テレビやYoutubeで大人顔負けのギターテクを披露する子供って、すごくかっこいいですよね!
とくに、あなたがギター経験者の場合、「自分の子供にもギターを教えてみたい!」
・・・と思うのでは?
実は私もそんな親の一人でした。
でも、逆にギター経験のないあなたからしたら、子供にギターを教えるというハードルはかなり高いはず。
ギターってたしかに難しい!
しか〜し、諦めるのはまだ早い。
自宅でも、子供にギターを教えられる方法があるんです!
そこで今回は、子供にギターを教えたいと思っているあなたに向け
- 何歳から教えられる?
- 教える方法
- 日々の練習方法
こちらの3点について、我が家の体験を踏まえてお届けします!
子供にギターは何歳から教えられる?
3~4歳くらいからがオススメ!
- ギターをおもちゃではなく、演奏として使える楽器として理解できるようになる
- 重さのあるギターを扱えるようになる年齢
これが、3〜4歳からなんです。
しかし、大事なのは「何歳から」ではなく「子供がそのギターを扱えること」です。
我が家では息子が4歳から、年少クラスのお友達も一緒に教え始めました。
お友達はちゃんとギターを抱えられていたのに対し、息子はすぐに「重い…腕がだるい」とバテてしまい、練習が続かなかった苦い思い出があります…。
とくに小学校入学前の子供は、体格や体力の差も大きい頃。
まずはギターを抱えられていられないとモチベーションも低下しますし、演奏以前の問題になってしまいますね。
いつからなら大丈夫なの?
子供用ギターはたくさん種類がって、小さい子でも比較的持ちやすいものもあるのよ。
大まかに分けられる、アコギとエレキの違いは知ってる?
どっちだったら、小さい子でも扱えそうなの?
アコギかエレキ、オススメはどっち?
体格の小さな子が扱いやすいのは、断然アコギです。
でも、すべての子にアコギがオススメなわけではなく、エレキにも魅力的な要素がたくさんあり、私的にはエレキがメリットの面で多かったと感じています。
アコギ(アコースティックギター)
【メリット】
- エレキに比べて比較的軽めのものが多い
- アコギ1本あればすぐに演奏できて手軽(他の機材がいらない)
【デメリット】
- ボディが大きく分厚いものが多く持ち運びしにくい
- ネックが太いので手の小さな子供には扱いにくい
- 弦が太いため手指が痛くなりやすい
- 音が響きやすく、夜間や集合住宅での練習は厳しい
エレキ
【メリット】
- ボディがコンパクトで薄いものが多く持ち運びしやすい
- ネックが細いので手の小さな子供にも扱いやすい
- アコギより弦が細いため、おさえやすく指が痛くなりにくい
- 音が響きにくいため夜間や集合住宅での練習も大丈夫!
- エフェクターにより色々な音が楽しめる
【デメリット】
- アンプスピーカー内蔵(電池式)の場合は重い(重量2.5~3kg程)
- アンプ等の機材が必要
ただしメーカーにより重量やネックの長さ等違いますので、まずは子供と一緒にお店へ見に行ってみるのもいいでしょう。
お店に行かずネットで購入する場合は、HPで重量を知らべて、ギターの重さや長さを把握しておくといいですね。
こちらも参考にしてください。
関連記事)子供用ギターのおすすめは?選び方と我が家の体験を紹介
子供にギターを教える方法は?
やっぱり教室に通わせなきゃ、教えるのは厳しいかしら?
自宅でも簡単に始められる方法があるのよ。
自宅で、ギターを教える際のポイントは3つです。
- 思い切って、子供と一緒に親もギターを始める!
- 基本的な「ドレミファソラシド」を弾けるようにする
- 子供が興味を持った曲から始めてみる
思い切って子供と一緒に親もギターを始める!
子供が一人でやっているだけではすぐ飽きたり挫折してしまいます。
ここは思い切って、親であるあなたも一緒にギターを始めてみましょう!
一緒に楽しもうとするあなたの存在により、子供のモチベーションを保つことも出来ます。
難しいイメージのギターですが、身につくと一生の趣味になり、子供の友達から一目置かれることも。
Youtube動画には初心者向け、子供向け等たくさんの動画があります。
まずは、こんな動画を見ながらギターに触ってみることから始めてみませんか?
基本的な「ドレミファソラシド」を弾けるようにする
ギターのとっつきにくさはコードを覚える等の難しさにもあります。
コード表を見て挫折してしまわないように、とりあえずコードでの演奏は後回し。
まずは単音で「ドレミファソラシド」を出せるように練習しましょう。
「この弦のここをおさえると、ドの音が出るね」などの声掛けをしてあげると、子供もやる気が出て音感も備わりますのでオススメします。
子供が興味を持った曲から始めてみる
子供が好きな曲、耳に残るフレーズ(CMの曲、コンビニの入店音など)をまず親が弾いてみせます。
子供があっ!と興味を持ったところで「この曲は、こうやって弾いているよ」と演奏してみせます。
大体の曲やフレーズはYoutubeに演奏動画をアップしている人がいますので、頑張って練習して子供の興味を引いてみましょう。
さきほどの「ドレミファソラシド」とフレーズの組み合わせにより、より音感を鍛えることができます。
また、これは大人向けギター教室の例ではありますが、生徒さん自身が弾けるようになりたい曲を練習することでモチベーションを保っているようです。
基礎はもちろん大事ですが、練習曲ばかりではつまらないですよね。
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子供のギター!日々の練習方法は?
簡単にできるものからあるよ
我が家での練習方法は前項と内容が少し被ってしまいますが、
以下のようなことをしていました。
- 子供が興味がある曲を親が弾き、子供に教える
- 運指しやすくするため、お風呂で手や指を大きく広げさせる
- リズム感を養うため、曲に合わせてギターでピッキングだけさせてみる
その他にも、
- ギターのCDをたくさん聞かせてみる
- 動画をたくさん見せる
- とにかく弾かせてみる
などの方法があります。
ちなみに、Youtubeではこんな動画がありました。
まずは、正しい持ち方を覚え、日々それの繰り返し。
そして、コツコツと動画を見ながら練習するのもいいでしょう。
他にも「子供 ギター 練習方法」で検索するとギター教室の動画等も出てくるので、参考にしてお家の練習に取り入れてみてくださいね。
まとめ
ポイントをまとめます。
- 子供にギターは「3~4歳位から」重要なのは「ギターを扱えること」
- 軽いのはアコギ・扱いやすいのはエレキ
- 自宅でギターを教えるならまずは親も一緒に始めてみる!
- 子供の興味がある曲を弾いてみる!
以上、子供のギターについてお届け致しました。
ちなみに私が子供に買い与えたギター(アコギ)では結局練習をしなくなってしまいました。
後日、一緒にお店に行き「これがいい!」と選んだエレキギターで練習を再開したところ、
アコギより扱いやすかったようで「ギターやる!」と毎日言うようになったのです!
ということで、まずは子供と一緒にギターを選んでみるといいかもしれません。
子供が自分で選んだお気に入りのギターなら、きっとやる気にもつながりますよ!