子ども会の会長にあたっちゃったんだけど、仕事もしているし、やれる気がしない!
私も、はじめはそうだったもの。
でも、意外と大丈夫なものよ。
子ども会会長に当たると、仕事との両立できるのか?
人間関係大丈夫か?
自分にできるのか?
など、不安になられる方、多いと思います。
そこで今回は、子ども会歴10年、上の子から引き続き在籍中で、副会長・会長の経験がある私が、その実体験として子ども会会長の
- 仕事内容
- 大変だったこと
など、経験者としてアドバイスできることを含め、お話ししたいと思います。
子ども会会長の仕事内容とは?
- 規約セットの作成・配布
- 廃品回収手続き・書類作成
- 区会の手続き
- 市役所の手続き
- 子ども会行事の準備・開催
- 地域清掃への参加
- 次年度役員選出
- 引き継ぎ
などが、子ども会会長の主な仕事になります。
規約セットの作成・配布
前年度引き継ぎ書類(データ)に基づいて、その年の人数や役員名を変えるのみですが、
- 子ども会名簿
- 規約
- おきて
- 年間計画
- 係の仕事内容
- 前年度会計報告
などを作成し、必要枚数コピーして、子ども会メンバーに配布します。
廃品回収手続き・書類作成
多くの子ども会は、廃品回収の収益が活動費用となっています。
そのため、期日までに、必要書類を揃え、市役所の指定窓口に提出する必要があります。
うちの地域では、
- 廃品回収業者の情報
- 前年度の収益
- 回覧内容のコピー
を提出する必要がありましたが、ほぼ前年度の会長さんが書類を作成してくださっていたので、今年度会長の名前や連絡先を記入するのみで済みました。
年度末には、同じように、次年度会長さんのために、書類を作成しておく必要があります。
区会の手続き
地域の自治会との連携も必要です。
助成金の手続きもあるので、4月・5月中に手続きが必要で、
- 助成金申請書
- 新年度メンバー報告
- おきて
- 前年度会計報告
など、規約セットの内容と同一のものもあるので、新たに準備するものは、助成金申請書くらいです。
そちらを、区長に提出するという流れになります。
またその他にも、敬老会の時には、子ども会メンバーでメッセージカードを書いたり、そういう区会とのつながりもちょこちょこあります。
市役所の手続き
保険等の申込みは、会長の仕事ですが、お金の取り扱いは会計の仕事です。
規約セットを配布した後に、加入保険を自治会メンバーから回収し、その申し込みが必要になります。
申請は、ネットでも可能ですが、市にも書類提出が必要です。
また、市のネットワークとは、アプリ登録やLINE登録等もあり、分からないことは気軽に聞けるようになっているところも多いです。
子ども会行事の準備・開催
うちの地区では、行事の準備や開催は、それぞれ行事ごとの係がいるので、会長がやるのは当日の手伝いのみです。
基本的には、係が子ども会の高学年メンバーと考え、企画してくれるので、当日の司会進行も子ども達で全てやります。
ですが、そこの係分けがない場合、
- 歓迎会
- 夏祭り
- クリスマス会
- 春レク
など、行事ごとの企画から準備(買い出し)、当日の進行も必要になります。
係は係で、一つの行事だけと思えば、負担も大きく感じず、楽しんでやることができていますよ。
地域清掃への参加
春の清掃・秋の清掃と、うちの地域では年2回地区清掃があります。
その際、会長・副会長・会計で子ども会の子達と指定された地域を掃除します。
次年度役員選出
子ども会全員の役員歴を一覧にまとめ、経験のない方、卒業間近の方から優先に、役員に選出されます。
ただ、いくつか候補を出すまでが、会長の仕事です。
実際に選出は、立候補かジャンケンorあみだくじ等が、恨みっこなしでトラブルが少ないでしょう。
というのも、役員の仕事が大変か否かは、メンバーによるところが大きいからです。
引き継ぎ
ファイルをまとめ、USBデータをまとめ、必要書類を一式揃えた上で、次年度会長に引き継ぎます。
実際には、やりながら分からないことが出てくるので、しばらくは連絡を気軽に取れるようにしておくことがオススメです。
子ども会会長の仕事は大変?!
引き継ぎ書を見ると、大変じゃん・・・。
仕事内容多すぎ・・・。
私にできるのか?
そんな不安しかありませんでした。
ですが、
- 今はLINEがある
- 周りに聞ける人がいる
- 引き継ぎ書がしっかりある
ここが大きかったです。
LINEを利用していない時期は、いちいち回覧文書を作成し、回覧板を回し・・・ということが必要で大変でした。
ただ、LINEを利用するようになってからは、LINEで多数決やアンケートを手軽に取ることも可能で、私が答えられないことでも他のメンバーが答えてくれたりするので非常に楽チンに。
一番大変なのは、引き継いですぐの4月・5月。
ここの書類作成や配布、提出や申込みを終えたら、ずいぶん楽になります。
また、私は子供が6年生の時に、仲の良いママ友と一緒にやろうと立候補したのが正解でした。
どうせなら、楽しくやりたいですもんね。
基本的に、子供一人につき一回は役員が鉄則となっている地域が多いので、仲の良いメンバーとやれるうちに立候補することをオススメします。
そうでないと、コミュニケーションがなかなか取れないメンバーと一緒になった時は、この会長の仕事内容は倍大変になります。
- 前年度会長
- 副会長
- 会計
ここのコミュニケーションを、しっかり取れるようにしておきましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
うちの地域には、フルタイムで仕事をしている人も多く、休みは日曜だけという方もたくさんいらっしゃいます。
ですが、そんな方でもできる子ども会会長。
お互い助け合い。
役員になる前から、他の人のお手伝いをしていたら、必ず手伝ってくれる方はいます。
また、子ども会は基本的に、子どもと一緒に楽しめるので、親も楽しんでやるのが一番でしょう。
私は、幼稚園・小学校・中学校・自治会・・・色々な役員を経験した中で、一番子ども会の会長が楽に楽しみながらできましたよ。