元旦になると、家にはたくさんの年賀状が届くことでしょう。
ただ、そのほとんどはお父さんやお母さん宛。
子供の年賀状はごくわずか。
そこでまずは、「自分でも年賀状を出したい!」そう思う子も多いのではないでしょうか?
だけど、友達のお家は知っていても、住所まで知らない・・・そんな時、小学校の先生に出すのはどうでしょう?
実際、我が子も1年生になった時、「先生に年賀状を出したい」と言い出しました。
ただ・・・先生の住所も知らないし、親としても子供の書いた年賀状が失礼にならないようメッセージに何を書くかは気になるところ。
そこで今回は、小学校の先生に年賀状を出す場合について
- 住所はどうするのか?
- 宛名
- メッセージ
などについて、解説したいと思います。
子供が先生にしつこく「住所教えて」と言ってしまう前に、まずはこれを読んで、お子さんに伝えてくださいね。
小学校の先生へ年賀状を出したい!住所を聞いてもいい?
やはり、先生の住所=個人情報にあたります。
先生は生徒の住所を把握しているのに・・・と思われるかもしれませんが、これは必要情報として不可欠なもの。
ですが、先生の住所まで知らなくても、なんら困ることはありません。
ましてや、住所を知ったために、生徒が先生の家へ行った・・・なんて知られると、
- 何かあった時に困る(事件や事故)
- 一部の生徒だけ先生のお宅へ行って、他の子には不公平(ひいきしている)
などの問題も生じます。
なので、基本的には先生の住所を聞くと、先生も困ってしまうので、聞かないほうがいいでしょう。
小学校の先生に年賀状を出したい場合、小学校宛に年賀状を出せばいいのです。
冬休みの間も、先生はずっと休みなわけでなく、生徒が通学する前に出勤する日も必ずありますからね。
また、中には先生へ年賀状を出すことが宿題の1つになっている小学校もあります。
明らかに先生の身内が亡くなったのを知っている場合(忌引きがあったなど)、出さないほうがいいでしょうが、それ以外で不幸があったかどうか知るよしがないので、年賀状を出しても問題ないでしょう。
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小学校の先生への年賀状!宛名はどう書く?
これは、子供が先生にあてて書く場合の年賀状ならば「○○先生」がいいでしょう。
ただ、親が書く場合は(お世話になっておりますというお礼の挨拶も兼ねて)、「○○先生」でも悪いわけではありませんが、「○○様」が一般的です。
小学校の先生への年賀状!メッセージ例文を紹介
でも、何て書くのがいいのかしら?
うちの子、失礼なこと書いちゃいそうで心配だわ。
年賀状は、その年はじまりの挨拶でもあります。
いくつかメッセージの例文を、子供が出す場合・親が出す場合と分けて紹介しますね。
子供が出す場合のメッセージ例文
あけましておめでとうございます。
去年は、おせわになりました。
今年もよろしくお願いします。
平成○年 元旦
あけましておめでとうございます。
昨年はおせわになりました。
今年は、かけ算が早くできるようにがんばります。
平成○年 元旦
親が出す場合のメッセージ例文
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は大変お世話になりました。
先生のおかげで、算数の苦手意識もなくなり、宿題にも前向きに取り組めるようになったと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
最後に
ポイントをまとめます。
- 先生に自宅の住所を聞くのはオススメしない
- 学校宛てに出すのがベター
- 子供が出す場合、宛名は「○○先生」
- 親が出す場合、宛名は「○○様」
先生にもよりますが、出すと遅くなっても返事をくださる方が多いです。
先生から年賀状が来ると、子供も喜びますし、新学期がはじまった時に「年賀状ありがとうね」の一言がうれしかったりしますからね。