピアノは聴力と同時に視力、能力も鍛えられますのでうまく続けば幅広く成長していけます。
先生や教室の探し方は?
せっかく習い始めても、先生との相性が合わなかったりレッスン形式が合わなかったりすると
うまくいきません。
複数の教室を、インターネットやチラシ、口コミなどで調べておき子どもと一緒に体験教室や見学にいってみましょう。
- 先生がどんな人なのか前もって知っておくことができる。
- 時間があればピアノに触れさせて貰える。
- レッスンについて相談できる。
大手の音楽教室だと、グループレッスンが主流のところもあり、決まったカリキュラムを進めていくという形が多いです。
個人の教室は、先生と生徒のマンツーマンレッスンが主流で、その子に合わせた教材や進め方
でレッスンする形が多いです。
どちらが良いかをまずは子どもと考え、体験してみてから決めるのがよいです。
月謝の相場は?
だいたいの教室は1レッスン30分から45分程となります。
年齢やレベルで、月謝が上がっていくシステムのところもありますので、よく相談してからはじめると良いです。
発表会費や教材費は、別途で支払う場合が多いので、臨時での支払いもできるようにしておきましょう。
最近多いのは、1レッスンいくらという考え方の親です。
月謝はあくまで1ヶ月分のお礼であり週4回なら4回分の決まった時間を先生に使っていただくという意味での支払いです。
1回お休みしたら1回分返金してもらえるという考えは、お稽古事にはほぼ通用しないです。
同時に、お休みしたら他の日に振り替えてもらえるという考えも、当然ではありません。
振り替えてもらえる教室や先生は、あくまでも善意でしてくださっているので、別途支払いやお礼は必ずしましょう。
関連記事)ピアノの発表会のお礼はどうする?相場や渡すタイミングは?
練習させるには?
ピアノを習い始めても、練習しなければ上達はしません。
親としては、せっかく習っているのでちゃんと毎日練習してほしいのが本音ですし、指導側としても、やはり毎日練習してからレッスンにきてほしいです。
全く練習せずにレッスンに来る生徒は、前回と同じことを注意して終わってしまうのでお互いやりがいのない時間になってしまいます。
これでは時間とお金の無駄です。
自宅での練習が重要なので、親の協力が必要です。
毎日が難しければ、2日に1回でもよいので、ピアノを聞いてあげる機会を作ります。そのときに、隣に座ってしっかり聴かなくても良いです。
洗い物をしながらごはんを作りながらで良いので、聴いてあげます。
そして必ず感想を伝えます。
それだけで、練習する側は聴いている人がいるという意識ができ、「聴かせるための演奏」ができるようになります。
さらに発表会では、たくさんのお客様に聴いてもらって、拍手をもらい達成感が味わえます。
そこから楽しみが生まれることもあります。ピアノを好きになるきっかけ、やる気につながります。
子どもは集中できる時間が限られています。10分座っていられれば十分なので、1日10分の練習を続けるだけで上達はしていきます。
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目標を立てること
あの曲を弾けるようになりたい!というのはピアノをはじめたらみんなが思うことです。
いつまでに、どの曲を弾けるようにする、という明確な目標をたてましょう!
そのときに、親があなたは練習しないから無理だわとか、もっと難しい曲にしなさいなど、口を出すのではなく、子どもの意志を尊重します。
子どもの可能性は無限ですので、まずは親が信じてあげることです。
目標に向かって、やる気が芽生え、練習に励みそれが達成できたときにピアノの楽しさを味わうことができます。
できたときには必ず褒めてあげましょう。
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最後に
子どもが親の思うように、練習をつづけていくことは難しいです。
ピアノをはじめたら、10分でもいいのでピアノの練習時間を作習慣としていけるといいですね。
大事なことは、習い事を通して何を身につけていくかです。
ピアノの技術を習得するだけではなく目標に向かって取り組み達成したよろこびを味わうこと。
日々コツコツと練習し、続けていく力をつけること。など、さまざまな経験を通して子どもは成長していきます。
ピアニストにはなれなくてもピアノから学んだことを何かに活かしてもらえたらいいなと、指導する私はそう思っています。
mkmmより。