自分の子供にメンタル面での強さを求める親御さんも多いと思います。子供が自分を見失わず、しっかり自立して行く為には、強い心が必要だと考えるのは自然な事です。しかし、子供が幼い時期から、メンタル面を気にし過ぎるのは如何なものでしょうか。
私の周りでもこのメンタル面を気にされている親御さんは多いのですが、表面的なことに囚われていると感じることも多いですので、メンタルの強い子供とはどういった事なのか、自分の経験などを通してお話したいと思います。
メンタルの強さは性格に反映するの?
メンタル面の強さは、その子の持つ表面的なイメージと誤解される事も多いと思っています。
例えば、大変負けず嫌いで、積極的な印象の子供は、『強い』=『精神面でも強い』と思われがちです。それとは逆に、大人しくて、消極的な印象の子供は、『弱い』=『精神面でも弱い』と判断されやすいものです。
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メンタルの強い子供とは?
- 色々な経験をさせる
- 自信を持たせる
- 平常心を保つ
自分の子供で考えてみますと、どちらかと言うと甘えん坊で、それ程積極的なタイプとは思えないのですが、年齢が上がるにつれて、メンタル面での強さを増して来ていると感じます。その背景として、色々な経験を通して、『自分に自信』を付けて来ている事が大きいと見ています。
私の子供に限らず、何か一つでも自信がもてれば、メンタル面での安定を保つ事が出来、平常心で物事に取り組む事が出来るのではないでしょうか。この『平常心』を保つ事で、もし何かが上手く行かなくても、落ち込む気持ちを軽くしてくれる力にもなる様です。
この様に、経験を積み、自信を付け、平常心を保つ力が身につけば、子供のメンタル面も自然と強くなると感じています。
子育てを通してよく思うのは、沢山の経験をさせる、そして、自分に自信を持たせる事の大切さです。その事が、メンタル面での強さに繋がって来ているのは喜ばしい事だと思っています。
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最後に
- 積極性、消極性はメンタル面に関係ない
- メンタルを強くするには色々な経験をさせる
- メンタルを強くするには自信を持たせる
- メンタルを強くするには平常心を保てるようにする
- 子供の成長過程を親が認めてあげる
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小学校も低学年までは、本当のその子の姿は掴みずらいものです。ですから、この様にお子さんが幼い時期から、メンタル面についてあれこれ心配される事は無いと感じます。子供のメンタル面での成長を感じるのは、ある程度社会生活を積み上げて来ている小学校の高学年ぐらいの時期だと思います。
ここで私が思うのは、『メンタルの強い子』にならなくても、『メンタルが強くなって来ている』と、そのお子さんの中での成長過程を認めてあげる事の大切さです。
子供は日々成長し続けます。ですから、今現在のお子さんの情況に満足出来なくても、決して焦らず、気長に子供の成長を見守る事が大切だと思っています。
あやより