皆さんは、賞状ってもらったことありますか?

大きな声でいうことではありませんが、私はもらったことがありません!

残念ながら、スポーツでも芸術でも賞状をもらえるような才能は持ち合わせていないようです…。

 

それなのに、賞状を作る立場になってしまったから、さあ大変。

「子供会のボーリング大会で贈る賞状を作って!」

と頼まれてしまったのです。

そもそも、賞状ってなにが書いてあるの?

ルールみたいなものはあるの??

と頭の中は?だらけ。

 

さっそく調べてみると、賞状にはさまざまなルールがありました。

私と同じように賞状作りに悩まされているママさんのために、賞状について

  • ルール
  • 注意点
  • どんなことを書けばいいの?

という点を解説していきます!


賞状の書き方にルールはある?マナーや注意点を解説

そういえば、賞状になにが書いてあるのかじっくり読んだことがありません。

一体なにを書けばいいんですか?

賞状の書き方にはルールがあるので、それさえ知っていれば悩む必要はありませんよ。

賞状は、以下のようなパーツから成り立っています。

これから、各パーツごとにルールや注意点を説明していきますね。

  • 表題
  • 受賞者名
  • 主文
  • 贈呈日
  • 贈呈者

賞状 書き方 ルール パーツ

 

上記のパーツを、縦書きの場合は右端から、横書きの場合は上から順に書いていきます。

 

表題

一番大きな字で「賞状」「表彰状」などの表題を書きます。

賞状

スポーツ大会などで優秀な成績をおさめた場合に贈ります。表題の次の行に「優勝」「第○位」といった成績を記載。

また、表彰状や感謝状の総称として使うこともあります。

表彰状

社会的に立派な功績を残したり、規範となるような行いがあった場合に贈ります。

賞状類の中では、もっとも権威のあるものです。

受賞者名

表題の次に、主文や贈呈者名よりも大きな字で書きます。

賞状の場合は「殿」「君」「さん」といった敬称をつけますが、卒業証書や修了証書の場合は敬称をつけません。

主文

なにに対する賞状なのかを、主文に記載します。

文の頭は一文字空けず、句読点も使いません。

改行は、締めの文に移るときの1回のみがよいでしょう。

1つの語句が2行に分かれないよう、調整します。

表題が「賞状」の場合は文末を「賞します・賞する」とし、「表彰状」の場合は「表彰します・表彰する」と結びます。

贈呈日

賞状の中で、もっとも小さい字で書きます。

縦書きの場合は漢数字を使い、平成二十九年」と元号を使って書くこと。

横書きの場合はアラビア数字を使って「平成29年」のように書きましょう。

日付は賞状贈呈の日を記載しますが、大会の日と授与する日が異なる場合は、結果が出た日を記載します。

「吉日」を使い、日付をはっきり書かないこともありますね。

贈呈者名

本文よりやや大きめ、受賞者名より小さな字で書きます。

贈呈者名の最後の一文字に掛かるように代表社印・組織印といった角印や丸印を押すと、賞状全体が締まった印象になりますね。

 

表題から贈呈者名までは、90~120字程度におさめると、見栄えがいいですよ。

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賞状の例文をパターン別に紹介

賞状の書き方はわかりました!

具体的にどんな賞状があるのか、見本はありませんか?

では、これからさまざまなシチュエーション別に、賞状の例文を紹介しますね。

長くなるので、贈呈日や贈呈者名は省略しておきます!

  • スポーツ大会で優勝
  • 団体に送る表彰状
  • 頑張ったで賞
  • 子供が喜ぶ!ユーモア賞状

スポーツ大会で優勝

子供会レクレーションのボーリング大会で優勝した子供へ賞状を送る場合

賞状 書き方 ルール スポーツ 優勝

賞状

優勝

○○○○君

あなたはボーリング大会において頭書のような成績をおさめられました

よってその栄誉をたたえこれを賞します

団体に送る表彰状

奉仕活動を頑張った子供会に表彰状を贈呈する場合

賞状 書き方 ルール 団体

表彰状

○○子供会殿

皆さんは奉仕活動を通して地域に大いに貢献されました

よってその功績を称え表彰します

 

頑張ったで賞

マラソン大会を頑張った子供へ

頑張ったで賞

○○○○さん

あなたはマラソン大会において最後まで走りぬくことができました

よってその頑張りをたたえここに賞します

 

優勝じゃなくても、賞状をもらうと嬉しいものです!

子供が喜ぶ!ユーモア賞状

賞状をもらうために、苦手に挑戦できる子供もいます!

形式にこだわらなくても、子供が喜ぶ賞状を作ってみるのもオススメですよ♪

賞状 書き方 ルール ユーモア

ピーマンを食べられたで賞

○○○○ちゃん

あなたは苦手なピーマンを食べることができました

よってその頑張りをたたえ賞状をおくります

これからも好き嫌いなくなんでも食べて

元気な○○ちゃんでいてください

 

 

他にも「自転車に乗れたで賞」や「歯が抜けたで賞」など、子供の成長にあわせて賞状を作ると記念になりますね。

 

賞状と一緒に手作りメダルを贈ってはいかがですか?

関連記事)折り紙でのメダルの作り方!1枚で簡単にできます!

 

まとめ

賞状の書き方について、いかがでしたか?

わかりやすくまとめますね。

  • 賞状は次のようなパーツからできている
  • 表題…一番大きな字
  • 受賞者名…次に大きな字・「殿」など敬称をつける
  • 主文…文頭の一時空けや句読点は不要・締めの文に移る際に1回改行するのが望ましい
  • 贈呈日…一番小さな字・西暦は使わず「平成二十九年」といった書き方
  • 贈呈者名…主文よりやや大きく受賞者名より小さな字
  • 全体で90~120字程度が見栄えがよい

 

子供に贈るなら、形式にこだわらず楽しい文面にするのもアリですよ。

誰でも賞状をもらうのは嬉しいものです。

ぜひ、思い出に残るステキな賞状を作ってくださいね!

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