親として、子どもはしっかりとしつけていきたいですよね。
我が家では、2歳児のイヤイヤが始まる前に夫婦で話し合い
- どんなことをしたら叱るか
- どのようにしつけをしていくか
を決めています。
ほとんど子供とかかわっているのはお母さんですので、しつけとは言っても、うまくいったりいかなかったりします。
今回はしつけをしていくうえでのポイントを6つに絞ってまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
叱るときのポイントは6つ
1.感情的にイライラをぶつけない
親がただ単にイライラして感情をぶつけるのは「叱る」ではなく、「怒る」行為です。
とくに感情的に怒ることは、親の気分によるものなので一貫性がありません。
例えば、
昨日はジュースをこぼしたらすごい勢いで怒ったのに、今日はジュースをこぼしてもお母さんの機嫌が良かったから怒られなかった。
といったケースです。
この場合、お母さんは昨日こぼした時も今日こぼした時も
「ジュースはちゃんと座って飲もうね」
「ここに置くとこぼれてしまうから、テーブルのまん中のほうに置こうね」
と、注意することが大切でしょう。
2.人格を否定しない
例えば同じようにジュースをこぼしてしまったケースで言うと、
「昨日も言ったのに、なんで同じことをするの。ダメな子ね。」
と、ジュースをこぼしてしまったことではなく子どもの人格を否定してしまうことはしてはいけませんよね。
子どもは何度も同じことを言わなければできないことのほうが多いです。
人格を否定すると、子どもは自信をなくしてしまいます。
3.いつまでもダラダラと叱らない
その場で叱れば、子供も理解します。
親はいつまでも怒っていないで、子どもに叱ったら、「次からは気をつけてね」と、叱る時間を終わらせて気持ちを切り替えましょう。
4.責任転嫁しない
「パパに怒られるよ~」
「先生に言っちゃうよ~」
と、怒っている対象が自分ではないように言い聞かせるのは親の責任を投げ出しているのと同じです。
しっかりと母親が責任を持ってしつけましょう。
パパや先生がただ怖い存在になってしまうし、母親として敬われなくなってしまいます。
5.何がいけなかったか説明する
叱るということは、子どもがしてはいけないことをしたときに何がいけなかったのか教えてあげることです。
ただ単に「ダメといったらダメ!」と叱ることは、子どもにとってどうしてダメなのか理解できずにただ怖い思いをしただけになってしまいます。
6.両親が二人とも叱らない
例えば我が家では食事のときのマナーなどは主に夫が叱ります。
母親の私は注意が終わったら
「今日はうまくいかなかったけど、今度から気をつけようね。」
と、フォローに回ります。
二人揃って叱ってしまうと子どもは逃げ場がなくなり不安になってしまいます。
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褒めることも大切
子どもは愛情を受けて育つことが大切です。
しつけといえども叱られてばかりの毎日では自信をなくしてしまうだけです。
うまくいった時には
「よくがんばったね!」
「すごい!できたね!」
と、ちゃんと褒めてあげましょう。
そして「大好きだよ」という言葉やスキンシップをとったりして「叱る」と「褒める」のバランスをうまくとっていけるようにしましょう。
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最後に
毎日子育てや家事に追われているお母さんは、イライラしがちでついつい子どもにあたってしまうこともあります。
しつけとはいえ、一筋縄ではいきませんので失敗もあります。
でも、お母さんが自己嫌悪する必要はありません。
子供と一緒に親も成長していきましょう。
mkmmより