鉄分やカルシウムなどミネラルの豊富なひじき。
できれば離乳食の時期から食べさせてあげたいですね。
しかし、いつぐらいから食べさせてもいいのでしょうか?また、その際の量も気になるものです。
そこで今回は、離乳食にひじきを食べさせてもいい時期や簡単なメニューなども合わせてご紹介します。
離乳食、ひじきっていつから食べさせていいの?
ひじきは鉄分が豊富なうえ、カルシウムや食物繊維などもたっぷり入っていて、子どもの成長にとってとても優秀な食材です。
- 離乳食初期(5~7ヶ月):×
- 離乳食中期(8~9ヶ月):△
- 離乳食後期(10~11ヶ月):〇
- 離乳食完了期(1歳~):〇
ミネラル豊富なひじきは、大人にとってもとてもいい食材ですが、低年齢の赤ちゃんには、ミネラルの豊富な食材は少し避けたほうがいいかもしれません。
内臓に負担をかけてしまいます。
できれば9ヶ月後半くらいから少しずつ食べさせていくのがいいでしょう。
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離乳食のひじき、量はどれくらいあげればいい?
生後9ヶ月ころになると、赤ちゃんは鉄分不足になってきます。
離乳食やミルク、母乳だけでは追いつかず、体内の鉄が減ってきてしまうのです。
貧血にならないためにも、離乳食にひじきを加えて補ってあげるのがいいでしょう。
月齢9~11ヶ月の赤ちゃんの一日に必要な鉄の量は、4.5~6㎎ほどです。
一食の目安としては、ひじきを戻した状態で、5~10gほど食べさせてあげるとよいでしょう。
たくさんあげればいいということでもなく、内臓の負担を考え、細かく刻んだものを少しずつ食べさせてあげましょう。
離乳食、ひじきの下ごしらえの方法は?
【選び方】
ひじきには乾燥ひじきや生ひじき、ドライパックのものが売られていますが、どれを使っても大丈夫です。
長ひじきより、芽の部分を集めた芽ひじきの方が柔らかいので、離乳食には向いています。
【下ごしらえ方法】
ここでは、一番流通している乾燥ひじきをご紹介します。
- 30分ほど水に浸け、しっかりもどす
- 水気を切って、みじん切り
(ひじきを始め、海藻類は消化が悪いため、できるだけ細かくしてあげてください) - 出汁またはお湯で柔らかくなるまでしっかり煮る
水にもどした状態や柔らかく煮た状態で、冷凍保存も可能です。
その場合は製氷器に入れて、一週間ほどで使い切ってしまいましょう。
ひじきを使った簡単離乳食メニュー
豆腐ハンバーグ(後期向け)
材料
- ひじき 小さじ2
- 鶏ひき肉 150g
- 豆腐 半丁
- 人参 適量
- 玉ねぎ 中サイズ半分
- 醤油 小さじ1/2
- 出汁 適量
作り方
- 人参と玉ねぎを細かく刻み、茹でるか炒めて火を通す
- すべての具材と下ごしらえしたひじきを混ぜ合わせる
- 必要な分だけ焼いて、後は冷凍保存
ひじきの煮物(完了期向け)
材料
- ひじき 適量
- 人参 適量
- 薄揚げ 適量
- 大豆 適量
- 出汁 適量
作り方
- 人参、大豆はみじん切りにして、出汁でよく煮る
- 1が柔らかくなったら、薄揚げとひじきを細かく切って煮る
- しばらく煮込めば完成!(お醤油で味を調えてもいいです)
最後に
我が家の娘(3歳)もひじきは小さいころから食べさせていたので、大好きです。
煮物だけでなく、炒飯やひじきご飯、ハンバーグなど、意外と何でも合わせやすいので、乾燥ひじきは常備しています。
海草の臭いが気にならなければ、普通にぱくぱく食べてくれますので、ぜひ赤ちゃんのころからひじきの味を覚えさせてあげてください。
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