子供がまだ小さいうちは何かとわからないことが多くて何を食べさせればいいのか、また何を食べさせてはいけないのか、迷ってしまいますよね。私もこどもが小さい時はこの食べ物はいつからなら食べさせてもいいのか、とかいろいろ調べました。
特に牛乳って悩みますよね。もし飲ませてアレルギーが出たらどうしようとか、お腹を壊したらどうしようとか。実際私自身が牛乳でお腹壊すタイプなので迷った経験があります。
そこで今回は赤ちゃんはいつから牛乳が飲めるのか?というお話しです。今回のお話しをもっと内容を具体的にお話ししますと、
- 赤ちゃんはなぜ牛乳を飲まないほうがいいのか?
- 段階を踏んで飲ませることが良い
- 牛乳の選び方
という内容でお話しします。
- 牛乳を飲み物として与えるのは1歳を過ぎてからが望ましい(鉄欠乏性貧血の予防のため)
- 乳製品は離乳中期(生後7〜8か月頃)から、1回あたりの目安量が示されている
- ヨーグルトや塩分・脂肪の少ないチーズも離乳食に使ってよい
(出典: 厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド』2019年改定版。現在はこども家庭庁のサイトに掲載)
牛乳はいろんな食べ方があり、そのまま飲むだけではなく、発酵させたり料理に使ったりといろいろあります。今回そんな話題も混ぜながらのお話しです。
それでは始めます!
赤ちゃんって牛乳はいつから飲めるの?
厚生労働省の『授乳・離乳の支援ガイド』(2019年改定版)では、牛乳を飲用として与える場合は、鉄欠乏性貧血の予防の観点から1歳を過ぎてからが望ましいとされています。ですので、飲み物としては1歳を過ぎてから少しずつ試してみましょう。

そのまま飲む場合
1歳前の赤ちゃんに、母乳や育児用ミルクの代わりとして牛乳を飲ませるのはやめましょう。1歳を過ぎて飲ませ始めるときも、新しい食品と同じように少量から始め、体調や便の様子を見ながら進めましょう。
調理する場合
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赤ちゃんが牛乳を飲まない方がいい理由
たんぱく質が負担になる
赤ちゃんの消化の力はまだ発達の途中です。1歳前の主な栄養は母乳や育児用ミルクなので、牛乳を飲み物としてたくさん与える必要はありません。
貧血を起こしやすい
厚生労働省のガイドでは、牛乳の飲用を1歳過ぎからとしている理由を「鉄欠乏性貧血の予防の観点から」と説明しています。
アレルギーを起こしやすい
同じガイドでは、乳児から幼児早期の食物アレルギーの主な原因食物は「鶏卵、牛乳、小麦の割合が高い」とされています。ただし、心配して開始を遅らせても予防効果があるという科学的根拠はないとも書かれています。食べたあとに発疹や嘔吐などが出たら自己判断せず、小児科で相談しましょう。

牛乳の飲ませ方は段階を踏んで・・・
まずはチーズなどの発酵食品から
チーズを始める時は比較的くせのない粉チーズやカッテージチーズから始めましょう。ガイドでも「塩分や脂肪の少ないチーズも用いてよい」とされています。粉チーズは塩分が多めなので、使うときはごく少量にしましょう。
またとろけるチーズは冷めると固くなり、食べにくくなるのでもう少し噛めるようになってからにしましょう。
牛乳を調理に使う
乳製品の目安量が示されている離乳食中期ごろから、加熱調理に少しずつ使ってみましょう。最初は牛乳のパン粥などから始め、手づかみが出来るようになったらパンケーキなどもいいでしょう。ホワイトソースを作っておいて離乳食の味付けにするのもいいですね。
そのまま飲む
牛乳を飲む時期はあくまでも目安ですので赤ちゃんの様子をみながら飲ませましょう。
量はどれぐらい?
ガイドの「離乳の進め方の目安」では、たんぱく質のおかず(魚・肉・豆腐・卵・乳製品のどれか)の1回あたりの目安として、乳製品は次の量が示されています。
- 離乳中期(7~8か月頃):50~70g
- 離乳後期(9~11か月頃):80g
- 離乳完了期(12~18か月頃):100g
これは「魚 又は 肉 又は 豆腐 又は 卵 又は 乳製品」のうち1品を使うときの量で、あくまで目安です。子どもの食欲や成長に合わせて調整しましょう。
1歳を過ぎて飲ませ始めるときも、最初は少量にして、体調や便の様子を見ながら進めましょう。飲む量が多くて食事が進まないときや、量の目安が気になるときは、健診や小児科・保健センターで相談すると安心です。

赤ちゃんにおすすめの牛乳の選び方とは?
- 成分無調整のもの
- ノンホモ牛乳
- 低温殺菌されたもの
成分無調整のもの
パックの「種類別」の表示を見ると、どんな牛乳かがわかります。牛乳の種類には以下のものがあります。
- 牛乳
- 特別牛乳
- 低脂肪牛乳
- 無脂肪牛乳
- 成分調整牛乳
- 加工乳
- 乳飲料
種類別が「牛乳」と書かれているものが成分無調整のものです。迷ったら、種類別「牛乳」を選べばよいでしょう。
ノンホモ牛乳
ノンホモ牛乳とは均質化していない牛乳のことです。日本で売られているほとんどの牛乳はホモジナイズといって、牛乳の脂肪の成分を均一にしたもののことです。
均質化していないノンホモ牛乳は上にクリームが浮いてきます。このクリームの成分を均一にする処理をホモジナイズといいます。
「ホモ牛乳は体に悪い」「アレルギーを起こしやすい」という話を見かけることがありますが、公的な資料ではそうした根拠は確認できませんでした。厚生労働省の『授乳・離乳の支援ガイド』でも、ノンホモかどうかで選ぶようには書かれていません。味や風味の好みで選んでよいでしょう。
なお、我が家の長女は学校給食の牛乳を飲んだあとに顔に湿疹が出たことがあり、医師に相談して対応しました。牛乳を飲んで湿疹などが出たときは、牛乳の種類で判断せず、小児科で相談しましょう。
低温殺菌されたもの
これもノンホモ牛乳と同様、市販の牛乳では少ないんです。ほとんどのものが120度から150度で1秒から3秒ほどの殺菌がされています。低温殺菌(63℃で30分など)の牛乳は、風味がよいと好む人もいます。ただし「高温殺菌の牛乳はアレルギーの原因になる」という点は、公的な資料では確認できませんでした。殺菌方法は好みで選んでかまいません。
また豆乳は大豆からできています。ガイドでは豆腐を離乳初期の慣れてきた頃から試す食品として挙げていますが、豆乳を飲み物として与える時期は書かれていません。使うなら料理に少量使う程度にして、迷ったら小児科や保健センターに相談しましょう。
よくある疑問(Q&A)
Q. 1歳前でもヨーグルトやチーズは食べさせていい?
A. 厚生労働省のガイドでは、離乳の進行に応じて「ヨーグルト、塩分や脂肪の少ないチーズも用いてよい」とされています。初めての食品は1さじずつ、様子を見ながら増やしましょう。
Q. 牛乳アレルギーが心配で、乳製品を始めるのを遅らせたほうがいい?
A. ガイドでは、心配して特定の食物の開始を遅らせても予防効果があるという科学的根拠はない、とされています。すでに湿疹がある、症状が出たことがあるなど気になる場合は、自己判断せず医師に相談しましょう。
Q. フォローアップミルクは牛乳の代わりに必要?
A. ガイドでは、離乳が順調に進んでいる場合は摂取する必要はないとされています。鉄不足や体重の増えが心配なときは、医師に相談のうえで検討します。
離乳食の記事はこちら→離乳食の食べ過ぎは太る?欲しがるだけあげていいの?
まとめ
- 赤ちゃんに牛乳を飲ませる時は1歳以降からにする
- 離乳食の材料としては中期から(乳製品の1回量の目安は中期50〜70g・後期80g・完了期100g)
- 牛乳の飲ませ方は段階を踏んで
- 選ぶなら種類別「牛乳」でOK。ノンホモ・低温殺菌は好みで
- 気になる症状が出たら小児科に相談
いかがでしたか?今回は牛乳についてのお話しでした。赤ちゃんを育てていると心配が尽きませんが、目安を知っておけば気楽に進められます。気になる症状があるときは、小児科や保健センターに相談してくださいね。
赤ちゃんの時期は短いです。ですから今だけだと思って楽しんでくださいね。