お店に行くと、かなりいろんな種類があるから悩むのよね。
もう、ただの好みで選んでいいのかしら?
選び方のポイントや注意点があるのよ。
元バッグのデザイン卸会社勤務、そして実際に息子の中学生用リュックを選ぶにあたりかなりのリサーチをした私が伝授するわ。
今回は、中学生の通学用リュックについて
- 選び方
- おすすめ
を失敗談とともに紹介します。
中学生の通学用リュック!男子の場合はこう選ぶ
大きさを考えろってこと?
一般的に、中学生の通学用リュックは、男子の場合、容量は30リットル程度が理想的なサイズです。
30リットルといえば、基本的にはA4に対応してあり、小学生の頃使っていたランドセルよりはゆうに大きいサイズになります。
ですが、選ぶ上でも以下のポイントに注意しましょう。
- 運動部に入るかどうか
- 雨の日
- 置き勉するか毎度持ち帰るか
- おしゃれさ
- 通学距離
- 学校での荷物置き場
- 体の大きさ
- 水筒をどう持つか
運動部に入るかどうか
運動部の場合、その部活専用のバックがあるかどうかによっても異なります。
その部専用のバックがある
ある場合は、通学用リュックは大きくしすぎない方がいいでしょう。
また、軽いものを選ばなければ、通学時に苦労することになります。
部のバックはない
ない場合、いつもの教科書類とは別に部活のユニフォームやシューズ等を持つことになり、容量が30リットルでは入りきらないことに。
そう考えると、40リットルほどある大き目のリュックがおすすめです。
うちの学校は野球部に専用バックがあって、大きめリュックを買っていたはいいけど、入部以降ほとんど使っていないという友達もいたわよ。
雨の日
ランドセルの際は、さっとタオルで拭けばよかったものの、リュックの生地を気にしなければ中まで雨が染み込みます。
そのため、撥水加工・合皮素材・ビニールコーティングなど、濡れても中の教科書に被害が及ばない素材を選ぶようにしましょう。
見た目を気にするようになった中学生男子、カバーなんてつける子はほとんどいないと思うわよ。
友達の中には、入学早々中身を濡らし、一年ヨレヨレの教科書を使った子もいたわ。
置き勉するか毎度持ち帰るか
これは学校の決まりにもよりますが、置き勉(学校に教科書等使わない本を置いて帰る)できなければ、荷物の重さはかなりのもの。
今までランドセルは底が抜ける、肩ベルトがちぎれるということはありませんでしたが、リュックの場合はそれがあります。
底の強度、肩ベルトの丈夫さが求められるんです。
本当は、登山用のような丈夫な肩ベルトが安心。
おしゃれさ
男子でも、中学生になると周りの目を気にし始めます。
そのため、おしゃれさにも気をつけた方がいいでしょう。
奇抜なタイプよりも、無難な黒・紺・グレー・白等を選ぶ傾向がある男子。
高級ブランドを選ぶよりは、スポーツメーカーくらいのものを選ぶのが無難です。
通学距離
家が遠い場合、背中にクッション(パッド)がなければ、長時間教科書が当たりあざができることも。
そのため、リュックの背面構造にまで気を配った方がいいでしょう。
学校での荷物置き場
教室や廊下に専用のロッカーがあれば問題ないのですが、リュックを机の横に置かなければいけない場合、取り出しやすさも重要です。
形的にカチッとしているスクエアタイプで、水平開閉可能なタイプが、取り出す作業もストレスになりません。
体の大きさ
そして用途を考えるあまり、欲張って大きく立派なリュックにしちゃいがちですが、体の大きさも考慮しなくてはいけないんです。
あまりに大きなリュックや、重いものになると、子供の成長の妨げにもなります。
脊柱管側湾症にも注意しつつ、欲張りすぎないようにしましょう。
水筒をどう持つか
意外と盲点となるのが、水筒。
小学生時代と同じように斜めがけするのもアリですが、見た目を気にしだす中学生。
斜めがけを嫌がります。
そのため、リュックのサイドに水筒が入るポケットがあると最高です。
夏場や運動部の子は、小さな水筒では足りず大きな水筒を持っていきますが、その場合手持ちタイプの大きな水筒を持って行く子も多くなります。
ちなみに、中学生の水筒選びについては、こちらをご覧下さい。
以上を考えた上で、最適なリュックを選びましょう。
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中学生の通学用リュック!男子のおすすめBEST5
中学生に人気な5点を紹介するわね。
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)
中学生に一番人気はこれ!
カチッとしたスクエアタイプ30リットルのリュックで、何といっても丈夫。
お値段はしますが、3年間使い続けられると考えれば、敗れたり壊れたりして何度か買い替えるよりもお得でしょう。
色柄も豊富で、クラスに必ずこのリュックを持っている子がいるってほど。
ただ、同じ形状のリュックの中では、丈夫な分少し重めにはなる点に注意が必要です。
ADIDAS(アディダス)
先ほどのノースフェイスよりも、若干お手頃になります。
ですが、形状は同じスクエアタイプ。
ポリエステル600dnオックスTPU加工と撥水加工で、雨の日も安心です。
ロゴが小さめなデザイン違いのタイプもありますが、人気は断然ロゴが目立つタイプ。
スポーティーにかっこよく決まります。
DESCENTE(デサント)
こちらは30リットルタイプもありますが、おすすめは40リットルです。
大きさの割には軽量タイプで、肩ベルトも太めなので背負いやすさ抜群。
色によって外側表面の素材が違うので、選ぶ際は注意しましょう。
PUMA(プーマ)
こちら、普通とはちょっと違う形状。
二層構造になっていて、底にシューズが入るという優れもの。
日々部活用シューズを持ち歩く子にとっては、バックを一つにまとめられおすすめです。
軽量で、背面にしっかりクッションも入っているので、自転車通学の子にもいいでしょう。
二層リュックはPUMA以外のメーカーからも発売されているので、ぜひチェックしてみてください。
FOOTMARK(フットマーク )
こちらは、通学カバンとして作られた専用リュック。
容量は28リットルとそう大きくはないものの、中で教科書が揺れ動くのを防止したり、肩や背中への衝撃対策も考えられています。
かっこよさよりも、機能性を追求したい子におすすめしたいリュックです。
最後に
以下の点に注意し、中学生の通学リュックを選んでください。
- 運動部に入るかどうか
- 雨の日
- 置き勉するか毎度持ち帰るか
- おしゃれさ
- 通学距離
- 学校での荷物置き場
- 体の大きさ
うちの子は小さいので、30リットルのノースフェイスにする予定でした。
ですが、実際持ってみると「重い」と言う上に、「手に荷物を持ちたくないから全部詰め込みたい」と言う。
結果、40リットルのデサントリュックにしましたが、満足げです。
注意点を考慮しつつ、子供の希望も聞いて決めると失敗がないでしょう。