自分の子供にもっと自信を持ってもらいたい。
そう願う親御さんは多いのではないでしょうか。
特にお子さんが小学生になれば、勉強面やスポーツ面での自信を考えがちですが、私自身の子育ての経験を通して、子供が好きな事から自信を広げていく事が大切だと感じています。
それでは、具体的にどのように子供に接する事が大事で、自信に繋げることができるのかお話ししたいと思います。
自信がなっくなっていく原因は?
小学生ぐらいになると、ある程度自分の能力を感じてきます。
周りのお友達と比べたり、自分の毎日の学校生活で色々な現実を知らされる事も多いでしょう。
そこで芽生える疑問?
「どうして上手く出来ないのだろう。」
「先生にまた注意されてしまった。」
など、そういう事が積み重なって、段々と自信を失っていく事もあるのではないでしょうか。
お家ではどうでしょうか?
毎日なるべく子供のよい面に気付き、声にして褒めてあげたい。
しかし、親の思うように行動してくれないのが子供です。
宿題が出来ていなかったり、お部屋の片付けがまだだったり、親が目に行くことばかり上手くはかどっていない事が多いものです。
親に叱られてばかり、そういった現状から「また出来なかった。」と自信を失っている可能性もあると感じます。
得意な事は大いに褒めてあげましょう。
お勉強が出来て褒めてあげるのは結構簡単ですが、結果だけで評価する事には賛成できません。
ただ点数だけでお子さんを評価しないで欲しいのです。
具体的に、「前よりも丁寧に答案が書けているね。」とか「凄いね。見直しをちゃんとしたからだね。」とか。
例え点数自体はよくなかったとしても、前回と比較してのお子さんの進歩に対して褒めてあげて下さい。
子供は親が思っている以上に敏感ですから、どんな小さなことでも見逃さず褒めてくれる親を信頼して、それは自信へと繋がっていきます。
簡単に考えると、子供が好きな事はとにかくどんな事でも一緒に興味を持ち褒めてあげる事です。
例えばお子さんが、お絵描きが大好きだとしたら。
「上手だね。ママはそんなにかっこよく描けないな。どうやって描いたの?」と言った感じで、自尊心もくすぐってあげましょう。
そうすると子供は本当に嬉しそうな顔をします。
そして、自分はお絵描きが凄いんだ。と心の底から思えるようになります。
実際に自分の子供がそうで、幼児の時から大好きで得意なお絵描きを褒め続けてきたせいか、今でも本当に楽しそうにお絵描きをしています。
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好きな事を伸ばしてあげる
子供の好きな事をちゃんと把握する事で、親として子供に自信をもたせる手助けが出来ます。
好きなことに大きな自信を見出すと、他の事が多少出来なかったりしてもその事で深く落ち込む事なども無くなってくるものです。
お子さんの将来を考えてみて下さい。
得意な事、好きな事を生かして、その事に生きがいを見出してくれればそれは素晴らしい事ですよね。
そのためにも、今後伸びそうな事はどの様な事でも一緒に考えて行きましょう。
時には親自身が子供にインスピレーションを与えてあげるのも大切です。
関連記事)子どもに自信を付けさせる子育てとは?
最後に
子供は、どう育てられたか、どのような環境で生きてきたかで、ある程度これから先の人生の道が分かれてきます。
もちろん、親だって始めての子育てですので、子供に対して完璧な将来のパスポートを渡す事はできません。
その中で大切なのは、子供を深く愛して将来まで見据えてあげる事だと思います。
赤ちゃんの時から愛情たっぷりで育った子供もは見えない自信を自然に身につけている事が多いようです。
成人した時点で口出しするのではなく、まだ親が必要な時期に子供に対して色々な可能性をを示してあげる事が重要だと思います。
あやより