ママの背後からそっと顔を覗かせる姿。恥ずかしがり屋の子供によく見られる光景ですね。
初対面の人に限らず、知っている人でも警戒心や恐怖心の様なものを抱き、「ママ助けて!」の気持ちが、この行動に現れているのかもしれませんね。
しかし、子供が幼稚園や学校に行き始め、人との関わりを持つ環境ではその事が心配になるママも多いと思います。
でも大丈夫ですよ!
今回は、自分の子供の経験を通して、恥ずかしがり屋でも大丈夫なお話をしていきますね。
恥かしがり屋なのが心配!大丈夫かしら?
そもそも、恥ずかしいという感情はどうして起こるのでしょうか?
自分の子供、周りの子供で恥ずかしがり屋な子は概して慎重な子が多いような気がします。
それからも理解できる事ですが、恥ずかしいという感情は、新しい環境、場所、出来事、に慣れるまでの一種の自己防衛なのかもしれません。
何となく危険を感じるから慎重な行動に出てしまう。
逆にこの恥ずかしいという感情がないと、軽はずみな行動をとりがちだったり、危険を感じたりする事があまり無く、衝動的な行動をとり易くなるのかもしれません。
そうか考えると、恥ずかしがるという感情もポジティブに受け取れる気がします。
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恥ずかしがり屋でも外に飛び出す力をつける方法はあるの?
恥ずかしがる事は悪くないと分かっていても、実際の人間関係を築いていく上で、やはりその事が妨げになってしまう事もあると思います。
- お子さんの得意な事で自信を強める。
何でもいいのです。お絵描き、縄跳び、かけっこ、スイミングなど。子供の自信は、色々な場面で強い力を生み出します。
新しい環境と何ら関係がない様でも、自信を持つ事で目には見えない勇気の様なものが沸いて来るようです。 - ドキドキする感情を和らげる。
例えば、お遊戯や人前で何かを発表しないといけない時、恥ずかしがり屋な子は、人一倍緊張もしやすいものです。
そうなる事は前提で、お家での練習を慣れるまで何度も繰り返すのも大切です。練習を繰り返す事で自信もつきますし、その事で緊張しやすい場面でもドキドキする事が減るようです。
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最後に
人の持って生まれた性質は中々変わる事はないのではないでしょうか。
恥ずかしがり屋でも全然大丈夫です。むしろ、その事自体を恥ずかしがるのが問題なのかもしれません。
子供も年齢と共に、自分の事が段々と理解できてきます。
その時、「自分は恥ずかしがり屋だけれど、出来る事も沢山ある。」と思えると素晴らしいと思います。
子供一人一人の性質を尊重して、無理に違う人間にしようと思われないで下さいね。
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あやより