子供の病気となると、親もあたふた。

過去4度の子供の入院を経験した我が家でも、なかなか慣れるものではありません。

そして、今回は初めて福岡こども病院に入院。

ここでは、親の付き添い入院が基本。

そこで、福岡こども病院の入院付き添いブログと題して、

  • 持ち物
  • あると便利なもの
  • 部屋
  • 付き添いベッド
  • 館内
  • レストラン
  • 売店
  • 入院費用

などに分け、情報発信をしたいと思います。


福岡こども病院の入院付き添い!持ち物は?

まず、病院から指示される、必須の持ち物はこちらです。
  • 健康保険証
  • 診察カード
  • 印鑑
  • 母子健康手帳
  • 医療症
  • 入院に必要な書類
  • 常備薬・お薬手帳

小さな子だけでなく、小学生でも母子健康手帳は必須で、予防接種の確認があります。

そして、入院前から服用している薬は、お薬手帳とあわせ、提出する必要があります。
薬剤部が飲み合わせ等確認し、必要時間までに戻され、親が服用時間等気をつけて飲ませることになります。

上記以外に、入院する上で必要と指示されるものを紹介しますね。
  • お箸・スプーン・コップなど
  • 歯磨きセット
  • 石鹸・シャンプー・リンス(足拭きマット)
  • 歯ブラシ
  • 洗面器(使う場合)
  • タオル・バスタオル
  • ドライヤー
  • ティッシュ
  • 紙オムツ(必要な子)
  • パジャマ(胸部診察や手術がある場合、前開き)
  • 下着
  • かかとのある靴
  • 食器洗剤・スポンジ
  • 洗濯洗剤(コインランドリーを利用される場合)
  • イヤホン
  • 時計
  • 筆記用具(ボールペン)
  • おもちゃ・勉強道具
  • 飲料水(お茶や水)
  • ヘアゴム(飾りなし)
  • マスク

お箸やコップなどは、割り箸や紙コップなど、使い捨てのものを用意すると、食器洗剤やスポンジを持ってこなくて済みます。

実際我が家は、歯磨きコップだけを子供が使いやすい持ち手付きのプラスチック製のものを持参しましたが、他は全部使い捨てで洗い物はなかったです。

またこの中で、イヤホンや時計は必要ありませんでした。
というのも、こども病院は個室が多く、個室の場合、イヤホンは必要ありません。(ただし、部屋は入院当日にならなければ分からないそうです。)

うちは小学生なので、宿題とゲーム、wifiがあると使えるタブレットを持って行ったので、子供が退屈することはありませんでした。

福岡こども病院の入院付き添い!あると便利なものは?

上記以外に、実際付き添い入院してみて、便利だったというものを紹介しますね。
  • DVD
  • ふりかけ
  • 余分なバスタオル
  • インスタントコーヒー・紅茶・コーンスープ
  • 親専用イヤホン(スマホ用)
  • 親の薬やアイマスク

DVD

テレビ台に、DVDプレーヤーが設置されてあります。

デイルームで借りてみることもできますが、お気に入りがあれば、持ってきておくのもいいでしょう。

デイルームでは、貸出表に日付・部屋番号・名前・タイトル名を記入し、レンタル可能です。

ふりかけ

食事には、ふりかけが付きません。

その食事・・・、やっぱりどこの病院でも一緒なんですが、病院食・・・味が薄いと・・・我が子はどこの病院に入院してもほとんど食べられませんでした。
特にご飯には、何もかかっていない白米として出てくることがほとんどなので、ふりかけがあると助かります。
(※ただし、食事制限がある場合、勝手に持ち込むことはできないので、看護師さんに相談するのがいいでしょう。)

余分なバスタオル

また、余分なバスタオルは、シーツの上に敷いておくと、ベッドの上で食事をしてこぼしてもタオルがシーツをカバーしてくれます。
その都度、「シーツを替えてください」とお願いしに行くのも気がひけるので、あると便利でしょう。

インスタントコーヒー・紅茶・コーンスープ

私が持って行ってよかったものは、ホッと一息タイムのお供です。

子供が寝ているタイミングや、DVDに夢中になっている間に、デイルームで紙コップにお湯を入れインスタントティーを飲んだりコーンスープを飲んだりしていました。

もちろん自動販売機や売店に階に行くこともできますが、あまりお金をかけたくない場合にはオススメです。

親専用イヤホン(スマホ用)

また、子供がDVDに夢中になったり、寝たら暇になる親・・・。

私はiphoneのワイヤレスイヤホンを持参していたんですが、動画やドラマをスマホで見たりすることができ、かなり重宝しました。

子供優先かもしれませんが、親もストレスを溜めないために、ちょっと暇な時間に余計なこと(子供の入院中はマイナス思考になりがちですよね)を考えないためにも、あるといいでしょう。

親の薬やアイマスク

慣れない場所・慣れない枕で調子が悪くなるのは、子供だけではありません。

子供の調子が悪くなると、病院なので診察してもらえ、薬をもらうことも可能です。

でも、親が具合悪くなっても、どうしようもありません。

私は、慣れない布団・枕で、とにかく首・肩がこり、頭まで痛くなりました。

寝る前に体操したり、「頭痛 解消 ツボ」などと検索して試したりしましたが、財布に鎮痛剤が入っていたので、これがかなり役立ちました。

また、眠れないだろうな・・・という方は、ホットアイマスクなどもあるといいでしょう。

福岡こども病院の入院付き添い!部屋の様子は?

当日にならなければ部屋は決まりませんが、ほとんどが個室です(中には4人部屋もありますが)。

うちも個室でした。

入ってすぐ洗面台があり、その横にシャワールームとトイレ。

奥に行くとベッドがあり、端にベッドになるソファがあります。

シャワールームとトイレは繋がっていて、シャワーカーテンで区切られているだけです。

カラリ床で、シャワールームとトイレの間に小さな溝があるので、シャワーカーテンをしているとトイレまで濡れることはありません。

ただ、必要なものの中に「足拭きマット」があった意味。

足を拭ける場所がないので、トイレに足拭きマットを置いて、扉を開けて部屋に・・・という意味でしょう。

うちは小学生なので、体を拭いた後、最後に足を片足ずつ拭いてトイレの床をふませたので、足拭きマットは必要なく濡れることはありませんでした。

洗濯カゴもあり、洗濯する場合は、このカゴに入れて同じ階にあるコインランドリーに持っていくことが可能です。

シャワー利用中・授乳中などは、ドアにそのマグネットを貼り出しておくことで、掃除や看護師さんも遠慮がちに入室してくれます。

部屋ごとにエアコンがあり、自分で好きな温度に調節することが可能で、真夏に入院しましたが昼間は23.5度・就寝時は25.5度で丁度いいくらいで、結構低めの設定必須でした。

部屋には、テーブル・TV・DVDプレーヤー・鍵付き引き出し・収納(裏・上)・冷蔵庫・ゴミ箱があります。

テレビカードは、1階売店裏・各入院病棟エレベーター横などにありますが、払い戻しは売店裏のみです。

このテレビカードで、冷蔵庫の稼働も可能で、1日1回押すことで保冷になります。

付き添いの親が寝るベッドは?

部屋の端にあるソファが、ベッドになります。

寝具は持ち込むことも可能ですが、1日300円でレンタルすることも可能です。

正直なとこ、借りた方がいいと私は思います。

というのも、ソファなので、広げても真ん中が折れ目になります。

そこが寝てて気になります。

寝具をレンタルすると、一応バッドパッド・シーツもつくので、そこを多少カバーすることができるんです。

寝具レンタル(ベッドパッド・シーツ・枕・枕カバー・掛け布団・掛け布団カバー)で、1日300円で、入院して病棟に入ってから申込可能で、退院する際に何日間利用したという紙を入れて後日請求がきます。

ちなみに・・・寝心地は・・・、いいとは言えません。
ただ、一人で寝る分には困ることはありません。

過去の入院で、他の病院ではこの簡易ベットがなく、子供と一緒に子供のベッドで寝ていましたが、それに比べるとはるかに夜は眠れました。

福岡こども病院の入院付き添い!館内は?

うちは4階個室でした。

子供は病室に一度入ったら、基本的に手術等他の階に用事がない限り、退院まで勝手に出ることができません。

付き添いの親は、病棟入口に専用ICカードをかざして出入り可能ですが、1家族につき1枚なので、交代する場合などには入口まで迎えに行く必要があります。

親が食事をとるのは、部屋もしくはデイルーム・レストラン・休憩所になります。

ただ、なかなか子供を残してレストランや休憩所まで行く暇がないので、デイルームで電子レンジ・トースター・お湯などを使って用意し、部屋で食べる方が多いようです。

白い蛇口は熱湯が出て、そのままカップ麺などで使うことができます。

福岡こども病院の入院付き添い!レストランは?

1階にレストランがあり、我が家は入院当日、病棟に上がる前に利用しました。

食券を購入し、渡して配膳してもらうというシステムです。

かけうどん680円、日替わり定食780円。

他のメニューも、1000円前後のものが多かったです。

ボリューム的に、安いという感じはありません。

また、特別美味しいとも言えませんが・・・、贅沢は言えません。

レストランというより、食堂という雰囲気でした。

福岡こども病院の入院付き添い!売店は?

小さな売店ですが、結構なんでも揃っています。

午前中にはお弁当も豊富にあります。

ですが、夕食を購入しようと15時過ぎに行くと、ほとんど弁当・おにぎりは売り切れていました。

翌日の朝食や晩御飯は、早めに購入しておくのがオススメです。

うちは2泊3日の入院だったので、付き添いの親は、

  • 1日目:昼・・・レストラン
  • 1日目:夜・・・予め持参した弁当
  • 2日目:朝・・・前日に売店で購入したおにぎり
  • 2日目:昼・・・デイルームでカップ麺
  • 2日目:夜・・・交代の主人が持参した弁当
  • 3日目:朝・・・持参したもの

という感じでした。

弁当を予め注文して、届けてもらうことも可能なので、お子さんが小さくなかなか離れられない場合は、注文しておくのもいいでしょう。

福岡こども病院の入院付き添い!入院費用は?

今回、予め手術予定の入院だったので、小学生の我が子は2泊3日の入院。

2日目に手術をして、3日目に退院という感じだった我が家。

個室を希望したわけではないので、個室料金を別途請求・簡易ベッドをベット請求ということは、ありませんでした。

そのため、費用はtotal3460円で済みました。

過去に入院した他の病院に比べても、安い方だったと思います。

また、駐車場も1階受付前にある機械に通せば、安くなり

  • 4時間100円
  • 4時間以降1時間毎に100円
  • 24時間上限300円

という感じでした。

最後に

部屋は快適で、隣の部屋の音が気になるということもありませんでした。

初めて子供の入院で、個室になりましたが、個室・・・かなりいいです。

というのも、過去の入院では、他の子の泣き声で眠れない。

夜中ずっと泣き続けるので、具合が悪く入院しているのに、睡眠が取れないというのが問題でした。

しかし、こども病院では個室だったので、21時消灯で、子供も私も21時半にはぐっすりと眠ることができたと思います。

ただ、どうしても子供は慣れない場所にストレスを感じがち。

お気に入りのぬいぐるみがあると、いいかもしれません。

うちは小学生と、もう大きいですが、入院のお供にと友達にもらったぬいぐるみを持って行き、それが癒しになっていたようでした。

また、私は過去の子供の入院付き添いで疲れ、退院後に腎臓結石になったりといった自分の不調にも悩まされました。

入院が長くなればなるほど、親も疲れます。

親も癒すグッズ、「これがあるとホッとできる」ものなど、子供のものだけじゃなく、親のグッズも忘れず持参することオススメします。

少しでも参考になれば、幸いです。

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