どんな保険が対象になるのかって、そこも気になるわよね?
初めてのことで分からないわ。
今回は、小学校での怪我について
- 小学校での怪我に該当する範囲
- 対応する保険
- 流れ
を、我が子の実体験と共に解説したいと思います。
どんな場合小学校での怪我に該当する?
- 授業中・・・一般の授業
- 学校行事・・・運動会・文化祭・入学式・卒業式
- 休み時間・・・始業前・朝休み・中休み・昼休み・放課後
- 課外授業・・・遠足・部活・臨海学校
- 登下校・・・学校への行き帰り
などが、学校での怪我に該当します。
ここで注意が必要なのが、登下校!
正式なルートでの登下校中であれば対象ですが、いつもとは違う道を通っていた場合に起きた怪我であれば、対象外になります。
また、遠足や臨海学校等、学校外ではあるものの、学校課外の一環なので学校での怪我にあたります。
下の子は、階段で転んで手すりの角で頭を打って、点滴に検査をし、3針縫った経験が・・・。
- 本人の行動によって起こった怪我
- 第三者(友達や教師等)の行動・発言によって被った怪我や疾病
どちらも対象です。
小学校での怪我に対応する保険は?
何か入ってたっけ?
日本スポーツ振興センターの「災害共済給付制度」です。
令和3年度の災害共済給付件数は、1,665,427件といった具合で数多くの加入により、保険が適用されました。学校安全web
上記で説明した学校内における怪我・疾病の程度に応じた見舞金が、災害共済給付契約に基づいて支払われる仕組みになっています。
怪我に対して支払われる保険の流れは?
その場合も含め、流れを説明するわね。
- 怪我
- 病院を受診・学校から報告
- 学校に報告・病院を受診
- 保健の先生に災害共済給付の書類をもらう
- 災害共済給付に必要な書類を受診した病院・薬局に持って行き、記入してもらう
- 書類を学校に提出
- 指定口座に振り込まれる
といった流れになりますが、2.3については、それぞれによって順番が異なります。
登下校の怪我であれば、病院を受診する前、もしくは受診した後に学校へ報告が必要です。
その際は、いつ・どこで・何をしていて・どうなったという報告が必要で、事前に子供から聞き取りをした後に親が担任、もしくは校長・教頭・主幹教諭・保健教諭等に電話をする必要があります。
上の子の際は、卒業式3日前に骨折。
完治は、中学入学後だったので、必要書類は小学校と中学校両方からもらいました。
事前に小学校の保健の先生が中学の保健の先生にも連絡をしてくれていましたが、親が中学の保健室に出向いて書類を受け取り、子供が提出という形に。
また、これ以外にも、ご家庭で加入している保険も対応になることがほとんどです。
治療が済んだ後、契約保険会社に連絡して必要書類を送ってもらうか、HPで請求をします。
その際、診断書がいる場合と、領収書・明細だけでいい場合があるので、それぞれの保険会社に問い合わせすることをオススメします。(診断書は実費となることがほとんどです。)
最後に
まとめます。
- 学校での怪我や疾病は、学校内だけでなく、行事や課外授業・登下校も対象
- 災害共済給付制度により保険給付される
- 病院受診終了後に、必要書類を提出し、口座に支払われる
我が家は、学校での災害共済給付制度による保険給付、それに1,000円でそれぞれ県民共済とコープ共済に加入していたので、それら3社から保険給付されました。
捻挫の際は、ギブス(装具固定)費用も対象になりましたし、3針縫った際は手術費用としてプラス対象に。
学校での保険は、分からない場合、担任を通して問い合わせることをオススメします。