家族の為に食事作りに力を入れられるママも多いと思います。

特に子供に関しては、気の配りようも一段と増しますね。

しかし、食の方には感心があっても、食卓での団欒の重要さに気付かれない事もあるのではないでしょうか。

今回は、子供にとってどれだけ大切か分からない、家族との結びつきを、食卓を通して考えてみたいと思います。


食事の時間は栄養を摂るだけが目的ではない

朝、昼、晩、と食事をとる時間があるのですが、ご家族が皆で食事を取れるのはどの位の頻度でしょうか。

各ご家庭の事情もあり、中々思うように家族での食事の時間が確保できない事も多いと思います。

ただ、食べてくれればいい。これでは、折角の子供とのコミュニケーションの時間を逃してしまいます。

食=栄養補給、それ以外に重視すべき点は多くありそうです。

食卓を家族と囲む大切さ

子供にとって、食事の時間は楽しい事であってほしいですね。
楽しくなるには、美味しい食事はもちろんですが、一緒に食事を取れる人がいるのも大変重要です。

子供は毎日同じ人と食事ができる事で、大変心が落ち着き、リラックスした状態になれます。

実際に私の子供も、食事時は饒舌になる事も多いです。
会話が弾み、場が和む。食事時には一番欲しい環境ですね。

食卓という狭い空間に人が集まると、お互いの顔もよく見えます。
そうする事で、相手の気持ちや、話すタイミングを自然と学び取っていきます。

時には、パパのお仕事の話し、話題に上っている社会情勢、お子さんの年齢によりますが、出来るだけ沢山の興味を引き出すようにしたいものです。

この時間が楽しいと、子供はその場を離れないものです。
もっと家族と一緒にいたい、お話がしたい。
大変充実した時間を持てることにも繋がります。

ママとして心がけたいのは、食事中に決して、子供の気持ちが沈むような事は取り上げないで下さい。
怒りながら、泣きながらの食事は、それだけでも悲しいですし、消化にも影響する事ですから。

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最後に

今は共働きのご夫婦も多く、又子供自身が習い事などで忙しくする事もあり、家族で食卓を囲む事が難しくなって来ているようです。

そうする事で、必然的に家族が孤立化してします事も多々あります。

子供はどうでしょう。習慣化された環境で、孤独な世界へ、自然と陥っているかもしれません。

何か問題があっても打ち明ける場も無い、その方法も分からなくなってしまうかもしれませんね。

その様な危険性も考慮して、意識的にでも家族での時間を食卓に取り組んで欲しいです。

座って向き合う事で、子供のことを真っ直ぐ見て、今の状況を読み取れる。
美味しい食事を共有する事で、会話を促し子供との会話から、今日のわが子を知る事が可能です。

食からの栄養と共に、子供の心にもたっぷりと栄養を。
食卓の大切さを考え直してみましょう。

あやより

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