毎日のお食事作り、何だかマンネリ化していませんか?
母親として、子供の好きそうな食材にばかりに目が行くのは自然な事ですよね。
どうせ子供に食べさせるなら、少しでもヘルシーで、その上栄養成分的にも魅力ある材料を取り入れたいですね。
今回は、子供には地味な印象の高野豆腐を是非お子さんの食事に取り入れてもらえたら、と考えてお話ししていきます。
栄養の宝庫、高野豆腐
高野豆腐=何となくヘルシーなイメージをもたれる方も多いと思います。
実は、想像以上に凄い栄養成分なのです。
まずは、たんぱく質の量です。
100gあたりで考えますと、卵が約12g、マグロの赤身が約28g。
それに対して、高野豆腐は、何と約50gにもなる様です。
それだけでも何だか尊敬してしまいますよね。(笑)
しかし、まだ続くのです。
- 脂質の代謝促進の働きがある 大豆サポニン
- 老化予防 ビタミンE
- 骨粗しょう症を防ぐ イソフラボン
- その他にも カルシウム、マグネシウム、ビタミンK、鉄、亜鉛、食物繊維
が豊富です。
こんな栄養成分の宝庫を見逃す手はありません。
ここで、私流にアレンジした、高野豆腐のお手軽レシピをご紹介します。
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子供も大好き高野豆腐レシピ
高野豆腐丼
子供の学校がお休みの日によくお昼ごはんとして作る高野豆腐の乾物丼です。
{材料 一人分}
- 高野豆腐 1個-小さめにカット
- ヒジキ、干ししいたけ、干しゴボウなどの乾物 お好みで、約30g程
- 人参、等の色のきれいなお野菜(薄切り) 適宜
- 溶き卵 1個分
{合わせだし}
- だし 100cc
- 砂糖 小さじ1程
- 醤油 大さじ1程
- みりん 大さじ1程
*あくまで目安ですのでお好きな様に。
{作り方}
- 高野豆腐はお湯をかけて柔らかく戻す。(小さくカット)
- 乾物はお水で戻しておく。
- 人参は薄切りにしておく。
- 浅めのお鍋に{合わせだし}を入れ一煮立ちさせる。
- 高野豆腐と、乾物、野菜を加えて5-6分煮込む。
- 溶き卵を加えて、お好みの硬さになったら出来上がり。
ご飯は炊き立てでなくても、これが上に載ることで気にならないです。
高野豆腐カレー
次はレシピではありませんが、カレーのお肉の代わりに高野豆腐を使います。
- 高野豆腐はお湯で戻してから、サイコロ、又は薄切りにします。
- お野菜に一通り火が通ったら、カレーのルーを入れる前に高野豆腐を加えます。
その後はとろ火でよく煮込みます。
子供はカレーにすると、嫌いなお野菜も平気で食べられます。
もし、高野豆腐が苦手なお子さんでも、知らないうちに口に入れてくれればお肉以上の価値がありそうです。
最後に
日本は世界的にみても素晴らしい食材の宝庫ではないでしょうか。
ましてや、乾物は本当に優れた栄養成分を含んでいます。
一見地味で、敬遠されがちですが、これからのお子さんの成長には欠かせない存在だと思っています。
伝統的な母の味はもちろん、ご自分のお子さんが次世代につなぐ為にもママなりのアレンジも加えて、是非毎日の食材に取り入れて下さいね。
あやより